この間、チラッとクラシック界の大物、ロリン・マゼールとクラウディオ・アバドの訃報の記事書きました。
で、彼らよりワンゼネレーション前の大物と言えば、帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンとレナード・バースタインですよね。カラヤン(左)とバースタイン(右)
小生割とカラヤンのCDはもってるんですが、今までバースタインのヤツをあんまり聴いたことなかったんですね。
んで、なんだか最近無性に興味と言うか聴きたくなってきたのが「レナード・バースタイン」。
バースタインは、大胆な解釈で批判すれすれな演奏で今までも賛否の割れてきた指揮者ですが、一般的には、 「ウエスト・サイドストーリー」の傑作ミュージカルの作曲家として世間には知られています。その他、数々の映画音楽の作曲も手がけてますよね。
実際彼は、作曲に多くの時間を割きたくて、ニューヨークフィルの専属契約を打ち切りにしたくらいで、その活動は作曲、音楽教育などの後進の育成など多枝にわたります。小澤征爾さんも彼の弟子です。
さて、この間の誕生日にも家族からも全くプレゼントがなかったため(まぁこれは言い訳)、まぁ、CDくらい買ってもいいんじゃないかと
んで、あれこれ悩んだ末、買ったのがコレ。
SONY MUSIC 「バースタイン 交響曲全集 60枚組BOX」!!
ラッキーなことにネットで1万円チョイで新品買うことができました。
LPレコードの大きさのBOXにCDの束が入っています。
ベートーベン、モーツアルト、ハイドン、ブルックナー、ブラームス、ショスタコービッチ、シューマン、チャイコフスキー、シューベルト、シベリウス、ストラヴィンスキー、サン=サーンス、プロコフィエフ、ニールセン、メンデルスゾーン、ドヴォルザーク、マーラー、そして自分自身作曲等々、もうてんこ盛りです。
さて、しかしあらためてみるとCD60枚というのはとんでもない量です。なので、とりあえずPCに保存しとこうっと思ったんですが、これも膨大な作業。
なるべく音質落としたくないので、SONYのATRACでスピードより音質優先でとり込んでるためとんでもない時間かかります。
・・・・ってか、これいつ聴くにいいんだべか?
この間クラシック界の大御所、ロリン・マゼール氏が亡くなっちゃいました。幼少のころから音楽の才能にあふれた“神童”ぶりは有名で、名門ニューヨークフィルを率いていましたよね。8歳のころからフツーにタクト振ってたって言うんですから、信じられます? 同じく米国人で同フィルを率いた故レナード・バースタインとともに米国の双璧をなすまさにクラシック界最後の巨星だったと言えるでしょう。ロリン・マゼール
ちなみに、今年の入って1月、もう一人の巨匠中の巨匠、クラウディオ・アバド氏も亡くなりました。氏はロンドン交響楽団やベルリンフィルなどの名門を率いて各地で講演しましたが、特に日本での精力的な活動は有名です。震災後も被災地を元気づけようと講演に執念を燃やしていたそうですが、ついに力尽きてしましました。クラウディオ・アバド
まぁ、小生にとってどちらもテレビでしか見たことない雲上人で、物心ついた時からNHKなどでタクト振ってたわけなんですがホントに神様になっちゃいましたね。
正直、小生はあんまりマゼールは聴いたことないんですが、アバドのマーラーは好きでよく聴きました。3番とかねめちゃくちゃ長くて1時間半くらいあるでしょう。
全くと言っていいほどテレビを見ない(最近はミステリーも読めない)小生でさえ90分まとめて作るのは厳しいっす。遅いと寝っちゃうし。
・・・・・・高尚なはなしはここまで。
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さて、ここから急に話がとんでどーでもいい話ですが、苗代の時に土と肥料を混ぜる混合機械ってあるでしょう。ちなみにうちのは「まぜ太君」 (㈱ホクエツ) というマシン。
(株)ホクエツ「まぜ太君」
で、隣の義一さん所の混合機は「マゼール」 (熊谷農機)と言うんですね。なので、「マゼール死去」って聞くとなんだか他人事ではないように感じるんですねぇ。熊谷農機「マゼール」
もっと、どうでもいいことなんですが、写真の彼はうちのエースの「キム」君。
冬に除雪作業に行ってて、仲間から「木村河内守(きむらこうちまもる)」というあだ名をつけられたんですね。
本人はまんざらでもない様子。キム君
そう言えば、佐村河内守ご本人の「交響曲1番HIROSHIMA」の元ネタは、それこそマーラーの3番だとい噂ありますが、今やCD絶版なので確かめようがありません。