梅雨入りして、今日は青空が拡がっています?
「死刑になりたかったと見知らぬ人をメッタ刺し」って・・・・アホか
ともかくジメジメの季節到来、デブには厳しい季節が今年もやってまいりましたし、いやな事件も起きておりますが、「ビールが美味しい季節到来」と、あくまでポジティブで行きましょう。
そんなわけで、先週の土曜日、11時近くに帰宅した私は、至福の一杯をグイッと飲み干しながらテレビなんぞを点けてみました。やっていたのはNHKの『SONGS』です。
「陽水かぁ・・・・・・」
昔、父親がテレビの「懐メロ番組」を見ながら鼻歌を歌っていると、
「うっせぇなぁ、違うの見ようよ」
てなこと言っていたのが、気がつけばビール片手に陽水を鼻歌交じりで見ている・・・・
AKB48の誰が誰だか分からない私あたりは、
「まったくもう、最近の若い連中は『同工異曲』、個性をはき違えてるね」
てなこと言って、じつは父と私が『同工異曲』だったりして(笑)
つまりそれだけ歳を取ってしまったということなんでしょうけど・・・・
あえて、もう一つ四文字熟語を借りるなら『烏兎匆々』ってやつですかねぇ
高校時代、恥もしらずに田舎の公民館で友人と二人でギター片手に歌ったことがありました。陽水も何曲かやりましたねぇ・・・
当時、反骨心じゃないんでしょうけど、私は陽水、拓郎といったその時流行りの面子より、一時代古い世代のフォークソングを歌いたがる傾向がありまして、あの時の曲は全て相棒が選んだものだから若干不満があったようにも覚えています。
♪ 十年は一昔 ウ~~~暑い夏・・・・♪
そういえば「夏まつり」も、彼の選曲に入ってましたっけ、
ちょうどその時、母が起きてきて、
「なんだこの歌?一昔、二昔って・・・・」
「いいから、黙ってて・・・・・早く寝なよぉ」
そういやぁ、母の鼻歌ってほとんど、いや全く聴いたことがないなぁ。
母の青春時代はまさに戦時まっただ中、歌なんていう余裕は無かったのでしょうか?(父にはあったのにねぇ)
いずれにしても、歳を重ねるごとに益々口に出るのは「懐かしのメロディー」っていうのはしかたのない事、カラオケレパートリーも酔えば酔うほどにそこへ傾いて行くものです、ねぇ、
そこのお兄さん、だからね、あなたの上司が陽水や拓郎を歌っても、いずれあなたも『同工異曲』、温かい目で見守ってあげてください。
今週の『料理当番、本日の一品』ですが、かなり手抜きをしました。それは、明日12日の晩、ヤナイ珈琲さんで飲み会をやろうというお話しがありましてね。私は「酒はいいから、つまみ作ってきて」ってんで、その仕込なんぞもやりましたもんで、昨晩の料理はあまり手をかけなかったと、まっそういうわけです。
和風ハンバーグです。ハンバーグ生地にも玉葱ではなく長ネギと大葉のみじん切りを練り込みました。
さて、今日の一枚は、ペッパー・アダムスです。
題名のごとく、ミンガス作品集、ジャズ・ワークショップを離れてからのアルバムです。
メンバーを見るとサド・メル・オーケストラの前兆盤みたいな一枚でありますが、人数の多さもさることながら、アダムスとズートの組み合わせってぇのは、「ENCOUNTER !」でも分かるように、みょうに厚みを醸し出す効果があるように思います。
ここで取り上げているミンガスの曲はどうにもこういったぶ厚い感覚がないと、イカンのでしょうね。そのへんがいかにもワークショップ仕込みってぇなところなのかな?
人気のマリガン、実力のアダムスなんても言われますけど、基本、二人の向かうJAZZ感が違うんでしょうね。私的には、どちらとも捨てがたい魅力があります。でも、マリガンがこんなアルバムを出しても面白くないかな(というか、出すわけ無いか。笑)
ともかく、この人数でありながらアダムスの魅力が伝わってくる、つまり、彼のバリトンにはそれほどの主張があるということであります。
PEPPER ADAMS PLAYS CHARLIE MINGUS
1963年9月9,12日録音
PEPPER ADAMS(bs) THAD JONES(tp) BENNY POWELL(tb) CHARLES McPHERSON(as) ZOOT SIMS(ts) HANK JONES(p) PAUL CHAMBERS, BOB CRANSHAW(b) DANNIE RICHIMOND(ds)
1.FABLES OF FAUBUS
2.BLACK LIGHT
3.SONG WITH ORANGE
4.CAROLYN
5.BETTER GIT IN YOUR SOUL
6.INCARNATION
7.PORTRAIT
8.HAITIAN FIGHT SONG
9.STROLLIN' HONIES
何か違うものがあるんです。
なるほど、たしかにグループサウンズを扱った番組は少ない?ほとんど無い?
どうしてなんでしょうねぇ?
しかし、私も含め(グループサウンズは小学校時代ですから、若干フォークほどのインパクトがもともと無いんですけど)ちょっと年上のMさんなんか、カラオケでグループサウンズをばんばんやってますよ。
なんにしろ「心に残る歌は、人それぞれにある」それだけは間違いがないと思います。