JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

目覚めよ自然治癒力!

2009年01月16日 | m-o

死んでます。(笑)
風邪のピークは一昨日の晩では治まらず、昨日などは二日酔いでも休みを取ったことのない私が「休みてぇよぉ~~~」てな調子。それでもどうしても外せない仕事があったので一日死ぬ思いで乗り切り、昨晩は帰宅と同時にバタンキューでありました。
一夜明けて今日はどうかといえば、昨日よりはいくぶん良くなったような気はするものの、今度は鼻水が止まりません。このまま仕事を続けても他人に迷惑をかけるばかりだと、しょうがないので早退してまいりました。体を休め、なんとか明日には復活したいと思っています。
とは言うものの、いざ床についても窓の外には燦々と輝く太陽、そうそう寝られるものではありませんねぇ。かといって活字を見ればなんだかいらついてくるし、音楽を聴きながらウトウトはしてみるのですが、寝てるんだか起きてるんだか分からない様な感じです。確かなのは、枕元のティッシュが異様なまでの速さで無くなっていく事だけです。

「ど~お?少しは良くなってきた?・・・熱でも測ってみれば?医者に行った方がいいんじゃないのぉ」
心配してくれるのは大変嬉しいのでありますが、体温だけは絶対に測りませんよぉ
体感で熱があることは確かなんでありまして、その数値を見るのが怖いんです。(笑)
医者だって・・・・・「嫌いだもん」(笑)
ここはグッとティッシュの箱を抱きしめながら堪え忍び、自然治癒力に全てをかけるしかないのでありますよ。
明日の午後からはMさんのお店の手伝いも入っています。その前に、先日から延び延びになっていた散髪も行かなくちゃいけません。
「神よ!我が治癒力に力を!!!!!!」

こんな日は、体の芯の芯から温まるような食事がしたいですよね。きっと今晩は気を遣って美味しいものを・・・・・

私には風邪をひいたときに食べたい料理ってぇもんがありまして、『小田巻き蒸し』ってぇやつなんですがね。
昔、学生時代に学祭の準備やらなんやらで、十日ほどアパートにも帰らずちと無理をしたことがありまして、案の定最後は高熱で倒れそうにまでなったのですが、アパートに帰っても一人じゃないですか、その時私を送って帰ってくれたサークルの女の子が「それじゃあ可哀相だ」ってんで、当時お付き合いしていた彼女に電話をしてくれたわけですね。
どうせ、夜も遅いし来てくれないだろうと思っていたら、なんと来てくれたんですよ・・・嬉しかったぁ
そして、その時作ってくれたのが『小田巻き蒸し』だったというわけでして
出てくるまでとんでもなく時間がかかったんですが(出てきたものも『小田巻き蒸し』と言えるかどうか・・・・)、でも愛情がこもっていて、その後一晩看病をしてくれた彼女の暖かさと合間ってどれほど心に染みたか・・・・

「えっ?今晩?カレーだよカ・レ・ー、それがなにか?」
現実はこんなもんなんですやね、あ~あ、あの『小田巻き蒸し』があれば自然治癒力は一気に強まるだろうに。

なお、上の写真は無断で『Yahoo!グルメ』から拝借しました(ごめんなさい)。同HPにレシピも載っておりますので、風邪気味の恋人、御主人がいらっしゃいましたら、愛情をたっぷり込めて作ってあげてはいかがでしょうか?

さて、今日の一枚は、ウェス・モンゴメリーです。
得意の未発表発掘音源盤として発売になったパリでのライブ二枚組LPです。
1965年のウェスというと同じライブ盤「SMOKIN' AT THE HALF NOTE」もそうですが、最初からレコード用として録音された音源でなくとも、その演奏内容にはキラッと光るものが・・・というより、個人的趣味としてこの頃のウエスが一番好きだということなんでしょうね。(笑)

ともかくスローな「TO DJANGO」あたりもいいんですが、速いテンポで繰り出されるウェスのソロを楽しむべきアルバムだと思います。「IMPRESSIONS」良いですよぉ(笑)
もちろん「'ROUND MIDNIGHT」のジョニー・グリフィンもいけてます。

SOLITUDE / WES MONTGOMERY
1965年3月27日録音
WES MONTGOMERY(g) HAROLD MABERN(p) ARTHUR HARPER(b) JIMMY LOVELACE(ds)
JOHNNY GRIFFIN(ts)[8]

1.4 ON 6
2.WES' RHYTHM
3.IMPRESSIONS
4.TO WHEN
5.MISTER WALKER
6.TO DJANGO
7.HERE'S THAT RAINY DAY
8.'ROUND MIDNIGHT