つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

つぶやきます(※閲覧注意)

2015-11-12 10:45:55 | 日常雑記

長らく絶縁している相手が、病気だそうだ。

会いにくるか、と、看病している人に聞かれた。

行かない、と答えた。

でも、もしよかったら、と再度勧められ、わかった、と答えた。

 

こころはざわめくけど、どうしたいか、だけははっきりしている。

会いたくない。

積極的に会いたくない、というよりは、面倒だ。

興味のない相手に、安くないお金と時間を使って、何になるだろう。

 

だけど、人として「かくあれ」と思っていた常識故に、こころがざわめく。

…ただの感傷なのはわかっているけど。

 

愛情の反対は無関心。

 

本当に、その通りだ。

相手の生き死にを知りたいのは、自分を守るためだけだ。

そう思っている自分が、少し怖い。

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心配性、気ばかり焦る、せっかち…根っこはひとつ、「先のことを心配しすぎる」

2015-11-10 16:51:15 | 日常雑記

まさに私の状態です(笑)。

スローモーなのかそうでないのか、ちょっと分かりにくい。ええ、自分でもそう思ってしまうくらい。

次に備えて、とか、万一の時に、とか言って、山ほど荷物を持っていくタイプ。

気ばかり急いたり、あれこれ思い悩んだり…。

 

根っこはひとつ、「先のことを心配しすぎる」のです。わたし。

 

先のことは分からない、だから現在を生きる。

誰も百%はない、だから自分のベストを尽くす。

「人事を尽くして天命を待つ」となればよし。

 

確かに、この「心配性」が災いして、あっちもこっちも困ったり、悩んだり、失敗したり。

もちろん、ラッキーなこともあるけど、それより失敗の方が多そう(汗)。

 

うん。

自分を信じて、頑張れ自分。

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お人形に手を入れること

2015-11-09 13:57:19 | 人形(全般)

「アンティークドールに手を入れること」について、どう思いますか?

着せ替えはOK?ウィッグを替えるのはOK?

私は元々は、「保存の観点から、できるだけ手は加えない」「触らない」をよしとしていたんです。

しかし。これって、お金はかかるけど楽しくはないんです。だって遊べない。触れないんですから。

でも空調とか湿度とか、保存のためには細かい条件がいります。

それで、一度は「アンティークドールに手は出さない」と決めていました。

が。

ほんの偶然から、リペアされまくりの子を手にして、「ああ、こういう愛情のかけ方もありなんだ」と何だか納得して。

ミントの状態の美しい子ももちろんいいけど、きちんとリペアされている子も、それはそれでいいなぁと。初めて思えるようになりました。

 

私のこだわりとして、お顔に欠けとか傷はだめ。見ていて痛々しいので。

お顔さえ無事なら、後はちょっとの破損なら(自分でどうにかできるとか、気にせずにいられる範囲なら)よし、と思うようになり、今の子を迎えました。

この子は指に怪我があり、足には補修のあとがあります。あんまりうまくない。プロの仕事ではなさそうです。

でもお顔には傷もなく綺麗。

着ているドレスはそれなりに傷んでいるけど、手作りっぽいです。

ウィッグはちょっと傷みが激しいけど、糊の感じからどうもデフォルトではないかと思える。

問題は、頭の後ろにべったり付いている糊。なんでこんなに塗ったの?という感じ。塗った、というより「盛った」ですね。

 

さて、まずドレス。

まず、破けたところは補修しました。虫食いとかは合う色の糸を探してきたら繕う予定。

お顔は中性洗剤で拭いて、それから糊剥がし。

最初のてんこ盛りの糊の上に、接着剤の痕があり、まずはこれをシンナーで拭き取る。

その後、てんこ盛りの糊は、お湯で温めて剥がす。すると、綺麗に取れた。

びっくりなのは、この糊を剥がしたら、小さな数字が現れたこと。

買い手が見るところではなさそうなので、職人さんむけのヘッドナンバーだろうか?それとも個数?

糊の具合から、ペイトはオリジナルみたい。最初は、てっきり後付だろうと思っていたけど…。

…あ、でも、誰かが最初の糊を綺麗に剥がして、糊つけて別のウィッグを被せて、っていう可能性もありですね。

何だか、色々、この子の過去を想像して、ちょっとわくわく。

 

指はパテで補修。この辺は主人がやってくれました。さすがモデラー。

固まってからやすりで形を整え、色を塗って完成。

 

ぼろぼろのウィッグは外してしまい込み、新しく購入したウィッグを被せて、ピアスをつけて、とりあえず完成!

…なんだろう。こういう楽しみって、カスタムの楽しみなんだろうけど、何かいいですね。

そのうちドレスを縫いたいな。あの時代のドレスは凝っているので、縫えるかどうかははなはだ不安だけど(笑)。

 

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なるほど…

2015-11-09 13:51:44 | 人形(全般)

先日、買ったお人形についての件を相手に伝えたところ、率直な謝罪を頂けた。

正直、驚いた。何というか、逆にこっちがクレーマー扱いされる覚悟をしていたので。

できるだけ穏やかに、事実だけ伝えてみたら、相手も素直で率直な対応を返してくれたことに、素直に嬉しかった。

それと同時に、自分の人間不信っぷりにもちょっと衝撃を受けた(苦笑)。構えすぎだ自分。

大人の付き合いって、本当はこういうことを言うんだろうな。いい方の意味では、だけど。

これで、お人形自体も気持ちよく可愛がれる。ほっとした。

 

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いろいろですが…

2015-11-02 15:54:58 | 日常雑記

いい方も、悪い方もあります。

いい方は…バーバラさんの恋愛関係の本。アメリカの心理学者だったと思いますが、結構日本では書かれないこともあって(いや、当たり前なのかもしれませんが)、目から鱗、でした。性関係を持つ前に、彼に似た子を産んでもよしと思えるか、とか、毎日愛の言葉を囁いても、愛情が目減りする訳ではない、美しい服を毎日見たからといって、美しくなくなる訳ではない、とか。

聖書もこちらですが、これは語り尽くせるようなものでなし、現在進行形ですのでパス。

悪い方…というか、自分にとっては読まなければよかった、と思っているのは、漫画ですが成田美名子『エイリアン通り』。

嫌いだったのではありません。当時、『日出処の天子』と共に、大好きでした。しかし…私の気性から言うと、私は読まない方がいい本だったと思います。

主人公のシャール君。「お前は今まで友達とすっぱり駄目になった経験がないのか?ほんのささいなできごとからだって、おこりうるんだぜ」という台詞、当時の私には衝撃的でした。

つまり、読者としてはふさわしからぬ、早い時期に読み過ぎたんですね。

が、このショックからは意外と立ち直りが悪く、びくびくとおびえる部分を抱えてしまう原因の一つになりました。

気性が内向きで、自己主張の下手な(やり方がよくわかっていない、下手したらそれすらわかってない)私には、より不安を増幅させるだけの作品でした。

なので、作品は最後はハッピーエンドなのですが、どうしてああなるのか、筋立ては分かるのに、感情的にはついていかないという、非常に訳の分からない状態になりました。つまり、読んだ私の方は、主人公と共に「救われた」気持ちにならなかった、のです。だから、彼の開き直りが「わからない」まま。

読まなきゃよかった、と後悔しだすのは、はまりまくってから十年以上も経ってからです。

ちょうど、その「お年頃」に読むならよかったんでしょうけどね。

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失敗…

2015-11-02 15:51:49 | 人形(全般)

とある可愛いお人形を見つけ、入札した。幸い落札することができ、入金も済んだ。

その後になって。

実はそのお人形は、オク以外のところで売られていて、そちらの方が入札した額よりも安かった…。

…うう、失敗。

 

とはいえ、お人形は(画像では)可愛かったし、その額でよし!と入札したのだから、文句もないのだが…もやもや。

勉強代、と思って忘れるしかないかな。

 

無事お人形が届いて、「かわい~♪」となれば、よしとする。うん。

 

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抗がん剤について・私見

2015-11-01 12:05:22 | 乳癌

抗がん剤について、今更ながら、自分の考えをまとめておきたい。

自分が抗がん剤を受けるだろう、というのは、手術を言われた時から予感はしており、またとても恐れてもいた。

転移がなければしなくていい、ということにすがっていた。術前検査ではリンパへの転移はない、と言われてもいたし。

でも、予感はあった。リンパへの転移はあるだろうと。何故かは分からない。

 

術後、リンパへの転移があったことを聞かされた。転移は三つ。

リンパへの転移があれば、手術は温存で済んだが、抗がん剤はしなければならない。

 

これが怖かった。

ドラマやドキュメンタリーで色々見てきただけに、怖くてならなかった。

抗がん剤予定、となると、お医者さんも看護師さんも、みんな激励してくれるので、ありがたいけど、なお怖かった。

おまけに、最近のインフォームド・コンセントとやらで、「○○の可能性が数%」まで、きっちり教えてもらえてしまうので、さらに怖かった。

 

幸いに、うちの主治医の先生は、明るくもはっきりものを言う方で、「ごめんなさい、髪は抜けます。でもかならず生えてきます」とさらっと言われた。

なので、髪が抜けるショックを軽くしたくて、長かった髪を、抗がん剤を受ける直前でばっさり切った。

 

…抗がん剤が怖いのは、髪が抜けることでも、吐き気がすることでもない。

白血球が減って、その時期に風邪を引いたりしたら、それだけでも命にかかわってしまうこと。

でも、それだけの強い薬で叩かなければ、効果がない。

だって、癌細胞は、自分の細胞が変質したものだから。

 

細胞分裂の素早いところを叩くように、抗がん剤はできている。

だから、髪の毛が抜ける。睫も眉毛も、鼻毛も、体毛の全てはなくなる。

うがいをよくしておかないと、口内炎だってできる。

 

でも。

実は、抗がん剤にかかわらず。全ての薬は、怖いものなのだと思う。

自分の体に入れてみなければ、自分の体がどう反応するか、誰も知らない。お医者様だって知らない。

神様だけがご存じだ。

 

そして、病院では、8割の人に効くことをする。

効かなければやらない。その代わり、効くと分かれば、何故効くのか解明できなくても、それを使う(これを知った時は驚いた)。

 

副作用も、誰もが出るとは限らない。

出ない人は出ない。

私の場合、吐き気はあったが、重度の車酔いのようなもので、吐きはしなかった。

投与後数日は味が薄くなったが、味がないとか水が飲めないとか、そういうのはなかった。

…確か、最初の投与では、吐き気以外の副作用はなかったと思う。

抗がん剤は、回を重ねると、症状が蓄積したり、前出なかった副作用が出たりする。

それでも重篤な副作用(命にかかわるようなもの)は、初回に出なければその後は出ないので大丈夫。

 

こればかりは、誰が出て、誰が出ないか分からないのが困ったところ。

 

でも、怖いのは抗がん剤じゃない。

再発することだ。

 

術後の抗がん剤は、体に残っているかも知れない癌細胞を叩くこと。予備的な治療。

最大の検査にして根治治療は、手術。

 

そして、術後三年は、再発の可能性が高いので、より注意。

 

もちろん、乳がんは経過観察終了後も再発の可能性がなくなった訳ではない(とくにホルモン治療が有効なタイプ)から、個人的に気をつけることはとても大事。

 

 抗がん剤は、体力を奪う。きつい薬なのは確かだ。

だが、必要以上に怖がって、受けるべきものを受けない、というのも、かえって怖いことだと思う。

 

将来、もっといい治療法ができるかもしれない。

でも、それまでは、現在の最善を尽くすしかない。

 

抗がん剤で体力をなくしても、抗がん剤投与が終われば、ちゃんとまた体力は戻ってくる。

髪も体毛も生えてくる。

放射線治療で、もう生えてこないかと思った体毛だって、結構ちゃんと生えてくる(これは個体差があるらしいが)。

 

強い薬なので、いろいろ言われがちだが、ちゃんと使えばちゃんと効果はある。

決して無駄ではない、と、受けた自分としては思う。

抗がん剤を受けても治りきらない、と言われたら悩むだろうが、治る可能性が高まるなら、受ける方がよい、と思う。

 

ちなみに、抗がん剤を受けたから、といって痩せない。痩せるのは、食べられないから。

実際、吐かないように、うっと来たら食べない、とやっていた私は、投与後すぐの三日くらいで1㎏落ちたこともあるが、投与後5日めにはずんと楽になり、7日目にはさらに症状が軽くなるので、このころになるとお腹が空いて、四食くらい(苦笑)食べたこともある。それで体重は戻ってしまっていた。

…体調さえ戻れば、体はちゃんとものを食べたがるし、食べていれば別段痩せない(再発していて、癌細胞に栄養をとられていなければ)。

抗がん剤、最近は悪者にされることが多くて、それで助かった身としてはちょっと悲しい。

まぁ自分も、我が身に降りかかるまではひたすら怖がっていたので、仕方ないけど。

 

(追記)

あ、私の場合ですが、四年前に手術を受けた時、温存で臨むが切除した断面にがんがあれば結局は全摘になる、と言われていました。

生存率はがんの大きさ(2.2㎝)と転移していた細胞数で考えて87%くらい。ただし情報がちょっと古いので、今なら90%を越えてると思います、と言われました(それでも、再発するかしないかは、お医者様だって分からないから、怖かった。今でもまったく怖くない、と言ったら嘘です)。

でもですねぇ、切ってみないと、お医者様にも実は分からないんですよね。

切って、癌細胞を検査しないと。顔つきがどんなか、どんな抗がん剤が効くか、ホルモン剤治療は有効か、とか。

私だって、転移はない、と言われたのに(エコーにはうつらなかった)、開けてみたら転移があって、リンパ切除になったのだから。

退院時には、だいたい方針は決まっていたようです(抗がん剤あり、ホルモン剤治療あり)。それ以上の詳しい検査は、その後ゆっくり、ではないかと。切った本人の体力回復もあるんでしょうね。

癌。こればっかりは、神様しかご存じないです。怖いことに、本当にそう。他の人の話は、参考程度にしかならない。近い人はいるけど、誰も自分と同じではないから。

でも、癌でなくても、明日自分が本当に生きているか、誰も保証はないんです。あるつもりでいるだけ。

保証がないことに気づいてしまったというか、気づかされてしまった…ということでしょうね。

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