昨日は『母の日』、我が母は東京に住む姉から贈られてきた花に感激しておりましたが、女性という者は、いくつになっても花のプレゼントがあれほど嬉しいものなんでしょうか?
「『父の日』には美味しいウイスキーの一本でも・・・・・」
誰かくれんでしょうかねぇ。(笑)
そんな母に、気を落とす出来事がありました。
それは、父の古くからの友人であり、父母ともにの主治医であったF先生が、去る5月5日未明にお亡くなりになった事です。
高齢を理由につい先日病院を閉められたばかりで
「きっと自分の体調が分かっていて、病院を辞めたんだね先生は・・・何もあんなギリギリまで頑張らなきゃよかったのに」
と母、
「F先生が病院締めるんだってさぁ、新しい病院探さなくちゃなんないけど・・・もうちょっとだけやってくんないかなぁ」
って言ってたくせに・・・・とは言いませんでしたよ。
明日の葬儀には私も参列させていただくつもりです。
お亡くなりになったと言えば、F先生と同じ5日に、冨田勲氏が亡くなられましたねぇ
冨田勲といえば、『ジャングル大帝』のテーマ?それにKさん(誰?)が大好きだった『新日本紀行』のテーマね、それに・・・・まぁまぁ数え切れないほどの音楽が浮かんできます。
♪それいけキャプテン ウルトラ~~~~ ・・・♪
そうそう『キャプテンウルトラ』のあの壮大なテーマ、今思うといかにも冨田勲てな感じがしますが、あの頃はそんな事ちっとも考えずに少年バブはテレビに見入っておりました。
冨田勲を冨田勲として認識したのは(言い方が変ですけど)、やはりシンセサイザーの担い手としてでしょうか、
これほど電子音を嫌う私が、キース・エマーソン(こちらもまた先日お亡くなりになりましたね)、リック・ウェクマン、そして冨田勲に興味を示したのは不思議な気もしますけど。
アルバム『月の光』がグラミーにノミネートされたときは、全く関係も無いのに「日本人として誇らしく思う」みたいな気分になった記憶があります。
とにもかくにも、音楽界に多大な功績を残した冨田勲氏、心よりご冥福をお祈りいたします。
姉だけが『母の日』を意識したわけじゃござんせんよ、私だってア~~タ、今週の『料理当番、本日の一品』は、私の全おごりで『母の日メニュー』を作ったんですから(「なら外食にでも連れて行ってやれ」ってですかい?まぁまぁ 笑)
少しだけカーネーションを意識した盛り付けにしたんですが・・・・見えませんね(笑)、母の好きな野菜をふんだんに巻き込んだ生春巻きです。
それにお寿司?ね、おっと筋子の粕漬けを乗せた軍艦は私専用です。
お弁当は五目飯です。
さて、今日の一枚は、昨日の午後、そうとう久しぶりに聴いたチック・コリアです。
ブログをさかのぼるに、Vol.1は2006年3月26日ごろ間違いなく聴いているのですが、Vol.2はいつ以来聴いていなかったでしょう?おそらく「忘れるくらいぶり」ですねぇ
一時期、キース・ジャレットの「FACING YOU」や「COLN CONCERT」、そしてこのコリアの「PIANO IMPROVISATIONS」のVol.1、Vol.2が、ジャズ喫茶で大モテになった話は何度もしてきました。
そして、彼らの演奏がその後のジャズ・ピアノに多大な影響を与えたのも事実です。
ところが、この頃私はこれらのアルバムを聴かされすぎたのでしょうねぇ、定期的に聴く習慣を失ったのでした。
それが未だに「いつ聴いて以来だろ?」てな事になってるんですよね。
それじゃあ、久々に聴いてどうだったか?
あのね、この演奏が悪かろうはずは無いんです。ある意味20代後半で達する境地じゃありませんよ。
ひょっとして、コリアの頂点はここじゃないかってくらいにね。
でも、私がこのアルバムを聴くのは、また何年か先になるでしょう。
PIANO IMPROVISATIONS Vol.2
1971年4月21,22録音
CHICK COREA(p)
1.AFTER NOON SONG
2.SONG FOR LEE LEE
3.SONG FOR THAD
4.TRINKLE TINKLE
5.MASQUELLERO
6.PREPARATION Ⅰ
7.PREPARATION Ⅱ
8.DEPARTURE FROM PHANET EARTH
9.A NEW PLACE : ARRIVAL / SCENERY / IMPS WALK / REST