JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

忙しさのあらまし~どちらかといえば辛い編~

2016年05月25日 | m-o

昨日までの暑さは影を潜め、曇り空に涼しい風が吹いています。

てな事で、予告どおり『どちらかといえば辛い忙しさのあらまし』でありますが

もう2ヶ月近く前でしょうか
「なんか風呂に入っていると嫌な音が聞こえるんだけど・・・・ひよっとして水漏れじゃねぇ?」
さっそく、一級建築士の大社長(笑)S君に来てもらい診てもらうと
「あぁ~~、こりゃどっかの水道管が漏れているのに間違いないね。」
詳しく調べた結果、お風呂の真下を通る水道管からの漏水と判明、S君の口からは
「完全に直すとなると、風呂壊さないとダメかもよ」
という、無情な診断が告げられたのでありました。

その場は応急処置で水道管をつなぎ替え、その後の治療法を主治医のS大社長と検討したのですが、
「バブ、こりゃやっぱり風呂を作り替えた方がエエと思うよ」
という、さらなる追い打ちをかけるような最終診断
「クククククク苦~~!? お金がぁ~~~苦!! 大先生ぇなにとぞ手術代は抑えめに、なぁ~~に、風呂に入れりゃそれだけでイイんだから」

そして、その大手術が先週から始まったのでありました。

お金の苦しさもさることながら、もっと厳しいのはその間、風呂には入れないという差し迫った問題であります。
「なぁ~に、あの震災の時を思えば・・・・・」
まぁねぇ、幸いにもと言うべきか、途中結婚式があったので「ここで確実に風呂にも入れる」との読みもありましたし・・・・

「ア~~タ、暑いじゃないの、毎日さぁ!」
これで風呂無しはあまりに過酷すぎます。
『パソコン教室もどき』をやっているお宅から
「風呂入りに来て」
なんてお見舞いの言葉もいただいたのですけど、『我が神聖なる中年の男汁』(はぁ~~?!)を他人様のお風呂に残すてぇのも・・・ねぇ(母は一度いただきました。)
さりとて、このまま『神聖なる男汁』(はいはい)を流さぬままでいれば、その麗しき香に、周りの人が失神を起こしかねません。

そこで、仕事が無い昨日、私一人で大衆温泉へ行ってまいりました。
とは言っても、「お金がぁ~~」と苦しんでいるさなかに、大きな温泉施設に行くなんてぇのはもってのほか。

こちらの大衆温泉、入湯料はなんと220円、もちろんタオルや石けん類は持ち込みなんですがね、こっちとら臭ぇ男汁を落として、頭皮の脂を洗い流せりゃ十分なわけで
「あ~~エエ湯だったぁ」
てなもんですわいな

「あれ?これが『辛い忙しさのあらまし』?」
「だからぁ、『どちらかといえば辛い忙しさのあらまし』だってばさ」

ともかく、明日からは風呂が使えるようですので、一安心です。

と、この話はここでおしまい、ここからは余談であります。
昨日、けいさんからの暖かいコメントもいただいたのですが、それとは別に一昨日「明日はオイスター&アイラモルトですよ♪」とのコメントが・・・

「何?」
「だからぁ、美味しい牡蠣が入って、新しいアイラのシングルモルトも入ったよって・・・飲みに来ないの?」
「そりゃ・・・・・行きますよ」
オイオイ、「お金がぁ~~」の苦しさはいいのかっちゅう話ですけど・・・
「別腹別腹」(素晴らしい四文字熟語だぁ)
「意味も違うし、そもそも四文字熟語じゃ無いし」
「まぁまぁ」

てなことで、ブルイックラディ蒸留所が誇る「世界一スモーキーなシングルモルト」『オクトモア07.1 スコティッシュ・バーレイ 59.5度』を、生牡蠣と一緒にいただいてきました。

あのね、「海のもんには日本酒かワイン」なんておっしゃる方もいますがね、スモーキーなアイラ系ウイスキーも、相性バッチリなんでございますよ、ええ

できるなら牡蠣の上にウイスキーを注いでいただきたいところですが、安い酒じゃござんせんので、まずは牡蠣を口に流し込み、その旨さを味わった後、間髪置かずにキュイっとウイスキーを流し込む
「おおおお・・・おおおおお・・・・おおおおおおおお」
琥珀色の命の水が、私をヘブンへと誘うんでございます。

さて、苦しさが全く伝わらぬまま今日の一枚は、昨日エバンスだったので・・という理由では無く、私の大好きなピアニスト、フィニアス・ニューボーンJr. です。

弟のカルバン・ニューボーンがここでも参加していますが、そんな事はどうでもいい(酷い!)、私はファニアスの独特なピアノタッチといいますか、何処かにオモチャのピアノの音が聞こえると言いますか(褒めてないか?)それに惚れ込んでいるわけでして
いや、もちろん卓越した演奏技術がやはり大きな要因である事も間違いありませんけどね。

PHINEAS NEWBORN Jr.(p)の文字を見るだけで、「このアルバムはきっとイイ」と昔から決めていました。(笑)
ともかく、彼のブルース感覚に今でも惚れている私です。

FABULOUS PHINEAS / PHINEAS NEWBORN JR.
1958年3月28日, 4月3日録音
PHINEAS NEWBORN Jr.(p) CALVIN NEWBORN(g) GEORGE JOYNER(b) BOB DENZIL BEST(ds)

1.SUGAR RAY
2.WHAT'S NEW ?
3.PAMELA
4.45°ANGLE
5.NO MOON AT ALL
6.I'LL REMEMBER APRIL
7.CHEROKEE
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