小さな庭の花日記

つるバラを中心に宿根草や山野草を植えてナチュラルな庭作りをしながら、DIYでパーゴラやサンルームを設けて楽しんでいます。

ブログ主(妻)留守につき

2009-04-20 | だんなブログ
いつも『小さな庭の花日記』に訪問してくださり、ありがとうございます。

本日、ブログ主(妻)は旅行中で不在のため、私ことブログ主のだんなが
私達の庭の“歴史”など・・・代理として書かせていただければと思います。
写真なしのテキストオンリーですが、付き合ってくだされば幸いです。

今から七年前、私達は一念発起して家(カントリーハウス)を新築しました。
我が家は北西の角地にあたり、北と西に道路が走っていて、南と東に隣家が接するという
ガーデニングには必ずしも向いてない立地条件です。

それでも、幼少の頃からの『持ち家を建てたら素敵な庭に花や木を植えたい』という夢を
かたく守ってきたブログ主は、庭も素敵にする!!!と宣言しました。

家を建てるにあたっての諸々の手続きや引越しなどで少々疲れていた私ことだんなとしては
生まれつきの性格もあり、しばらく様子をみよう!でした。

しかしブログ主は、のんびりペースの私を尻目に計画を実行に移したのです。

先ず、ブログ主の実家が小型シャベルを保有していたので、実家でも庭工事をこなしている
ご両親に頼み、駐車場と植栽スペースを分けるように枕木で土留をしました。
もちろん私ことだんなも、インフルエンザ明けの病み上がりでしたが、なんとか
枕木やモルタルと格闘しつつ、庭工事を遂行したわけです。

庭工事を終えたブログ主は、さっそくご両親と苗を仕入れに行きました。
(私ことだんなは、力を使い果していましたのでもちろん留守番です)
この時の植栽が、本格的なガーデニングへの始まりだったと記憶しています。

その後もブログ主は、せっせと苗を買ってきては植えようとしていました。
しかし、ブログ主の夢を達成するには大きな問題が山積していました。

新築当時、家の周り東西南北にはすべて砕石がまかれてたので、せっかく買ってきた苗を
植えるスペースがありません。
また、砕石をどけてみても下からのぞく土は固くしまっていてシャベルやスコップなどでは
とても歯が立ちませんでした。

落胆しているブログ主を見て、さすがに可哀想になった私ことだんなは
『ツルハシ』という強い味方をつれて、砕石と岩盤のような地面に立ち向かいました。
しかしこれが想像以上に手ごわい相手だったのです。
ツルハシを一振りするたびに、地面から漬物石のような大きな石(岩??)やら
コンクリート・ガラ石などが続々出てきました。
仕方がないので、出てきたそれらを肥料袋に入れて庭の隅に置いておきました。

ブログ主といえば、砕石をどかした後に砕石と混じってしまった土を『ふるい』でひたすらふるう・・・
という作業を繰り返していました。
朝から暗くなるまで、私ことだんなも(あきれる・・・)いえいえ感心するほど、雨の日も
熱心に打ち込んでいました。

そうこうしながら、やっと出来た小さな植栽スペースにブログ主は嬉しそうに苗を植えていました。
が・・・その後なぜかブログ主の顔色が晴れません。
なんでも、せっかく植えた苗がうまく育ってくれないというのです。

私ことだんなは、その理由がみつかるまで植栽禁止令を発しました。
当然ブログ主はブーイングでしたが、私はだいたいの見当がついていました。
その理由は『土』にあるのではないかと思ったからです。

問題の植栽スペースを観察すると、ふるったばかりの土は確かにふかふかしていますが
雨が降ったり日差しが射したりして数日経つとすっかりふかふか感がなくなり
固くしまっていたのです。
この土を改良しない限り、ブログ主の植えた植物たちは丈夫に育たないと思いました。

その後、本を読んだりネットで調べたりして私なりに『植物が喜んでくれる土』はどのような
土なのかを考え、いろいろとブレンドしたりした土を使って植栽をしてみました。

すると、植物たちは枯れてしまうことなく元気に育ってくれるようになりました。

もちろん、今では植物が元気に育つには『土』だけでなくさまざまな要素があると
その後の経験で分かってきましたが・・・

それから、以前ブログ主がブログの記事の中で紹介したことがあったように
私ことだんなのモットーは『庭作りは土作り』になりました。

ここまでつらつら書いてきましたが、かなりの長文になってしまいました・・・

この後も、DIY着手・バラ植栽・プロに頼んだ駐車場・山野草への回帰・コンサバトリー着工
など、いろいろな出来事があり現在にいたっています。
すべて書いていると、とんでもなく長くなりそうなのでこのへんで止めます。

また、この続きはブログ主が留守の時などに書かせてもらうかもしれません。
乱筆乱文多謝。