いよいよ明日10月1日(木)にチケット発売が迫りました。
デーリー東北創刊70周年記念 ガラコンサート
「名曲オペラの夕べ」(11/22 八戸市公会堂)
曲目ザクッと紹介されていますが、下記のとおり。
第1部
ワーグナー
「ローエングリーン」より
ウェーバー
「魔弾の射手」より
モーツァルト
「魔笛」より
ビゼー
「カルメン」より
第2部
プッチーニ
「トゥーランドット」より
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まぁ、演目の一部だけ紹介されていますが、たまらないラインナップっすよねぇ。
しかも、タクト振るのは松井慶太さん。結構八戸でもやってます。
さらに、テノールにはジョン・健・ヌッツオさんってんですから、これは見逃したらもったいない!!
しっ、しかも(なんだかTvショッピングみたいになってきました)
料金はS席でも4000円!! A席でも3000円!! 高校生以下は更に半額との考えられない激安(いや~、デーリーさん頑張りました)ですので、これは観賞しなきゃ損でしょう(決して小生はデーリーさんの回し者ではありません)。
そして、そして新郷村民として特に注目してもらいたいソリストがこの方。
新郷村「Yショップばいてん」の御曹司。
バリトン、福山出(いずる)君。
彼は中央でもフルオペラで主要キャスト(魔笛のパパゲーノとかね)を立派につとめた実績あるバリトンで若手実力派っす。(ちなみに小生はいつの日にか彼が凱旋し、プッチーニの「トスカ」のスカルピア男爵を演じてくれる日を夢見てる者です。)
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・・・・と、いうわけでお問い合わせ先は下記のとおり。
デーリー東北新聞社「名曲オペラの夕べ」係
TEL:0178-44-5111
公式ホームページ↓↓↓
http://feature.daily-tohoku.co.jp/web2/jigyo/opera/opera.htm
なんだかしつこいようですが、再びこの間11月15日鑑賞した「彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」について。この辺はご本人もブログにアップしてますので是非チェック。
自分もそんな通って訳ではないので不確かなんですが、これもっと長い話で、通しだと九話だか十話あり、普通は最終話の「毛谷村」の部分だけ上演される(最面白い)のが多いんですね。今回はその前段の「杉坂墓所」付。
まぁ、「毛谷村」は簡単にいうと主役はじめそれに絡む主要な登場人物たちの、憎っくき敵をいざ討たんっ!!というカタルシスに突入する最も爽快というか、それこそ「待ってましたっ!!」と声をかけたくなるお話し。
それにしても、主役の六助役の六代目、片岡愛之助さんも見事だったけど、その許嫁のお園を演じた女形の中村壱太郎さんのこの名人芸!! ちなみに“いちたろう”じゃないですよ“かずたろう”です。
女だてらに怪力&武芸を誇るお園が、六助が許嫁だと判明した後の、急に色っぽくなる変わりようの可笑しさったらありません。会場も大いに沸きました。その後の立ち回りも見事だったしね。
大向うから盛んに「よっ、成駒屋っ!!」と声がかかっていました。
もちろん主役の愛之助さん、かっこいい、いや、かっこよすぎる大見得に会場は大興奮のるつぼ!!
「待ってましたっ!! 松嶋屋っ!!」の掛け声!!
ちなみに、この“大向こう”とは最上階の一番後ろの席で、言わば“通”の指定席。ここに陣取った方達が掛け声をかけるわけですな。
1階席の人たちが、いくら興奮してもこの掛け声をしてはいけません。こりゃルールです。
ちなみついでに、この「なんとか屋っ」という掛け声も法則が決まっていて、「よっ愛之助っ」と名前で呼ぶのはルール違反。ちゃんと屋号で呼ばなければなりません。
松嶋屋はあの片岡孝太郎さんも同じ屋号だし、成駒屋は中村橋乃助さんや福助さんとかも。
話は変わりますが、小生クラシックのコンサート聴きに行くと「ブラ~ボ~」の掛け声が響いた時なんだか背中がムズムズしますが、やっぱ、ニッポンの歌舞伎の掛け声はええ。しっくりきますよね、この役者のスカッとした見得が決まったとたんの「よっ、~屋っ!!」「待ってましたっ~屋っ!!」。
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告白すると大の「シベ超」マニア(映画「シベリア超特急」シリーズファン)の小生にとって、片岡愛之助さんがこんなに、ブレイクするなんておもいもよりませんでした。
※小生そのブレイクした「半沢直樹」とかいうドラマ観てないんですよねぇ。
あの、みうらじゅん(シベ超名付け親)さんを唸らせた「シベ超」の1、2でトンデモ映画の見本の如き映画を作りあげた水野晴朗先生ですが、3では何だか普通の映画に格上げ(比較的まともな映画)になっちゃってファンは冷や冷や。4は舞台劇だから映画ではありません。そして、待ちに待った2005年の「シベリア超特急5」は果せるかな、再び至高のトンデモ映画へと昇華。「シベ超」ファンを熱狂させました。その、主役を務めたのがこの六代目、片岡愛之助さん。
とっ特に!!! 愛之助さんが万里の長城から転げ落ちるシーンは凄い!!
辛口の映画批評家、前田有一氏をして・・・
「地球上でもっとも長いこの建造物を転げ落ちるという前代未聞の大アクション、これはもう間違いなく映画史に残る名場面といえるだろう。 」
・・・と言わしめているのです。
未見の人は是非ご覧ください。腹の皮が捩れるというか、度肝を抜かれますよ。
※超カルト映画というかB級映画すぎて、レンタル屋にない可能性ありますので、そういう人は小生に連絡ください。
なんだかメディアの報道では今は亡き水野晴朗御大の意思をついだ「シベ超」最新作を愛之助さんがやるとかやらないとか・・・。
んでも、B級映画出演に松竹が渋ってるみたいなんですね。
なんとか、実現しないものでしょうか・・・
14日(金)の夕方、東京駅で駅弁をチョイスしてると、TAZAWAちゃんから1本の電話が。
「明日、秋田行くんだべ? 雪で3日間グリーンパークの先通行止めだすけ。」
えー?
15日、16日は隣町の康楽館へ、片岡愛之助! 市川男女蔵! 中村壱太郎!など松竹若手のそうそうたる歌舞伎役者が来て、大歌舞伎上演するわけ。
しかも演目はあの名作「彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」。
風流をこよなく愛す小生にとって、垂涎の一本といえましょう。
小生、ちょっと前にあらゆるコネを駆使して、いい席をゲットしていたため行かないわけにはいきません。
開園は11時から。
夕方18時から三瀧家の披露宴があるため、それまでには戻ってこなければならないスケジュール。
というわけで、田子町へ抜けて鹿角街道を西へ向かいます。
峠は案の定すごいことになってます。
それでも、無事到着。
客席も超満席!!
さて、内容については何時かレビューしようかと思いますが、すばらしかったですねぇ。
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・・・・・と、再び雪の鹿角街道を超え田子経由で帰り、すぐさま披露宴出席のため着替え。
そのまま八戸へ向かいます。
しかし、すごい数の披露宴だなぁ。
たいてい、新郎か新婦かどちらかの関係で呼ばれる事多いんだけど、この二人は十数年の付き合いゆえ、小生にとってもなんだか感慨深いものがあります。
がんばれよ!!
・・・と、コレを書いている16日(日)朝、もうそろそろ昼の披露宴出席の準備をせねばなりません。
こちらは、嫁さんの関係で呼ばれたので、新郎新婦とも初対面。
・・・・・胃腸薬飲まねば・・・・。
さて、昨日の続きの「東京フィル」の特別公演についてですが・・・・・
小生がKUBO大先輩に無理お願いしたら、もうスゴイ前の真ん中の席とってくれたんですね。
これは、前回ちょっと前回触れました。
・・・・で、これがちょっと裏目というか、エライ方々が小生の前に座っちゃったんですなぁ。
まず、小学生の高学年か中学生の1年生くらいの男の子が2名、老夫婦2名、その娘さん(子供のお母さん)と思しき女性2名の計六名が小生の前に。
で、小生のまん前にいるこの老紳士、アル・カポネのような帽子をかぶって席に着いたまではいいものの、演奏始まる直前まで脱ぐそぶりもありません。
なので、前方のステージが全く見えません。
小生だけでなく両隣り及び、小生の後ろの方々も視界かなり塞がれていたはずです。
ちょっとこれじゃぁ、あんまりだと思い、小生からお願い。
「すいません。帽子で前が見えないので、はずしていただけませんか?」
すると、アル・カポネ紳士は返事もせず、不承不承といった感じで、帽子脱いだわけ。
・・・はたせるかな、刑事コジャックのような(古ッ)見事なつるっぱげ。
ってか、ハゲ見られるの嫌だったなら、後ろの席とったらいいじゃないですか。
これで、まずは一安心・・・。と、思いきやこのハゲの孫であろう坊主二人はピコピコと任天堂DSをずっといじってるから嫌な予感が・・・・・・・。
さて演奏が始まり、観客は集中して音楽に聴き入ります。
アンプなどで音を増幅しない、演奏会では当然全て生音ゆえ、咳をするのもはばかられ、当然演奏中は喉がむずむずしても我慢しなければなりません。
楽章間に、ゴホッゴホッって盛大に聞こえるじゃないですか。
ところが・・・ところが小生の前の任天堂DSで遊んでいた、糞坊主共は二人揃って鼻ちょうちんで熟睡。
しかも、あろうことか「ゴ~ッ・・・ゴ~ッ・・・・」と盛大にいびきまでかいています、演奏中に。
ラフマニノフの2番の最中にですよ・・・・
小生の子供なら、楽章間に首根っこつかまえてロビーに連れていくところですが、このハゲじじぃ始め家族であろう大人たちは素知らぬふり。
さて、更にあまりに熟睡したどちらかが、床にDS落とします。
会場に・・・パカーンッ・・・とその音が響き、それで目が覚める糞坊主。
それでも、大人たちは知らぬふり。
演奏が終わり、次のベートーヴェンが始まる15分の休憩中に再び任天堂DSに集中する糞坊主ども。
当然、ベートーヴェンが始まれば熟睡モード。
小生には、意地でも寝てやろうという彼らの意思を感じましたね・・・・
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さて、まぁ小生は途中からは彼らを意識の外にやり、音楽に集中していましたが、まわりの席では彼らのおかげで興がそがれた人もかなりあったのじゃないでしょうか?
こんな、前の席で堂々と鼻ちょうちんで熟睡しているのを舞台の上の演奏者が見たらなんと思うでしょうか?
まぁ、子供とはいえ演奏のパフォーマンスの質が落ちるかもしれません。
それはさておき、彼らの親やじいさん方はどんなつもりで、こういう場へ、バカ坊主どもを連れてきたのでしょうか?
本物に触れさせて、少しでも人間の品性を高められたらとか、高尚な理由があったかもしれません。
しかし、これはいけません。 はっきり言って逆効果です。
こういう場で、こういう態度をとってることを注意もせず放置することは、明らかに彼らの将来に悪影響を与えます。
どれくらい変なことかと言えば、葬式に海パンで出席するくらい場違いな行為であり、園遊会で天皇陛下に手紙を渡すくらい、醜悪な行為と同等と言えましょう。
こんな破廉恥な行為は五所川原市民の恥であり、青森県民の恥でもあります。
いや、将来彼らが何らかの理由で欧州にてこんなことしたら、日本人自身の恥と言えます。
ヨーロッパの歌劇場でこんなことしたら、もうボロを纏った蛮族と同等扱いですよ。
6列の19番~24番までのあなた方のことですよ。
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最後に、こんなこと書きたくないのですが・・・・
五所川原市民の皆さん、演奏中の楽章間に拍手は止めましょう。
(まぁ、オラみたいに南部衆も混じってたかもしれませんが、小生の経験上、八戸市と青森市での演奏会では楽章間での拍手は聞いたことありません。)
第1楽章から第2楽章の間も、厳密に言えばまだ演奏中です、指揮者の頭の中では。
指揮者によっては、楽章続けて演奏する人もいますしね。
現に「田園交響曲」は第4楽章と第5楽章続けて演奏するのが普通となってるじゃあないですか?
まだ、終わってもいない曲の途中で拍手が入ると、演奏者のリズムが狂うと思うんです。
まぁ、悪気があってやってるんじゃあないことは、演奏者も重々承知してるとは思いますがね。
提案なのですが、県の教育委員会で演奏会のマナーなんか書いたチラシ作っとけばいいと思うんですけどね。
韓国でも海外旅行に行く人にビラまくって言うじゃないですか、「レストランでキムチのタッパー広げるな」とか。
中国では「列に並ぶのをちゃんと守れ」とか「公衆の面前で大声で話すな」とかね。
「楽章間の拍手はやめましょう。」とか・・・
「眠い人はロビーに行って寝ろ」とかね。そもそもそんな奴来るなって話なんですが。
しかしねぇ・・、あんな前のほうの席で、全観衆から見られる席で、自分たちの馬鹿さかげんをアピールしたかったんでしょうか?
さて、今から約2ヶ月ほど前、小生の大先輩K氏より大変ありがたいものをいただきました。
K氏は某T日報社の五戸支局長を数年務めており、現在は弘前支社の農業関係担当。
で、小生が弘前に出張に来たとき、一緒に飲んでおごっちゃうことになってしまったんですねぁ。
で、そのK大先輩からいただいた文面がこれ。
本当にありがたいことです。 しかもご本人の「空耳アワー」DVDまで・・・
で、いただいたのがこのコンサートのチケット。
しかも、7列だからかなり前の席。舞台から10メートルもありません。
さて、米国及び東京方面連続大出張を終えた小生としては結構キツイ面もあったのですが、向かいます津軽へ。
で、演奏自体はほんと見事なものでした。
曲目は・・・・・
・ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
・ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
もう、スタンダードというか、おなじみの保守的3連発!!
ちなみに、アンコールもスタンダードなモーツアルトの「フィガロの結婚・序曲」。
もちろん観客は大喜びです。
実際、この耳にたこができるくらい聴いた曲が、視覚的にこのような演奏の動きになっているのか!!って、軽い驚き。
けれど、前列過ぎて、弦楽器と指揮者能書きはクリアに見えるんだけど、その後ろにいる管楽器及び打楽器のパフォーマンスが全く見えません。
ちなみにピアノ協奏曲では指揮者すら見えませんでした。タクトを振る手がたまにみえます。
以下小生からみた図解(下手くそな絵ですいません)。
・・・しかしピアニストの三舩優子さん(週刊book'sレビューに出てたの綺麗な方)は、もう楽譜なんかみないで、堂々たる演奏でした。
ラフマニノフの2番ですからね・・・・。
実際、指揮者や弦楽器を含めた全体的な動きを見るには、ある程度後方に席をっといたほうが無難かも。
しかも、今回小生の前に・・・・(次回へ続く)。