予定通り散髪へ行ってきましたが、日に日に良くなっている感はあるものの、風邪は全く抜けてくれません。このままではMさんのお店の戦力になるかどうか(普段でもあまり戦力になっていないのに..笑)最低でも事務処理はきちんとこなしてこようと思っています。
私はブログをはじめて「今日は何の日なんだろう?」と以前にも増して気になるようになりました。
風邪でヒーヒー言っていた昨日も「禁酒の日」という、私にとって由々しき日でありましたし、JAZZに多少なりとも影響を与えたアメリカでの禁酒法を基に出来た日ですから、ここでも触れておくべきだったかもしれません。
明けて今日は何の日か?
「阪神淡路大震災記念日(防災とボランティアの日)」(記念日と呼ぶのはいささか抵抗がありますが)
そう、1995年(平成7年)、M7.2というとてつもない地震が神戸、淡路に襲いかかり、死者約6300人というミゾウユウ・・失礼、未曾有の被害をもたらしたあの震災の日なんであります。
あの日のことは私も良く覚えています。
震災地から遠く離れたこのあたりでは、最初いつものごとくそこら辺で起きている地震と何ら変わらない印象で第一報を聞きました。
それが時間が経過するにつれ、まるで空爆にでも襲われたがごとく変貌した神戸の町並みが映し出され、TVから目が放せない状況になりましたっけ
あれから14年、復興はめざましいものですが、いまだいろんなキズをお持ちの方も多くいらっしゃるのでしょうね。
私が神戸に行ったのは、ちょうど震災後9年を迎えるころだったでしょうか。見た目はほとんど何事も無かったかのようにまでなっておりましたが、現地の飲み屋(神戸に行っても飲んでるんですねぇ..笑)で地元の方と話をさせていただいたときに、あの震災の影響がいかに大きいものか痛感させられた記憶があります。
まっ、未だに残る当事者にしか分からないキズを私がとやかく言える立場でもありません。ただ、あれだけ打ちのめされた街が復興していく姿に、人間力の偉大さを感じるのです。
「100年に一度の経済危機、あの人間力があればきっと乗り越えていけるのではないか」
などと期待を抱いてしまうのは、私が甘ちゃんなのでしょうかね。
ともかく、人間、必ずどん底から這い上がる力を秘めていると信じ、
「俺も頑張るぞう!」
さて、今日の一枚は、チック・コリアです。
えっ?何と珍しいってですか?
あはははは、ちょっと熱があるもんですから・・・・
ってそうじゃなくて、私もサークル時代のコリアはけっこう聴いたりするんですよ。
「このパリの特別な夜に、この夢は実現した。」
サークルはこのパリでの夜を最後に解散をしてしまいます。そして一年後、かの「RETURN TO FOREVER」で、コリアは私のもとを離れて行ってしまったわけです。(笑)
才人の集まりのようなサークルというグループが、何故にこれほど短命であったのか?
それは、互いに求める世界がここに留まらなかったということなのでしょうが、私のような凡人には理解できません。
ともかく、ここでのコリアであれば、私的には許すのであります。(偉そうに..笑)
CIRCLE PARIS-CONCERT / CHICK COREA
1971年2月21日録音
CHICK COREA(p) ANTHONY BRAXTON(reeds) DAVID HOLLAND(b) BARRY ALTSCHUL(ds)
1.NEFERTITTI
2.SONG FOR THE NEWBORN
3.DUET
4.LOOKOUT FARM
5.73° KALVIN(Variation 3)
6.TOY ROOM Q&A
7.NO GREATER LOVE
余談、
♪ 熱海の海岸散歩する
貫一お宮の二人連れ
共に歩むも今日限り
共に語るも今日限り ・・・・・・♪
今日は「今月今夜の月の日」でもあるそうで
「宮さん、こうして二人が一処に居るのも今宵限りだ。・・・
一月の十七日、宮さん善く覚えてお置き、
来年の今月今夜は寛一は何処で此月を見るのだか。
再来年の今月今夜・・・十年後の今月今夜・・・
いいか、宮さん、一月の十七日だ。
来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らしてみせるから」
って、あの一月十七日だというわけです。
てなわけで、こんな古い写真を取り出してみました。
あはは、この銅像の前に来ると必ず皆さんこんな写真を撮るんじゃありませんかねぇ
はたして今宵の月は、誰の涙で曇っているのでありましょうか?