GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2016 米ホッカ・オネ・オネ大会(試合結果)

2016-05-21 22:22:15 | 参加試合結果
現地時間20日(金)、米・ロサンゼルスにて開催されたホッカ・オネ・オネ・ミドルディスタンス・クラシック大会。
今回は富士通陸上部から参加の3選手をサポートさせて頂きました。
ただ今回私は現地には行かず日本から大会主催者及び、選手に帯同した三代コーチと連絡を取り合いながらのサポート。
その中で5000mに出場の松枝博輝選手が自身初となる13分40秒切り、13分37秒84の自己新をマーク。
6月の日本選手権参加標準記録を突破しました。

富士通参加選手とレース結果(上位)は以下、

●男子800m・第2組
1位 Charlie Grice Sr.(イギリス) 1分46秒95
2位 Declan Murray(アメリカ) 1分48秒04
3位 Tyler Mulder(アメリカ) 1分48秒60
4位 James Gilreath(アメリカ) 1分49秒00
5位 横田 真人(日本) 1分49秒26
6位 Brian Gagnon(アメリカ) 1分49秒60
7位 Aaron Evans(バーミューダ諸島) 1分49秒80
8位 Lopez Lomong(アメリカ) 1分50秒44
9位 Abraham Alvarado(アメリカ) 1分53秒81

この組は全4組で上から3番目のレベルの組でしたが優勝したGrice選手の記録は全体でも1位と、ハイレベルな
レースでした。

●男子3000m障害・第3組
1位 Evan Jager(アメリカ) 8分15秒26 大会新
2位 Dan Huling(アメリカ) 8分18秒58
3位 Cory Leslie(アメリカ) 8分19秒21
4位 Matt Hughes(アメリカ) 8分20秒63
5位 Rob Mullett(イギリス) 8分22秒42
6位 Donald Cowart(アメリカ) 8分23秒38
7位 Andrew Bayer(アメリカ) 8分24秒37
8位 Travis Mahoney(アメリカ) 8分25秒44
 :
13位 潰滝 大記(日本) 8分46秒21

この種目の中では最もレベルの高い3組。優勝したJager選手はこの種目で全米記録(8分00秒45)を持ち、
12ロンドン五輪、13モスクワ、15北京両世界陸上の3大会連続で同種目入賞。
5000mでも13分02秒40の実力者です。
このレースでは10位まで五輪標準記録(8分30秒)を突破。内8名がアメリカ人。この種目での層の厚さを
見せつけました。

●男子5000m・第1組
1位 Frezer Legesse(アメリカ) 13分36秒88
2位 Mitchel Brown(オーストラリア) 13分37秒52
3位 松枝 博輝(日本) 13分37秒84
4位 Abbabiya Simbassa(アメリカ) 13分38秒42
5位 Eric Finan(アメリカ) 13分39秒89
6位 Brendan Gregg(アメリカ) 13分43秒52 
7位 Peter Corrigan(カナダ) 13分48秒57
8位 Benjamin Payne(アメリカ) 13分49秒70

遅いほうの組に入った松枝選手。自己記録も同組内では10番目辺りでしたが、複数の格上選手にも勝ち3位。
全体でも10位に入る健闘を見せました。松枝選手は今春実業団入りしたルーキー。将来の活躍が楽しみです。

この大会は男女の800m~5000mで記録を狙わせる為の大会として近年アメリカ中から多くの有力選手が
参加。全米陸連が直轄、今年は特に五輪イヤーということもあり五輪標準記録突破を念頭においたペースメーカーが
用意されたこともあり男子は2種目で計11名、女子は3種目で計12名の突破者が出ました。




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