7月10日の今日、店頭に飾ってあった七夕飾りを片付けました。
利用者の方に書いてもらった短冊には
* おいしいものいっぱい食べられますように
* お姉ちゃんとたくさんあそべますように
* トイレが出来るようになりますように
などがあり、中にはお母さんご自身の願い(?)かと思われるような「7キロやせることができますように」というものもありました。(笑い)
それを見た他のお母さんが、対抗上(?)[8キロやせることができますように]と書こうかしらと、冗談を言っていました。
そのような雰囲気の中で、ひろばの時間がゆったりと過ぎていくのは、とてもよいものです。
ただ、少しまじめに考えると,「大震災」「放射能」など、子どもを取り巻く環境はとても厳しいものがあるという認識の上にたっての発言は皆無でした。
はなはなだよりには、毎号「小さなたからもの」というコラムが掲載されていますが、「この小さなたからものは」紛れもなくその子のご両親のものでありながら、同時に私たち社会の「たからもの」とはなはなのスタッフは思っています。
東北で両親を亡くしたこどもたちは200人を超えているそうです。
その子たちとどう向き合うことができるか、私たちひとり一人に突きつけられているのではないでしょうか。
「世界全体が幸せにならなければ、世界の幸せはありえない」(宮沢賢治)