現在、吹田貨物ターミナル駅の開業に向けて貨物専用道路の工事が行われています。
当地区内では東海道本線の真下に現在トンネル(南吹田~穂波町)を築造しています。
現在、エレメント(鋼鉄で出来た四角い筒)をトンネルの四方に押し込んで(URT工法)トンネルを築造しています 。
エレメントの押し込みが完了しましたらエレメント内部及びエレメントとエレメントの隙間にコンクリートを流し込んでトンネルとしての強度を持たせて頑丈なトンネルとなっていきます。
今回のURT工法での施工延長は54.18mにおよび、今までに施工実績があまりなくエレメントとエレメントの隙間に十分にコンクリートが充填できるかまた十分な強度を得る事が出来るかを試験するために下記の通りの試験工事を実施するようです。
模型で現寸でトンネルの上部を再現しコンクリートの充填試験をしますから大きな構造物となります。
試験工事実施会社 大鉄工業株式会社・西日本旅客鉄道株式会社
工事個所 : 吹田市南吹田1丁目(JRおおさか東線用地内)
工事期間 : 平成23年4月14日~6月30日
目 的 : JR東海道本線下トンネルのコンクリート工事の模擬試験 (1)南吹田1丁目における試験工事のお知らせ
(2) URT試験施工図
最近は時間がありましたら、橋本ひろし後援会会員宅に挨拶回りをさせて頂いております。
今日は午後から吹田さんくす2番館(朝日町)にありますさんくすハイツの会員さんにご挨拶に伺いました。
11階の共用廊下から吹田貨物ターミナル駅建設工事の光景が目の前に迫ってきました。
おもわず写真を撮ってきました。
上新田自治会地区内では吹田貨物駅専用道路の出入り口が出来ます。
改めて全貌を見渡すと今回の工事規模の大きさが解ると同時に当地区の安全・安心をどのようにして訴えて行くかを考えさせられます。
鉄道・運輸機構のホームページより工事概要は
http://www.jrtt.go.jp/02Business/Settlement/pdf/suita2205.pdf
JR吹田駅からJR岸辺駅方面
左側メロード吹田一番館
奥に岸辺駅連絡通路(橋上化)が見えます。
吹田市の岸辺駅橋上化イメージ http://www.city.suita.osaka.jp/library/toubukyoten/seibijigyou/jiyuutuuro.pdf
現在、大鉄工業株式会社が施工している「吹田・東淀川間貨物専用道路Bv新設他工事」の発進立坑(南吹田1丁目)の現況写真です。
トンネル上部にあたる部分にエレメント(1m×1m 角パイプ)を押し込んでいます。
1本(56m)押し込むのに約1か月ぐらい掛かるそうです。(前回1本押し込むのに2週間ぐらいと書きましたが訂正します。)
トンネルは南清和園~穂波町間 東海道本線の真下です。
現在 平成22年11月24日撮影 大鉄工業株式会社 提供
2か月前 平成22年9月23日撮影 大鉄工業株式会社 提供
10月26日現在の東海道本線の地下にトンネルを築造している発信立坑(南吹田1丁目)の状態です。
現在トンネルの上部個所ににエレメント(角パイプ)を押し込んでいます。
一本のエレメント約56mを押し込むのに2週間以上の日数がかるみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/46/f43a7cbb38a6e523502a80d5a676a62d.jpg)
現在 平成22年10月26日撮影 大鉄工業株式会社 提供
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/f3/6cae141ad34eca4593beb22d3c56831d.jpg)
1カ月前 平成22年9月23日撮影 大鉄工業株式会社 提供
吹南・吹六地区では本格的に上記の工事が始まりまして3年間が経過してますが、建築工事と違って土木工事は進捗が判りづらいので施工業者から聞いた範囲で報告します。
今現在 工事進捗率は約70%で、工事の中心は東海道本線の地下(3.7~5.4m下)にトンネルを築造しているそうです。
(トンネルは延長56m、巾10.5m高さ4.7mの構造物)
毎日、電車が頻繁に通る路線ですからどのようにしてトンネルを構築するか?
発進立坑と言う地下の空間から到達立坑に向けて、鉄板で製作した角パイプ(エレメント 1m×1m)をトンネルの周囲に押し込んでいき、全て押し込んでからパイプの中にコンクリートを充填して、強固な構造物を作り、トンネルとなる部分を掘削していく。
今回のトンネル工事では36本のエレメントを押し込むそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/6a/99ba1737362f565d447f2d42934fd0ce_s.jpg)
1、平成22年9月度 工事進捗写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/99/4fab34a3b0453bc4256db75c48885180_s.jpg)
2、南吹田1丁目の発進立坑内 URT推進工
南吹田1丁目、南清和園にお住まいの皆様!
平成21年2月に吹田市、及び鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄精算事業西日本支社に『南吹田地区貨物ターミナル駅(仮称)建設工事に伴う対策委員会』から城東貨物高架下通路(南吹田1丁目10番~南清和園41番付近)が閉鎖に伴い代替通路の設置に関する要望書(下記の通り)提出いたしました。
その回答が鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄精算事業西日本支社より吹田市に“歩行者等の安全確保と利便性の観点から代替通路整備の実施を前提に検討いたします。”と平成22年7月に回答がありました。
既存通路の閉鎖、代替通路の開通等の日程は後日ブログで報告致します。
尚、代替通路は既存通路と同様に車の通行は出来ない構造と聞いております。
位置図 ↑ クリックして下さい。
吹田市長 阪口 善雄 殿
南吹田地区貨物ターミナル駅(仮称)建設工事に伴う対策委員会
委員長 橋本 浩
要 望 書
平素は南吹田地区に対しご支援ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、当対策委員会は、今日まで吹田貨物ターミナル駅建設事業につきまして、安全対策・環境対策等の要望を行なってまいりましたが、このたび、貨物専用道路の出入口と十三高槻線との交差点の形態が確定し、今後詳細の検討に移ると伺っております。
つきましては、当地域にとって歩行者動線が変わることになりますため、地域の歩行者等の安全対策につきまして下記の要望をいたします。
記
要望事項
貨物専用道路を設置することで、城東貨物線の高架下の既存通路が閉鎖されるため、南吹田1丁目と南清和園間に安全な代替通路を設置し、その機能を回復すること。
以上
なお、同様の要望書は南清和園からも提出されております。