26日よりの続きとして福祉環境委員会、建設委員会所管分の質疑を記載いたします。
1、生活保護所帯は年々増加の傾向にあります。市の単費でも約26億円の負担を強いられている。
担当ケースワーカーは生活保護所帯を訪問して就業に対する指導、相談に対応している。
吹田市では北摂7市と比べて生活保護担当ケースワーカーが不足しているので適正に生活保護所帯を指導するために人員を増やすべきではないか。
尚、現在は35名が担当していますが社会福祉法で定める人員より18名不足しています。
2、地区福祉委員会は地域での福祉活動を展開している重要な団体であります。吹田市社会福祉協議会の実践団体として地区福祉委員会を吹田市内で33か所を配置しています。これまでの吹田市と吹田市社会福祉協議会の協力また連携の歴史を踏まえ支援体制を充実すべきではないか。
3、南吹田地区地下水汚染のコンター図ではジクロロエチレン、塩化ビニールモノマーの汚染は南吹田2丁目付近に、また第一帯水層までに留まっている。早急に浄化が必要ではないか。
また、3・4丁目は観測井戸が非常に少ない、より正確なコンター図を作成するためにも観測井戸を増やすべきではないか。
4、『緑あふれる未来サポーター事業』は自治会、市民団体などの協力により公園や緑道の草刈りなどの維持管理を行っている。年々登録団体数が増えているが事業費はわずかな金額と思われる。
市と市民の協働して事業を進めるためにも十分な事業費を付けるべきではないか。
吹南地区では2年前までは7月に『吹南ふれあい夏まつり』、10月に『手作りカーニバル』を子供たちの思い出づくりの為に開催されていました。
近年、夏場に猛暑が続き、熱中症などが心配されることから二つの事業を統合し、昨年から『吹南ふれあい秋まつり』として生まれ変わりました。夏まつりを継続して16回目、また事業を統合して2回目の『吹南ふれあい秋まつり』が本日天候にも恵まれ吹田南小学校で盛大に開催されました。青少年対策委員会、南小PTA、各団体の皆様ご苦労様でした。
手作り広場 木工コーナー
手作り広場 ミサンガ作りコーナー
ふれあい広場
昨日、決算審査特別委員会の討論採決が行われ吹田市平成24年度一般会計及び特別会計の決算が承認されました。
審査は財政総務委員会、文教産業委員会、福祉環境委員会、建設委員会の所管分と本日の統括質疑の5日間にわたり行われました。
私は下記の点に重点を置き質疑をいたしました。(財政総務委員会・文教産業委員会所管分)
1、市民の公平性の観点から不納決損額(欠損金)の金額を債権管理条例に基づき税金、利用料などの欠損金を減らすように務めるように。尚、平成24年度一般会計約1億9000万円、特別会計約3億9000万円
2、(仮称)吹田市地域委員会研究会の進捗状況、地域のことは地域で決めるために選挙による地区の代表を決める考え方は吹田市では馴染まないことを委員会で確認した。
3、市民活動災害補償制度の補償内容が平成20年度から引き下げている。地域活動が更に充実させるためにも補償内容を充実させるべきではないか。尚、平成24年度に損害件数は4件、傷害は148件起きています。
4、現在、吹田市立小学校35校の給食費約8億円を私会計として吹田市学校給食会で管理されています。平成24年度決算では不納欠損金として110万円を計上しています。2年間の収入未済で不納欠損金となります。
現在、学校給食費の公会計化が全国の市町村で進んでいます。
吹田市でも公会計化し、不納欠損金を債権管理条例の下に適切に管理すべきではないか。
今日、10月19日は吹田南幼稚園の運動会が開催され、近隣自治会長として参加いたしました。
かわいらしい園児が日頃の練習成果を保護者の皆様に見てもらう為に一生懸命頑張って競技に演技に参加していました。
吹田市には公立幼稚園16園と公立保育園18園がありますが、国の“子ども子育て関連3法”による新制度の平成27年度4月本格実施に合わせて幼保一体化施設として整備されます。
吹田市内の幼稚園と保育園が統合され「こども園」として生まれ変わる整備が順次始まります。
一方、南保育園では平成28年4月からの民営化を進めていきます。
保護者など市民の意見に十分耳を傾け、市は慎重に進めていただきたいと考えます。
吹田南幼稚園うんどうかい 園庭にて
今日は吹南地区福祉委員会が行いました委員研修会に参加しました。
吹南地区の南側は神崎川に接し、東日本大震災以降、地区では津波に関して関心がありました。
また、福祉委員会では災害時の支援対策として地区の防災マップを発行したいという考えから、本年の研修先は和歌山県有田郡広川町にあります、津波防災教育センター稲むらの火の館に行ってきました。
この研修会が少しでも防災マップ作りに役立てばと思います。
アルミ缶とサラダオイルで「ランタン」を作ろう!
昨日、10月13日は吹田市内の33地区中23地区で)で市民体育祭が開催されました。
私が所属する吹南地区をはじめ4地区に伺いました。
地区地区で運営に工夫を凝らし、また自治会ごとにテントを張り、賑やかに行われていました。
本当に運営員の皆様ご苦労様でした。
吹一・吹六地区市民体育祭 第三中学校にて
吹ニ地区市民体育祭 吹田第二小学校にて
豊一地区市民体育祭 豊津中学校にて
吹南地区市民体育祭 吹田南小学校にて
最近は決算員会の資料調整などで忙しくしていました。
本日、10時から地域安全青少年育成吹田市民大会がメイシアター大ホールで開催されました。
会場には各学校のPTAの方が多数参加され、今子供たちを取り巻く環境が年々複雑になっているようにも感じます。
決意表明で
1、地域安全活動として
ひったくり等街頭犯罪・空き巣等住宅侵入犯罪の被害防止
子どもや女性を狙った犯罪の被害防止
登下校児童の見守り活動の一層の活性化
「こども110番の家」運動の推進
2、青少年の非行防止、健全育成として
補導活動の推進 地域住民、警察、学校等による合同補導活動の実施・暴走族、薬物の追放
少年の立ち直り支援 検挙、補導少年の継続指導活動
3、虐待防止のために
児童虐待防止ネットワークの連携強化
以上について、家庭、学校、地域、行政、各種団体が一体となり、努力することを表明されました。
南吹田地下水汚染対策事業爾の予算は、これまで報告しましたように平成25年9月定例会では承認されませんでした。
地域住民の落胆は計り知れないものでした。
この事業は南吹田地域住民の安心・安全のためだけの事業ではありません!
高濃度で汚染された近くには吹田市水道部の泉浄水場が存在し、付近では大型インフラ工事が急ピッチで施工されています。
泉浄水場からは地下水・淀川の表流水を水道水源として水を吹田市民に供給しています。
福祉環境委員会では
1、水道水源に汚染は到達するのか。
2、また到達したら浄水場の対応はできるのか?
3、汚染原因者として蓋然線の高いA社への追及。
などの事項に質問が集中し、今行政が何をすべきかという議論がなされなかったとうに感じます。
はじめに水道水源に汚染水が到達するのかは
吹田市土壌・地下水汚染調査等専門員(大阪大学名誉教授 村岡浩爾、大阪人間科学大学教授 福永勲、大阪大学院准教授 阿部信晴 先生)から平成21年3月31日に市長に提出された見解書に
現在の汚染フリュームが対策を講じないまま時間と共に進行した場合、自由地下水層あるいは被圧地下水層を通じて吹田市民の飲用水の水源域に地下水汚染が及ぶ可能性が考えられる。
と書かれています。
当然、委員会で議論する余地はありません。
2、浄水場で対応ができるのか?
これは浄水場で対応ができるのではなく、毎日市民が使う水道水に不安を与えることは許されないことです。
3、汚染原因者として蓋然線の高いA社への追及。
この問題は、平成3年から行政が地下水汚染問題に取組原因者の特定には至っておりません。
仮に司法の場で争えば、これから10年以上の歳月が係るように思えます。問題は大変複雑です。
専門員の見解書には、いずれにせよ、平成20年度の調査を終えた「報告書」の基づいて、現段階では早急の対応が不可欠であることは間違いありません。このような土壌・地下水汚染状況に対処する関係者はそれぞれに応分の責務があることを踏まえて、そのための対策工法は科学的に判断される適切な対応でかつそれに係わる経費の負担に関しては慎重な検討が必要と考えます。
と書かれています。
まずは早急な浄化対策は必要であり、A社に対しても社会的な貢献も踏まえ応分な負担が必要と考えます。
今回のように、法的対応が整備されていない時期であり、地下水汚染が広範囲に市街地までに広がり、近くに水道水源がある、こんな事例は全国的にもなく、非常に難しい行政判断を必要としたと考えます。
私は一議員として、何としても吹田市民が安心な水道水を飲めるように活動してまいります。
今日から吹田市平成24年度一般会計及び特別会計(9会計)の決算審査特別委員会が始まりました。
10時から平成24年度一般会計及び国民健康保険、下水道、有財産、交通災害・火災等共済、勤労者福祉共済、自動車駐車場、介護保険、後期高齢者医療、公共用地先行取得の各特別会計の決算説明後、各委員から資料要求をして本日の会議を閉会いたしました。
私は2年前にも決算審査特別委員会に参加しましたので今回で2度目となります。
今回も市民と協働のまちづくり、地域福祉の充実するための視点から質問してまいります。
当然、南吹田地下水汚染問題も取り上げます。
尚、審査日は10月18日(金)、21日(月)、22日(火)、23日(水)及び25日(金)となります。