つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

DS版DQⅣ

2008-04-20 00:44:25 | ゲームレビュー
FC版の時から大好きなソフトです。
4・5回はクリアしたんじゃないでしょうか。
PS版もやりました。こちらはあんまり記憶ないですが。

で、じゃあなんでDS版も買ってるのかというと、やっぱり好きだから。
シリーズ中一番好きですね。
五章構成でそれぞれに主人公がいる、というのも楽しい。

で、レビューですが。
ゲームとしては最高に面白いです。大好き。
だけどちょこちょこ不満もあります。

一章の前に、5章での勇者の日常を序章として独立させたのですが、ここで出てくる勇者は5章と同じ大人の姿で出てきます。
なのに一章での誘拐事件では「まだ子供の勇者を…」って、さらってくる子供とかなり年齢違うんですが(笑)。
で、5章では元々はププルは勇者と同年代なので、大きくなって宿屋さんの手伝いをしていたのですが、今回は子供のままで、学校に行っています。
勇者は17歳なのに???
多分、一章をいじるわけにはいかなかったから故のことなんでしょうね。
しかし何でこんなことをしたやら。
年月が経ったんだなぁ、とじーんとするのも楽しみのひとつだったのに。

それから、敵が弱くなり、レベル上げの苦労はなくなりましたが、そうしたらなんだか思い入れをする時間もなくなってしまったようで(苦笑)。
補助魔法を覚えるキャラが限られる→魔法の効きがよくなる→敵弱体化、かもしれませんね。
敵との遭遇率も減っているように感じます。

あとは、キャラクターの差別化というか、個性化をねらったのかもしれませんが、キャラによって覚える魔法が制限されてしまい、使えるキャラと使えないキャラができてきてしまったのは残念。
あと、いばらの鞭やブーメランなど、全体攻撃ができる武器がなくなってしまったのも悲しいところ。何でなくしたのかなぁ??

武器や防具や道具が、絵で見られるようになったのは楽しくてナイス!でしたが。

あと、周りにDSをやる人がいない大人としては、すれ違い通信をしない限り町が作れないのは寂しいです。
ホフマンが町を作ってはくれますが、今までみたいに移動したい人が世界各地に現れる、ということがないので発展しないんです…。DQⅣの楽しみが一つ減っちゃったよ~。
町作りも楽しみたいなら、PSでやるしかないですね。

ただ、どこでもDQⅣができるというのは魅力です。
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アルトネリコ2、プレイ中(辛口あり)

2007-11-18 02:08:54 | ゲームレビュー
お久しぶりです。
最近は、アルトネリコ2をやっていました。
これはガスト・バンプレスト共作?のゲーム。1もあります。
これも突っ込みどころ満載ですが、面白い。
「アトリエシリーズ」で有名な会社のため、このシリーズも調合満載。

志方あきこさんの曲・歌が素晴らしい(葉月独断)ゲームです。
シナリオもまぁまぁ。
キャラが最低(ため息)。全部のキャラが、ではありませんが。

まずよい点。
・攻略本なしでも、確実にクリアできる。
・曲・詩(歌)は文句なしに素晴らしい。好みはあるかもしれないが。
・目的を宿屋で確認できるので、RPGにありがちな、「次何やるんだったっけ?」ということがない。
・前作における課題(ヒロイン選択の意味なし、とか雑魚敵が強いので戦闘が結構面倒とか、マップが最初からだだっ広いとか、移動がしにくいとか)は全て改善されている。この姿勢は素晴らしい。

悪い点。
・誤字・脱字・表現の間違いが多量にある。しかもそのまま声優に台詞として言わせている。校正係がいるとは思えない酷さ(例:「感動に打ちひしがれる」→感動には「打ち震える」のであって、打ちひしがれてどうするのか。打ちひしがれるのは「絶望」じゃ!
例2:「弑奉る」→「弑し奉る」が正解。「弑する」の尊敬語)
・マップを短くし過ぎて、当初、さくさく進めるとヒロインとの会話に必要なダイブポイントが貯まらない。1ではさくさく進めても大丈夫だっただけに残念。
・キャラにいつも問題あり。前作ではプレイヤーキャラであるヒーローが最低野郎(下品な言葉ですみません)だったが、今回はメインヒロインであるルカ(プレイヤーキャラであるヒーローの幼なじみにして彼女設定)が最低な女性。
ルカの母親のレイシャさんも、かなりだったしなぁ…。
・オタク趣味満載。いや、私も同好の士なので分かるのだが(苦笑)あそこまでおおっぴらにされるとねぇ…。まさかゲーム中にナーシャと分かる人形の絵や、球体関節人形やグラスアイなどの言葉と対面するとは思わなかった(苦笑×2)。2ちゃん用語もあり。
・アニメなどが飛ばせない。一度読んだ文章のログが飛ばせない。
・アイテム調合が多すぎて、面倒。
・最後のマップだけやたら長く、イベントは少なくてつまらない。
・逆に中盤はやることが多すぎ(イベントは少ない)、作業になりがち。

特に今回、ルカはかなり酷いキャラ。反感は持っていた?(コスモスフィアに入らない限り、結構うまくやっているように見えた)クローシェ(二人目のメインヒロイン)から誕生日プレゼントをもらったその後すぐに、チェスターにそそのかされて公衆の面前でクローシェを偽物の御子と呼び、クローシェの面子をつぶしたにもかかわらず、一度も謝らない。「だって妹の行方が分かるチャンスだから」とか言ってる。結局自分の方が不幸だとずーっと思ってるキャラなんだろうな。
ルカの母(育ての母であることが後で判明する)であるレイシャさんも、情が移ると失ったとき自分が辛いからと、ルカに非常にそっけなく対するのが変。
いい年した大人なんだから、親としての責任はきっちり果たせと言いたい。
…というか、ルカルートのコスモスフィアだと、ルカに働かせて家賃を払っているようだが、あんたは何をしているんだと聞きたい。親なんだから働いて子供を育てろ。

何となく、作者は若い世代なのかなと思う。誤字といい、キャラの頭の若さ(誉めているわけではない)といい、十代や二十代が想像した「大人」を描いているように見えるから。
若い世代(ヒーローやヒロイン)は、まぁありかも、と思えるんだが…。
これで三十代~四十代がシナリオとかキャラとかやってたら、ちょっと殴りたい気分。

蛇足。
最後の最後でジャクリ(前作のラスボス、ミュール)がココナ(どっかの漫画家かい!)にある依頼をするとき話題にでる「ハーヴェスターシャ」って、志方さんのセカンドアルバムにも歌の中に出て来ます。
…これで三本目を作るつもりだろうな、きっと。
いや、あの歌の通りなら、三本目は好みですので買いますが。
しかしなんか今回の作品はあちこちであざとさが見える。
前作の方が素直で好感が持てました。
今回、前作よりいいのはヒーローキャラだけですね。
志方さんの歌・曲は前も今のも素敵ですが(次回作では、作中で志方さんに歌ってほしい…。今回ルカが歌いますが、志方さんが歌声をやっているクローシェに歌ってほしかった。しかも飛ばせないし)。
キャラの立ち絵は綺麗ですが、一枚絵はいまいち。

話はけっこう面白いし、ハマれるゲームなんですが…。
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リーズのアトリエ(※辛口です)

2007-09-20 17:43:28 | ゲームレビュー
これも懐かしいシリーズ。
マリー、エリー、リリーまでやりましたが、その後は絵が変わったこともあって、放置しておりました。
ゲームボーイはやりましたが(アドバンスは買おうと思っていたらなくなったので、やっていません)。
退院後、基本的には寝ているので(一週間は安静に、できれば一ヶ月検診までは安静に、と言われたので)、主人に買ってきてもらいました。

絵は初期のアトリエシリーズっぽいです。
でも可愛らしい感じで、人物は良い感じ。
背景とか使い回し?のような箇所もありましたが、ザールブルグ以来のファンにとってはいいのではと思います(←葉月本人)。

キャラはコメディ風味ですが、まぁ許容範囲。
リーズが金金と言ってばかりなのは(いくら借金を返すのが目的といえど)、不快ですが。
個人的には、「もてる男の条件」がお金持ち、って言い切るロロットとリーズ…。えげつないなぁ。
ロロットなんてお嬢様という設定なのに、やたら金金と全然お嬢様らしくない。
結構本気で不快でした。

ゲームバランス。これは圧倒的に悪い!

基本アイテムを採集に行っても、必ず採れるということがない(というより、はっきり言って採れない)。
例えば、「キラキラの砂」など、海に行けば採れそうなものも、私は三年目半ばまで全く採れず、悩み通しでした。
また、「蒸留水」を作る「○○湖の水」も、マリー・エリーなら毎回たっぷり採れたがリーズでは全く採れないこともあり、基本アイテム不足に常に悩む。
故に「調合の楽しさ」より「したいのにできなくていらいら」の方が強い。

採集も、採集より戦闘が多い(!)のでいらいら。
いい加減うっとうしくなり、途中で「アイテムも経験値ももういいや!」と電源切って休んだりも。

また雇用費がかからない、好感度はイベントにだけ関係、のわりにイベントが起こりづらく、何の意味もなくなっている。

とどめは、ただやっていると、一回目は絶対クリアできないこと!
基本アイテムが足りない→採集に行く→採れないので日数が過ぎる→アイテム作ってる時間がない、のループです。
このゲーム、バッドエンドで期限である三年目の最終日になると、二回目に強制的につながるのですが…。こんなバランスの悪いゲーム、二回もやりたくない…。
どうも「何回もやる」ことを想定してのつくりのようなのですが、「やる」かどうかはプレイヤーが決めることなので、勝手にメーカーが決めて作られてもねぇ。
で、クソゲーのお約束(?)ですが、スタッフロールは飛ばせない…。
とことんまでプレイヤーのことなどなにも考えていないゲームです。
バグも多い(ゲームが止まる)し。
ガスト、アトリエシリーズはもうやめたいのか?と本気で思ってしまいました。

アトリエシリーズ、好きだったんですが…今後は手を出せないですね。


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そしてこの宇宙にきらめく君の詩(PS2)

2007-09-04 00:56:32 | ゲームレビュー
お久しぶりです。少し涼しくなりましたね。

えー、せっかくゲームをしてるのだから、独断と偏見でレビューしてみよう、と思い立ったのでやってみます。
昔はやったゲームは覚えていたのですが…ゲーム歴ウン十年ともなると(一応伏せてみる)、最近のものでもよっぽど強い印象がないと忘れてしまうので。

第一回は、長らく気にしながら手に取らずにいた、「そしてこの宇宙にきらめく君の詩」です。
発売はデータムポリスター社。
懐かしいなぁ。セガサターンで「井上涼子シリーズ」を出していた会社です。
リアルタイムで「涼子ちゃん」と話す、というコミュニケーションゲームでしたが、丁寧な作りで好きでした。

さて本題。
「ガイア」いう惑星にある「ソウルディシア」と「セント・フォーリア」と呼ばれる連合(コロニーの集合体みたい?)が争っている世界。
セント・フォーリアの中心になる王国、シューマールのルミナ(=プレイヤー、名前変更あり)王女は、自分が世界についてあまりにも無知であることに気づき、幼なじみの騎士アッシュと教育係のペルモと共に旅立った…。というのがイントロ。
…設定がガンダムです(笑)。
人型兵器(笑)も出て来るし(どうでもいいですが、ルミナの乗る「フェニックス」は「魔法騎士レイアース」でエメロード姫が乗っていた魔神に似てますね)。

人物血縁関係が少々込み入っていますが、プレイ感はスムーズで好きです。
基本的にはアドベンチャーノベルの恋愛もの(乙女ゲーム)ですが、選択肢は少ないです。その代わり、プロローグ以外は重要なので、無駄な選択肢(話に変化がつかない)のはないのが好感度高いです。
話もよくまとまっています。できればもうひとひねり欲しいところもありますが(キャラによってはやや唐突に恋が語られるので)、それぞれ本命に選べば「結局いい人」なので、私としてはしばらくぶりに不快感なしにできるゲームでした。

絵は可愛いですが、イラストの美しさが画面に生かされないのが残念。
キャラの台詞につく絵はイラストに近いので、一枚絵の方も頑張って欲しかったですね。

敵にして恋愛対象の「エディオス」王ですが、見た途端「アリオス(レヴィアス)」とか思った私はアンジェリーカーです(笑)。
いや、似てるんです。暗いとか黒っぽいとか。名前も何となく、ね。

続編も出ていますが(こちらはまだ未プレイ)、これはお勧め。
昔はこんな感じが普通だったのですが(誤字も一箇所しかなかったし)、最近はこういう丁寧な作りのゲームは珍しいですね。今後もデータムポリスターさんには、路線が違ってもこういう丁寧さを持ち続けて欲しいです。

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