とある漫画で出て来た味噌焼きおにぎり。
うちは焼かずに味噌を塗っただけで食べます。
子供の頃、児童向けの本で、猟師さんがお弁当で食べてた覚えもあります。
しかし、千葉生まれの主人は知らないようなので、どの地域で食べるのかな~と軽い気持ちでググったら、やっぱり東日本限定。
個人的には東北とかかと思ってました。母が青森出身なので。
でも母がどこでこれを食べたのかは聞いてないです。母の子供の頃は、遠足のお弁当はごま塩の焼きおにぎりだと聞いたことがあります。梅干し入り。
味噌おにぎりには梅干しは入れません。私は今は入れちゃったりしますが。
これはこれで美味しい。
ググってたらとあるテレビ番組でかなりけなされていたようで、ちょっといらつきました。
関西圏の人って東日本の食べ物(に限らないけど)をけなす傾向ありますね。大学の頃も私が東京出身だと知ると、そういうことを言ってくる人が結構いました。
私に言われても私が東京代表って訳でもないし、水や食べ物が美味しくないとか言われても困るんですが、大抵は「あー、まぁそうだねー」で流してました。
が、あるとき。飲み会の席で、延々とT県とN県出身者にからまれました。定番の食べ物美味しくないから始まって、人情が薄いとか何とか。
一時間くらい聞いてたかな。いい加減頭にきて、「なら就職も進学も地元でして、東京に来なきゃよかったんじゃないですか?」と切り返してしまった。
相手は「あー、…だけど、ねぇ」みたいな感じでもごもごして、話を切り上げていました。
いや、分かってますけどね。大学も数多いし、私たち人数多い世代だし、就職も進学も大変だったから東京出て来た方が確実なのも分かってますが。
別にこっちが地方を批判した訳でもなく、東京自慢した訳でもない(というか、東京出身者は自慢できるポイントってあんまり考えたことないかも。首都だから便利で当たり前、だと思ってるし、それ以下でもそれ以上でもない)のに絡まれ続けて、いい加減鬱陶しくなってた、ということで、ついつい言ってしまいました。
個人的には、どこの地方のご飯であろうと、美味しくいただける人が勝ちだと思ってます。食べ物を美味しく食べられる人は人生勝ち組。私みたいに好き嫌いある人は人生の楽しみを損してると思います。まぁ嫌いなものは食べたくないのでいいんですが、何でも食べられる人を見ると羨ましいですね。
ちなみに、嫌いなものも二種類あると思ってます。一つは食べ慣れれば食べられるようになるもの。好きになるもの。こちらは克服できる好き嫌い。
もう一つは口に入れたら対応に困るもの。飲み込めない、けどみっともないから吐き出せない。水で流し込もうとしても、水だけ喉に流れてしまって飲み込めない。こういう「本当に嫌いなもの」は、もうどうしようもないと思ってます。駄目なものは駄目。みっともなかろうと何だろうと、飲み込めないものは飲み込めない。
…何か話がそれてしまいましたが、味噌おにぎりは美味しいです。味噌好きならなおいいんじゃないかと思います。
…明日のお昼は味噌おにぎりにしようかな。