BSNHKへチャンネルをまわすと「坂の上の雲」の再放送をやっています。
20世紀に入り帝国主義の各国列強の中でもがく日本。
今回は「日英同盟」が締結される過程が描かれるらしいんですが、最後まで見たことありません。
何故って、NHKの歴史物って、特に近代物は、(皮肉をこめて言えば)時代考証がすごいんですよねぇ。
話はもどって、ちょうど、この頃(1900年頃)作曲されたのがロシアのピアニスト、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d1/4920d16954827fd8eace47d7527c5257.jpg)
世の中に「完璧」というのは存在しないのは当たり前ですが、もしほぼ完璧な音楽があるとするなら、自分はこの曲を推したいです。
ピアノ協奏曲といえば、同じロシアのチャイコフスキーのそれが有名ですが、なんのなんの!もうそんなもの寄付けないすごさです!チャイコフスキーのコンチェルトは冒頭のドラマッティックな導入部と、その優雅なテーマがすばらしいですが、それだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9d/ab0e06fda231e73c0faad8dced4960e0.jpg)
ラフマニノフの2番は第1楽章モデラートの導入部から、妖しげで、パワフルなテーマで始まり、ピアノとオーケストラがすごい緊張感でもりあげます。
んで、2楽章アダージョ・ソステヌートはもうメランコリックな甘美なメロディで、ただただうっとりさせられます。
3楽章アレグロ・スケルツァンドは、それこそ複雑な主題がラストのカタストロフィに向けて、ピアノとオーケストラが豪快に融合します。
ラフマニノフは、この作曲中、極度の神経衰弱におそわれながら、友人の精神科医から催眠療法で治療受けつつ作曲を続けたそう。
完成まで、数年かかったいわれるが、CDで聴くとだいたい3楽章で35分くらいでしょうか。一気に聴けます。
この曲は映画にも多用され有名なのが英映画「旅情」、そしてマリリン・モンローの米映画「七年目の浮気」は特に知られています。
日本でもドラマの「のだめの」なんとかいうので使われたらしいですが小生は知りません.
前に、横浜で生演奏聴く機会があったんですけど、胸を手でおされるようなに圧倒されたのを憶えています。
ちなみに、自分がいつも聴いているのは、1984年にアムステルダムで録音されたヤツ。
ピアノ:ウラディミール・アシュケナージ
演奏:アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
そうそうたる顔ぶれだけでなく、実際名演だと思います。
20世紀に入り帝国主義の各国列強の中でもがく日本。
今回は「日英同盟」が締結される過程が描かれるらしいんですが、最後まで見たことありません。
何故って、NHKの歴史物って、特に近代物は、(皮肉をこめて言えば)時代考証がすごいんですよねぇ。
話はもどって、ちょうど、この頃(1900年頃)作曲されたのがロシアのピアニスト、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d1/4920d16954827fd8eace47d7527c5257.jpg)
世の中に「完璧」というのは存在しないのは当たり前ですが、もしほぼ完璧な音楽があるとするなら、自分はこの曲を推したいです。
ピアノ協奏曲といえば、同じロシアのチャイコフスキーのそれが有名ですが、なんのなんの!もうそんなもの寄付けないすごさです!チャイコフスキーのコンチェルトは冒頭のドラマッティックな導入部と、その優雅なテーマがすばらしいですが、それだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9d/ab0e06fda231e73c0faad8dced4960e0.jpg)
ラフマニノフの2番は第1楽章モデラートの導入部から、妖しげで、パワフルなテーマで始まり、ピアノとオーケストラがすごい緊張感でもりあげます。
んで、2楽章アダージョ・ソステヌートはもうメランコリックな甘美なメロディで、ただただうっとりさせられます。
3楽章アレグロ・スケルツァンドは、それこそ複雑な主題がラストのカタストロフィに向けて、ピアノとオーケストラが豪快に融合します。
ラフマニノフは、この作曲中、極度の神経衰弱におそわれながら、友人の精神科医から催眠療法で治療受けつつ作曲を続けたそう。
完成まで、数年かかったいわれるが、CDで聴くとだいたい3楽章で35分くらいでしょうか。一気に聴けます。
この曲は映画にも多用され有名なのが英映画「旅情」、そしてマリリン・モンローの米映画「七年目の浮気」は特に知られています。
日本でもドラマの「のだめの」なんとかいうので使われたらしいですが小生は知りません.
前に、横浜で生演奏聴く機会があったんですけど、胸を手でおされるようなに圧倒されたのを憶えています。
ちなみに、自分がいつも聴いているのは、1984年にアムステルダムで録音されたヤツ。
ピアノ:ウラディミール・アシュケナージ
演奏:アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
そうそうたる顔ぶれだけでなく、実際名演だと思います。