はなはなひろば活動日誌

横浜市鶴見区にある
子育て支援施設の日誌です

開いてみてください 

2013-10-25 15:24:33 | 日記

 
パソコンで「ちえこけい難聴児」を検索してみてください。
新しくなった「はなはなひろば」の、三つ折りチラシのデザインを手がけてくださった女性が創った絵本を読むことが出来ます。  
長いこと、「聞こえと言葉の教室」で指導していた彼女が、難聴の仕組みを詳しく絵本で示してくれています。
絵を見て、文章を読んでみるととてもよくわかります。  
また、彼女が飼っていた犬とにわとりを素材にした、こころ暖まる絵本も読むことができます。  
ぜひ、読んでください。そして感想を送ってあげたらとても喜んでくれることでしょう。(ひろばで仲介しますよ)
                            M
               


最近 ちょっと気になること

2013-10-25 14:16:47 | 日記

ある日、ひろばでの遊びタイムの時、一人の子が、昼食やおやつのときに使う)テーブルに何度もよじ登ろうとしていました。
それに対してママは離れた所から”怒られるよ!!”と何度も声だけ掛けていました。
やめようとしない子をスタッフがそばに行っておろしました。
「ここは、みんなでご飯や、おやつを食べるところだから、乗ってはいけないの」と、言いながら…・
”おこられるよ”だけでは,子どもには言われていることの意味が正確にはわからないでしょう。そしてまた「怒られると怖いから」という脅かしの言葉だけになってしまうことにもなるでしょう。(怒ると叱るはちがいますネ)
そしてまたなぜ乗ってはいけないのかが、わからないままになってしまいます。
さらには、その養育者であるママ自身は、行動を通して(実際に現場に行って)いけないことを正さなければならないはずなのを、他者に(この場合たぶんスタッフに)責任を転嫁して、自分自身はその役割を放棄してしまっていることになるでしょう。
その場にママが出向いて子どもをそのテーブルから降ろしできるだけ分かりやすい言葉で、噛み砕いて正確に行為をやめなければならない理由を説明してあげれば、子どもは1回では分からなくても、必ず理解していくはずです。根気良く、対応が必要になるでしょう。

・お店の中は走り回る場所ではないし、買い物に来ているお客さんの迷惑になるから静かに歩こうね。
・お店の品物は、買わない時には触れないようにしようね。
・買ってほしいものがあったら、大人に言ってね。

大人にとっては、とてもエネルギーのいることかもしれませんが、伝えなければならない大切なことを冷静になって子どもたちに伝えていくことが大事なのでしょう。
これから成長していく子どもたちが、社会生活をスムーズに送って行かれるようなベースになることごとを、身に付けられるよう先を生きてきている大人たちが、逃げずに向き合ってあげたいものです。
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