フジテレビ猛プッシュ中の映画「海街diary」を2週間前にユナイテッドシネマ浦和で見てきました。ざっくりと「鎌倉を舞台に、過去に父に捨てられた3姉妹が、その父の死を機に腹違いの妹と出会い、一緒に住みだして徐々にお互いにわかり合っていく物語」みたいな理解で見始めたので、その割には予想していた深刻な対立やギスギスした人間関係もなく終始まったりとリラックスして楽しめる作品でホッとしたという感じでした。
新聞の本作品の講評の中に、「この物語の底流に流れるものとして『同じ料理を食べることを通してお互いの理解を深めていく』というものがあるのだ」みたいなものがありましたが、確かに、何気ない家庭料理や定食屋さんの料理を一緒に食べたりしながら少しずつ距離を縮めていく様子は何となく共感できるものがありました。「同じ釜の飯を食った仲」という表現からもわかるとおり、友達や同僚をとりあえずメシに誘うという行為の背景に、その人と近づきたい、理解し合いたいという潜在的な心情があるんでしょうね。
最後にキャストについて、長澤まさみさんのお色気担当はばっちりハマり役だった一方、「しっかり者の長女」としての綾瀬はるかさんも思ったよりは違和感なく見られましたかね(笑)しかし、一番驚いたのは、ネットでの噂どおり広瀬すずさんがなかなかにサッカーが上手だった点。聞くところでは彼女は割とガチのバスケ部で運動神経がよいこともあるらしいのですが、加えて、レッズファンとしては少々悔しいながらも、そこはやはり「さすがサッカー王国清水出身」というところなんでしょうね。
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