JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

凸凹にロマン

2011年01月24日 | p-r

朝起きると一面の雪景色、とはいっても湿った大きなぼた雪だったようで、道路に積もることもなく生活には何ら影響がありませんでした。肝心のお湿りのほうも昼過ぎからはまたしても冬晴れに戻り乾燥注意報が消えることもなく終わってしまいましたしね。う~~~~ん、やっぱり雨が欲しい。(笑)

年が明けても貧乏暇無しは続いておりまして、休日の昨日もほぼ一日走り回っておりましたが、昨晩はついに身体にきたのか、お酒を飲んでも頭痛がおさまらず、今朝になって熱を出してしまいました。(実際には計ってないんでわかりませんが、寒けと顔の火照りからして間違いないと思います。笑)
そこで「どうも風邪というよりは疲れが原因」と自己判断して仕事を休むことにしましてね。正解でしたねぇ、半日寝てたら熱も頭痛も治まり絶好調!
「今から仕事行けば」
「オイオイ、そんなつれないこと言わんと・・・夜の店仕事もあるし・・・・ね」(笑)

そんな忙しい毎日、私がここ一週間で気になったニュースといえば、小沢問題でもなく、消費税問題でもなく(もう完全に政治には何も期待しておりません。笑)、斎藤佑樹でもサッカーアジアカップでもなく、KARAが今後どうなってしまうのか?それからエリカ様は??チャウチュウそうじゃなくて、『山形大が新「ナスカの地上絵」発見』というニュースでありまして・・・・
えっ?それもどうかと思うって?
まっ、そう言いなさんな。

「山形大学文学部の坂井正人教授(47)の研究チームがナスカ台地南部で、人間の頭部と動物とみられる数メートル大の地上絵2点を新たに発見した。」
というものでありました。
以前もチラッと書きましたが、詳しくないくせに南米の古代文明には興味をいだくのが私なんでして・・・・・

この発見された地上絵は、みなさんご存じの地上絵とはじゃっかん異なる点があります。それは描き方の相違です。
よく知られている『ハチドリ』や『猿』『クモ』といった地上絵が、不毛の大地に散乱する石をはらい取り大地を見せる方法で描かれているのに対して、今回発見された地上絵は、石を集め積み重ねて描くという、つまり、凸と凹が逆なんです。時代的には前者よりさらに古い地上絵なんだそうでありますねぇ、いやぁ面白い。
ナスカにはストーンサークルやケルンといった石を集めた遺跡も多く存在するわけで(これを古代人のシェルターと言った学者もいますけど)、それらとの関連を想像するのもじつに楽しいと思いません?(あはは、私だけかな)

いずれにしても、ナスカの地上絵がなんのために描かれたのかは、未だ完全解明はされていないわけで、あの地上絵を上空からはじめて見たのは、人類なのかはたまた異性物・宇宙人の類なのか・・・・ロマン溢れるお話しじゃござんせんか、ねぇ。

昨日は頭痛で更新できませんでしたので、ここで『料理当番、本日の一品』です。

メインは鱈のホイル焼きです。
アルミホイルに、塩胡椒した生の鱈と、シシトウ、エノキ、長ネギを入れて、パパッと酒をふって蒸し焼きに、火がほぼ通ったら、酒粕、味噌、砂糖(少々)、醤油、酒、卵黄、柚子の皮を練り合わせたものを乗せ、再度オーブントースターで焼き上げました。
これが言うほど手間がかかる料理じゃありませんで、体調不良の我が身にはうってつけでした。
付け合わせは、野菜と豚トロ肉のサラダです。ニンニク、赤ワイン、醤油、バターで作ったソースでいただきました。

さて、今日の一枚は、ディジー・リースです。
ブルーノート盤以外では初のお目見えですかねぇ、ニュー・ジャズ盤です。

リースの魅力は何かと訊かれれば、やはり張り切りすぎずいきがらないという点でしょうか。間違いなくハード・バッパーなんでしょうけど、やはりイギリス育ちだから?でもジャマイカ出身だし・・・・っていう感じが魅力なんだと思います。

ここでもリースのトランペットにはスマートさが見え隠れします。
と、リースを持ち上げたところで、私ねぇ、じつは「SPIRITUS PARKUS」のセシル・ペインが好きなんです。(笑)なんていうかなぁ、バリトンの音がバリバリ響いてきません?
それだけで嬉しくなったりする一枚です。

ASIA MINOR / DIZZY REECE
1962年3月13日録音
DIZZY REECE(tp) JOE FARRELL(ts,fl) CECIL PAYNE(bs) HANK JONES(p) RON CARTER(b) CHARLIE PERSIP(ds)

1.THE SHADOW OF KHAN
2.THE STORY OF LOVE
3.YAMASK
4.SPIRITUS PARKUS
5.SUMMERTIME
6.ACKMET