「TOHO映画祭」、今週の1本はコレ。 「ゴッドファーザーPARTⅡ」!!
1974年の作品で、3時間22分の大作。おしっこ我慢しました。
3部作の中でも文句なしの最高傑作です。

監督はシリーズ全てのメガホンをとった、フランシス・フォード・コッポラ。
そして、本作成功の最大の原因はやっぱ、コッポラとマリオ・プーゾの見事な脚本でしょう。
(少年時代のビト)
主役のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)と父であるビト・コルレオーネの時代とを交互に描いていく方法をとっています。


前作ではマーロン・ブランド演じたビト・コルレオーネの若き日を、ロバート・デ・ニーロが圧倒的な演技力で表現しており、さすがというべき説得力を観客に見せつけます。
(R・デ・ニーロ)
主人公マイケルは例に酔ってい、うちにも外にも敵を抱え、信頼できるのは義兄のトム(ロバート・デュバル)だけといった権謀術数の渦巻く真っただ中にいるわけ。
(R・デュバルとA・パチーノ)
そして、父であるビトが徐々に成功を収めていく過去のエピソードと対比させ、マイケルは家族が崩壊し兄フレド(ジョン・カザール)まで手をかけなければならなくなる苦悩が観る者の心を絞めつけていくのです。
(J・カザール)
特に、真珠湾攻撃の日に時代がフラッシュバックし、今は無き兄のソニー、フレドらと、先代のドンの誕生日を祝うシーンの見事さと言ったらありません。
軍に入隊したマイケルを口汚く罵る、長兄ソニーに対し、彼を立派だと褒めるのは自ら手をかけた、気弱なフレドだけ。
そして、成功の頂点に居ながら、全てを失い孤独をかみしめながら、ただ一人湖畔で空しく佇むラストシーン。
そして、あのニーノ・ロータの有名な哀愁漂う「ゴッドファーザーのテーマ曲」が流れます。
(ラスト・シーン)
次週は、マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演ベトナム戦争映画の傑作「ディア・ハンター」
1974年の作品で、3時間22分の大作。おしっこ我慢しました。
3部作の中でも文句なしの最高傑作です。

監督はシリーズ全てのメガホンをとった、フランシス・フォード・コッポラ。
そして、本作成功の最大の原因はやっぱ、コッポラとマリオ・プーゾの見事な脚本でしょう。

主役のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)と父であるビト・コルレオーネの時代とを交互に描いていく方法をとっています。


前作ではマーロン・ブランド演じたビト・コルレオーネの若き日を、ロバート・デ・ニーロが圧倒的な演技力で表現しており、さすがというべき説得力を観客に見せつけます。

主人公マイケルは例に酔ってい、うちにも外にも敵を抱え、信頼できるのは義兄のトム(ロバート・デュバル)だけといった権謀術数の渦巻く真っただ中にいるわけ。

そして、父であるビトが徐々に成功を収めていく過去のエピソードと対比させ、マイケルは家族が崩壊し兄フレド(ジョン・カザール)まで手をかけなければならなくなる苦悩が観る者の心を絞めつけていくのです。

特に、真珠湾攻撃の日に時代がフラッシュバックし、今は無き兄のソニー、フレドらと、先代のドンの誕生日を祝うシーンの見事さと言ったらありません。
軍に入隊したマイケルを口汚く罵る、長兄ソニーに対し、彼を立派だと褒めるのは自ら手をかけた、気弱なフレドだけ。
そして、成功の頂点に居ながら、全てを失い孤独をかみしめながら、ただ一人湖畔で空しく佇むラストシーン。
そして、あのニーノ・ロータの有名な哀愁漂う「ゴッドファーザーのテーマ曲」が流れます。

次週は、マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演ベトナム戦争映画の傑作「ディア・ハンター」