JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

珈琲屋さんで飲もう会

2012年06月13日 | j-l

昨日今日となんだか寒いです。
「そんな日にゃやっぱ日本酒でしょ」
って、
「寒い暑い関係無しに日本酒でしょ」
なんですけどね。

てなことで、前回お話しした「珈琲屋さん(ヤナイ珈琲)で日本酒を飲もう会」(ヤナイ珈琲のご夫婦、S君、そして私の四人ですから、会と言うべきかどうか?)が、昨日執り行われました。(笑)

集まった酒はこんなんでして、
左から会津は喜多方、夢心酒造の純米酒『夢の香』、郡山市にある渡辺酒造本店の大吟醸『雪小町 五十一号袋吊り 自然落下雫酒』、新潟は長岡、美の川酒造の大吟醸『越の雄町』、そして、スパークリング清酒『松竹梅 澪』
いずれ劣らぬ銘酒でありますが(澪はどうかな?)、堪能してまいりましたよ。

まずは『雪小町 五十一号袋吊り 自然落下雫酒』
ナゲェ~~名前がナゲェ~~(笑)
私はふだん大吟醸というお酒を敬遠しております。それは何故か?
第一番にあの独特な甘い香り?変な言い方をすれば私の思う日本酒の香りじゃないんですよねぇ、あれがあまり好きくありません。
ところが、この『雪小町 五十一号袋吊り 自然落下雫酒』の香りはイヤラシサがない。それでいて口に含めば、もちろん大吟醸らしくフルーティーなんですが、私の好きな日本酒の香りが漂ってくる・・・・・いいお味でした。

次に『越の雄町』
これはさらに香りにイヤラシサがありませんでしたねぇ。
新潟の酒らしく飲み口サッパリ、スイスイ喉を通っていくというか、飲み過ぎに注意すべき酒でしょう。

『夢の香』は、「米、酵母、水、技、全て福島ブランドで」といった意気込みを、確かに感じさせてくれるお酒でありました。
なんてったって今年の「夢の香部門」(福島県ブランド酒米としての名)で最高賞の「県知事賞」を受賞したお酒ですからねぇ、敬意をもって飲ませていただきましたよ。

ともかく、いずれ劣らぬお味でござんした。えっ?『澪』はどうしたって?
まぁまぁまぁまぁ(笑)

結果どの酒瓶も空になったという・・・・・・
考えてみると、「銘酒だろうが何だろうが飲めりゃいい」って連中には、ちと贅沢でもったいない飲み会だったかもしれませんね。

最後に、私持参のおつまみを軽く紹介させていただきますと
手作りチャーシュー、烏賊大根、特性イモサラ、和風ピクルスのスモークサーモン巻き、てなラインナップ。
こちらもよく売れましたので良かったのかな?

「珈琲屋さん(ヤナイ珈琲)で日本酒を飲もう会」次回開催は未定でありますが、変なお店でバカ金使うより、かなり良い飲み方であったと私は感じました。是非ともまたいつかおよばれしたいものですね。

さて、今日の一枚は、スティーブ・キューンです。
前回キューンを取り上げたのは四月中旬でしたから、ずいぶんとお早い再出演なんですが、じつをいうと「THREE WAVE」を聴いて、「そういやぁ」なんてんでこのアルバムを聴き直したみたいな・・・・じつに久しぶりに聴いたんです。

前回も言いましたね、知的ピアニスト?いかにもドイツ系?面白味は薄い?まぁ私のキューン評はそういったところに尽きるのであります。

と、言いながらなんですが、このアルバムのキューンを聴くと「知的ピアニスト?いかにもドイツ系?面白味は薄い?」との私の評は「思い込みだったのかもしれない」とも思えたりします。(間違いなく思い込みです。笑)
「TOM JONES」の最後なんか、とても知的優等生とはねぇ・・・・知的劣等生?
ともかく、それでもキューンは何処をとっても知的になる人なんですよ。(なんじゃそりゃ)
つまりは、「いかに破天荒に装っても、キューンの本筋は変わらない」とでも言いましょうか・・・・私はそう感じるのです。

WATCH WHAT HAPPENS / STEVE KURN
1968年7月4日録音
STEVE KURN(p) PALLE DANIELSSON(b) JON CHRISTENSEN(ds)

1.WATCH WHAT HAPPENS
2.SILVER
3.LAMENT ~ ONCE WE LOVED
4.TOM JONES
5.WINDOWS OF THE WORLD ~ HERE I AM
6.I FALL IN LOVE TOO EASILY
7.AD INFINITUM