赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



日比谷公園で開催中のイベント。余り下調べをせず、芸術作品の展示と思って訪問。勿論芸術作品もあるのだが、謎解き的な観点から分析がされていてなかなかユニーク。あとは経年劣化等したモナ・リザの分析も興味深いものだった。そのモナ・リザのキャンバスのレプリカの展示があって、裏面まで見られるようになっていた。

しかし特に面白かったのは、多才だったダヴィンチが作製した各種図面を基にして、現在使われている自動車や武器など文明の利器の原型となるような彼のアイディアを実際に拵えて形にしてみたものが展示されていたこと。展示会場の入口にはモナリザに黒柳徹子の顔をはめ込んだ絵があって、それが喋るのにあわせて口は動くわウインクするわですこぶる不気味だったのだが、その強烈なインパクトを消してしまうくらい展示も充実していた。




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ず~っと気になっていながら、映画館ではもちろん、テレビでも何となく見ていなかった作品。杜の都・仙台を舞台にしたサスペンスもので、堺雅人演じる平々凡々とした男、彼が旧友に呼び出されて待ち合わせに行ってみたら、地元仙台に凱旋中の内閣総理大臣の暗殺犯にやおらデッチあげられて警察の追手や世間の目から逃げ回る羽目になるというもの。ある意味トンデモ展開のストーリーだが、最後まで十分な興味をもって観ることが出来た。作品中のセリフにもあるとおり、まさにJFK暗殺時の「オズワルド的」受難ストーリーで、感情移入しやすかったのかも。結末はハッピーエンドでもなく、かと言って決して只管に凄惨なものでもなく、ある意味絶妙なものだったと思う。出張やサッカーの遠征でよく訪問している仙台の街並みも懐かしかった。


主役級含め、いろんな俳優さんが結構なチョイ役で出演していたのも面白かったが、個人的には、織田裕二主演の学園ドラマで死んじゃう役だった若い俳優さんの怪演に何となく心惹かれるものがあったかな。ソニンは久々に見た。ちなみに原作は全く読んでいません。

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