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は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

香港版・頭文字D

2005年09月19日 | 音楽・映画

ちょっぴりネタバレ注意!見るつもりの人は読まないでね~。

日曜日に、実写版・頭文字Dを観に行ってきました。
広島市内では、ワーナマイカルとシネツインで上映されていますが、車だったので迷わずワーナマイカルへ。
小さいホールだったので、1時間前に行った時にはすでに残席わずかの状態。何とか最後列に座れてラッキーでした。

簡単に、この映画の感想を述べると・・・。

(吹き替え)声優が良かったのか違和感なし。
(ストーリー)原作にあるエピソードを盛り込んで全く別のストーリーを作ったって感じでしたが、とても分かりやすく面白かったです。
(カーアクション)これは期待通り!排気音やスキール音が気持ちいい。ドリフトや溝落としも良かったけど、一番はエボのクラッシュシーンです(汗)
(イニ車)白のFCはカッコイイなぁ・・・w

車メインの話かと思いきや、私が思うこの映画の面白さは「登場人物」です。
拓海とナツキ以外は、原作とかなり性格や背景が違うけど、素直に受け入れることができました。
樹と須藤は「良く見つけたな~」と思うほど似ています。
高橋涼介と中里毅は全く別モノで、何故か妙にフレンドリー(笑)
ちなみに中里役のショーン・ユーは私の好みのタイプですw
そして、一番面白おかしく料理されたのは文太でしょうね。レーサーでトップになれる男が結婚して豆腐屋になって女房に逃げられ、飲んだくれて息子に暴力を振るいながらも、実は息子に自分の夢を託したりなんかして。

拓海役のジェイ・チョウが、インタビューで「この映画には”愛”がある」と言っていたのが、文太と拓海の関わりを見ていて、何となく分かりました。
この辺がこの映画の骨になっているのかな?

随所に見られる「日本的」なモノも見所です。
家の中に飾られた「能面」や「浮世絵」
文太のテーマが「演歌」
ナツキが買ってきた温泉饅頭を包んでいる「風呂敷」
エボを運んできた「デコトラ」
これがアジア人の思う「日本」なのかなぁ・・・(笑)

オーバー気味のリアクション(サム・ハン・キンポーの映画みたい)や、無駄なスローモーション(ジャッキーの映画みたい)など、香港映画のニオイがプンプンしましたが、それはそれで馴染みのあるものなので○。
私としては、期待通りというか、期待以上に面白い映画だったと思います。
何だか続きがありそうな終わり方をしたので、続編に期待しましょう。

ああ、そうそう。
この映画のロケの走行シーンの一部は、新潟の閉鎖された道路で撮ったらしいです。榛名も封鎖して撮ったと書いてありましたが、どこまで公道での危険運転の撮影が許されたのかは分かりません。
ただ、実際の榛名山の道は狭いし、5連ヘアピンは道路がウネウネに舗装されてるし、キャッツアイもあるし、あんなバトルはできません(笑)
でも、ハチロクが気持ちよく流してる様を上空から撮影してたのは、とても良かったです。あの道ってあんなに山深い所だったかな~とは思いますが。
そして映画の中でも出てきますが、山を登って榛名湖に向かう直線は、目の前が拓けていてとても気持ちいいです。
また行きたいな・・・今度はロードスター借りて(前は軽でしたから)。

って、あれ見たら絶対に走りに行きたくなりますって。
どうぞ皆さん、安全運転で。
くれぐれも須藤になりませんように・・・。

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