さて、今月も「日本酒を楽しむ会」新郷支部会がお馴染み、えびす屋さんで開催されました。
で、今月は八戸本部から事務局のSさん、参加。そして、新会員tomoharu君(通称:キリスト様)も参加しました。
さて、うちの会員(新郷支部)で、肴はどうしても肉系でないと嫌だというのがおりまして、八戸本部鬼門がオール魚に対して、伝統的に、ヨシさんのおつまみは肉系。焼き鳥、クジラ刺身、モツ鍋等々。
今回は8本くらい並んでたんですが、10人くらいの人数だったので5本位空けました(それでも多い)。
まず最初は、オラが持ってきたコレ。
信州は、池田町大雪渓酒造の純米吟醸生酒。
その名も「ばなな」
これは、蔵元のサイトにすら載ってないいわゆる「隠し酒」で、秘密のルートで入手したヤツです。
まあ、吟醸系はフルーティな果実香が特徴なのですが、こうも堂々と「ばなな」と宣言するところがすごいです。コレの兄弟酒で「りんご」と言うのもあるのですが、青森県民とすれば、してやられたという感じです。県庁は輸出事業始め何でもかんでもりんご一色路線なんですが、津軽の酒造会社などが、一番に開発に着手しなけらばならない吟醸酒と言えるのではないでしょうか?
この他、吟醸香はメロンとか桃とかあり、かつ酸味はヨーグルトとかも例えられたりしますので、地元の酒造メーカーさん堂々と「ヨーグルト」という酒作ってみないですか?乳酸菌提供しますよ。
さて、話はだいぶそれましたが、肝心の「ばなな」なんですが、そう言われれば「ばなな」かも・・・と言う感じで隣のクリスも同意見でした。けど。本部のSさんは「いや、ばななだ」と断言するワケ。まぁ、旨い純米吟醸には違いないんですが。大雪渓純米吟醸「ばなな」
次は今回おらが一番旨いと思った秋田の「秀よし 純米生酒」。
もうね、純米とは思えないスキッとした仕上がりでワインみたいな心地よい酸味がたまりません。秀よし 純米生酒
それからこれはもうお馴染み、土佐の司牡丹「船中八策 純米超辛口 零下生酒」。
この酒に関して、とやかく語る必要はないかと・・・我らが閣下が愛してやまないその名の通り辛口の代表格です。んでも、しっかりどっしりとした純米の味がするからたまりません。船中八策 純米超辛口
そして、地元鰺ヶ沢の大吟醸「神の座」。
おそろしく、大げさなネーミングですがこれってあの森繁久彌氏の命名とのこと。
けど、飲めば納得のパーフェクト大吟醸です。大吟 神の座
さて、この後2本くらい飲んだんですが、全く覚えていません。ダメですねぇ。
と言うワケさんでで最後は歌で締めくくり。
ちなみに、左端が「キリストさま」
日本酒を楽しむ会新郷20140627
オマケ:さて、これは川代振興会の集まりで飲んだのですが、千葉県の鍋店酒造の「不動 吊るし無濾過純米吟醸生原酒」。
ぶっちゃけ、もう名前から言って旨そうというか、間違いない感じでしょう(いや、実際間違いない)。不動 吊るししぼり 無濾過純米吟醸生原酒
これね、最近まではコチラで手に入らなかったんですね。三沢の仲居さんで手に入ります。スカイプラザのすぐ近く。
味は芳醇な旨みと、素晴らしい吟醸香、かつ爽やかな酸味でほぼパーフェクトな純米吟醸と言えるでしょう。
これで、3千円以下で買えるんですからすごいじゃないですか。青森県民は三沢でgetすべし!!