長かった夏の暑さ、ようやく秋らしくなったかと思うと急に寒くなったりと、定まらないお天気です。
季節の変わり目など気候が不順だと体調にも影響しやすくなります。また、アレルギー体質のひとにも嫌な時期ではないでしょうか。
子どものアレルギーといえば、まずアトピー性皮膚炎、食物アレルギーが思い浮かびます。親としては心配ですが、食物アレルギーはアレルゲンに少しずつ慣らしていくことで、多くの場合、改善していくと言われていますし、アトピー性皮膚炎も殆んどは小学生の頃には段々症状が軽くなっていくようです。
ある日「小麦アレルギーがあるのだけれど、今日はパンを少し食べさせたら口元に反応がでちゃった」と笑顔で話されたお母さんがいました。
子どもにアレルギー反応を起こす物を敢えて食べさせるのは勇気が要ったことでしょう。反応が出て心配にもなったことでしょう。でも、このようにお母さん自身の判断でお子さんの様子を見ながら少しずつ冒険してみるのも大切だなと思いました。親など周りの者がその子のアレルギーに対してあまり神経質になるのではなく、ゆったりとした気持ちで対応してあげる方が結果として良い方に向くのではないかと思っています。
ただ、ショック反応(アナフィラキシー症状)を起こす程とても深刻なケースもあるので、そんな場合の対処法は心得ておかねばなりません。子どもにアレルギーがありそうなら必ず専門医の正しい診断、指導を仰いでおく必要はありそうです。
YT