角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

シリーズ最高傑作「ゴッドファーザーPARTⅡ」をスクリーンで観られる幸せ

2012-04-30 21:55:21 | 映画
「TOHO映画祭」、今週の1本はコレ。 「ゴッドファーザーPARTⅡ」!!
1974年の作品で、3時間22分の大作。おしっこ我慢しました。
3部作の中でも文句なしの最高傑作です。


監督はシリーズ全てのメガホンをとった、フランシス・フォード・コッポラ

そして、本作成功の最大の原因はやっぱ、コッポラマリオ・プーゾの見事な脚本でしょう。
(少年時代のビト)

主役のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)と父であるビト・コルレオーネの時代とを交互に描いていく方法をとっています。


前作ではマーロン・ブランド演じたビト・コルレオーネの若き日を、ロバート・デ・ニーロが圧倒的な演技力で表現しており、さすがというべき説得力を観客に見せつけます。
(R・デ・ニーロ)


主人公マイケルは例に酔ってい、うちにも外にも敵を抱え、信頼できるのは義兄のトム(ロバート・デュバル)だけといった権謀術数の渦巻く真っただ中にいるわけ。
(R・デュバルとA・パチーノ)

そして、父であるビトが徐々に成功を収めていく過去のエピソードと対比させ、マイケルは家族が崩壊し兄フレド(ジョン・カザール)まで手をかけなければならなくなる苦悩が観る者の心を絞めつけていくのです。
(J・カザール)

特に、真珠湾攻撃の日に時代がフラッシュバックし、今は無き兄のソニー、フレドらと、先代のドンの誕生日を祝うシーンの見事さと言ったらありません。
軍に入隊したマイケルを口汚く罵る、長兄ソニーに対し、彼を立派だと褒めるのは自ら手をかけた、気弱なフレドだけ。

そして、成功の頂点に居ながら、全てを失い孤独をかみしめながら、ただ一人湖畔で空しく佇むラストシーン。
そして、あのニーノ・ロータの有名な哀愁漂う「ゴッドファーザーのテーマ曲」が流れます。
(ラスト・シーン)

次週は、マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演ベトナム戦争映画の傑作「ディア・ハンター」

読者は必ずだまされる東野圭吾の「叙述トリック3部作」

2012-04-29 16:57:10 | ミステリー
GW連休に入ってからの2日目、4月29日は「緑の日」。先帝陛下の誕生日の日ですよね。
で、出勤前川代では、田んぼの水路をきれいにする作業があったので行ってまいりました。
朝5時の、川代から女ヶ崎方面の風景。
(今朝の川代)

実は、少々寝不足。というのも、ミステリーを夜遅くまで読んじゃったため。

家に居ても「吉田類の酒場放浪記」以外は一切テレビを見ない小生。
↓ ↓ ↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120324

なので、お酒を飲みながら、「ガンプラ」「読書」なんですが、この間箱を開けた「ギャン」が一向に作業が進みません。

というわけで、最近読んだ本がこれ。
東野圭吾の初期の作品「回廊亭殺人事件」「白馬山荘殺人事件」


どちらも「叙述トリック(読者に勘違いさせる)」を用いた作品というだけでなく、山奥の建物の中に複数の人物が集まって「この中に犯人がいる」というヤツです。

まあね、どちらもラストは二転三転するんですが、必ず見事にだまされますね。
まぁ、小生の場合犯人当てようとかは思ってませんからどうでもいいですが。
好みでいえば、「回廊亭」の方がトリック的にも面白いんじゃないかと。(読後感はイマイチ)
けど、女性を描くのが苦手と告白する東野先生なんですが、コレどっちも、主役が女性だけでなく、1人称で語られていて中々ウマい。

ところで、昨年この「回廊亭」がテレビドラマ化されたそうですが、「叙述トリック」の場面どう処理したのか不思議です。
興味あるんですが、テレビを見る習慣のない小生にとってしょうがないです。

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さて、この「叙述トリック」「山荘」ものをドッキングさせた最高傑作はコレ。
題名もそのものズバリ!!
「ある閉ざされた山荘ので」

前2作と併せて東野先生の「叙述トリック3部作」と紹介する人もいます。



(ストーリー)
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?


これね、どこが面白いか詳しく書いちゃうと、すぐネタばれになっちゃうので、ともかくだまされたと思って1回読んでみてください。
本当にだまされますから。

そんなに厚くもないので、一気に読めます。

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ついでなので、東野ファンにはこの「山荘もの」という分野では「仮面山荘殺人事件」の方が上だという方も多数います。
確かに、最後のどんでん返しはただただ、唖然とします。





「生キャラ煎餅」がプロ洋雑誌月刊「製菓製パン」に紹介されました。&ラジオ

2012-04-28 18:22:49 | 乳製品
さて、小生宛に一冊の分厚い雑誌本が送られてきました。


プロのパン職人や、パテシエが読む月刊の業界紙「製菓製パン」ではありませんか。


そう言えば、そんな取材を受けたったような記憶が・・・・・

早速中を開いてみると、きれいなスイーツが並んでいます。


で、ページを開いていくと、ありましたありました138ページ。
「新商品・話題商品 発売情報」のコーナーに「生キャラ煎餅」が紹介されています。


ちょっと見づらいと思いますが赤線引いたところに注目してください。
うちが使っていいる「中川原煎餅店」のことが書いてあるんですが、抜粋すると・・

「同店を経営する中川原功さんは、高齢のため(煎餅店を)廃業することを検討していましたが、一転して大忙しになり「大変ですができる限りがんばりたい」と喜んでいるそうです」。

昨日、東奥日報の五戸支局長から聞いたのですが、「中川原煎餅店」で家族経営だったのを、外部から一人雇い入れしたとのこと。

何かそれを聞いて嬉しくなりました。我々も励みになります。
がんばりましょう、中川原さん。

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さて、もう一つマスコミネタ。

4月30日(月)、夕方6時40分頃にFM青森「ラジモット」において、小生が「バジルアイス」「牧場まつり」を紹介します。

昨日収録しました。

聞ける人は聞いてください。

その時間、おらはちょうど、消防団観閲式が終わって反省会。もうヘベレケかな・・・。




最近、会議や夜の会合が続いています。

2012-04-27 17:15:48 | 新郷村
この季節、どなたでもそうでしょうが、会合や、夜のお付き合いが多いことと思います。
うちの村では「消防団観閲式」近いため、連日、練習後の反省会が続いている分団もあると思います。
↓ ↓ ↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120422

で、消防団だけでなく、学校のPTAなどいろいろあるんですよね、この季節。

ちなみに、小生は4月25日(水)は新郷中学校参観日があり・・・


夜は新1年生父兄の顔合わせ会(えびす屋さん)。


この夜も、我が第八分団は玉落としの練習後、反省会やったと思います。

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4月26日(木)は全国で開催されている“スポーツの力で日本を元気に!チャレンジデー”の実行委員会設立総会。


なんでも、5月30日に「15分以上の運動・スポーツを続けて行った住民の参加率を同規模の自治体で競うもの」負けると相手の自治体の村旗を1週間続けて掲揚するというバツが・・・・

本村が対決するのは「沖縄県東村(人口1958人」。かなりの強敵らしいっす。

勝つための作戦を練る委員のみなさんも真剣です。


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で、夜は「村連合PTA総会&懇親会」(さぼーるさん)


で、本日(27日)の夜は、「戸来小学校役員会・懇親会(えびす屋)」だったんですが、延期に。
ホッとするのもつかの間、夜の消防があるんですね。

結局今週家にふつうに帰ったのは、火曜日だけになっちゃいました。

イギリス冒険活劇の傑作「ナバロンの要塞」はやっぱすごかった!!

2012-04-26 09:23:32 | 映画
「TOHO映画祭」今週はあのイギリス冒険活劇の傑作「ナバロンの要塞」!!
1961年公開で2時間40分の戦争スペクタクルの大作です。J・リー・トンプソン監督の代表作ですね。
(昔のチラシ)

原作はアリスティア・マクリーンの同名の小説なんですが、この作家のもう一つの傑作「荒鷲の要塞」も映画化されていますよね。

(ストーリー)
第2次世界大戦下の1943年。エーゲ海に浮かぶナバロン島に造られたドイツ軍の難攻不落の要塞を爆破すべく、連合軍から登山家のマロリー大尉(グレゴリー・ペック)や爆破専門のミラー伍長(デヴィッド・ニブン)、レジスタンスのスタブロス大佐(アンソニー・クイン)などの一行が特別部隊として島へ潜入していく…。


この「ナバロンの要塞」には2問の巨砲があり、イギリス海軍はここで何隻も艦船を沈められているわけ。しかも、空爆でもびくともしないというまさに難攻不落の要塞。
(ナバロンの巨砲)

んで、絶壁の120mの崖をプロフェッショナルチームが登って行って爆破するというワクワクするお話し。
(要塞爆破特別部隊)

小生、この登山のプロたちが作戦を決行するタイプのお話しが特に好きで、例えばボブ・ラングレーの「北壁の死闘」なんて傑作もあります。↓↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20111022

さて、本映画の主役グレコリー・ペック扮するマロリー大尉は登山の専門家にしてドイツ語等数ヶ国語を操るイギリス軍人という役どころ。
G・ペックは「ローマの休日」の新聞記者役や「アラバマ物語」の誠実な弁護士役などいろいろやってますが、やっぱこの無口な不屈の英国軍人役が一番かっこいいです!!
ユーモアセンスあふれる英国紳士の見本みたいな、デヴィッド・ニブンもいい味出してます。
(左:G・ペック、中央:D・ニブン)

そして、大御所アンソニー・クイン。いいですねぇ、この人がスクリーンに出るだけで大作!!って感じがします。
マロリー大尉の部隊に居ながら、彼に個人的な恨みがあり、作戦が終わったらマロリー大尉を殺害しようとしているという複雑な事情を持ったレジスタンス大佐役を重厚な役作りで演じています。
(左:アンソニー・クイン)

まぁ、この映画は戦争スペクタクルというよりは、この特殊部隊の隊員たちのハラハラする(内部に裏切り者がいたり)、サスペンス性の方が強いドラマと言えるでしょう。
ナチスの軍人に変装し、潜入するあたりは最高です。
(映画1シーン)

</object>(予告編)

来週は「ゴッドファーザーPARTⅡ」!!
クーっ!!たまらねー!