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おっさんの品格
Nikita
英国のアーティスト、エルトン・ジョン(Elton John)は、全世界的な超大物であることくらいは知っているが、昔も今も、自分は特にファンというわけではない。
1985年のアルバム「Ice on Fire」の CD を、大学時代に買って聞いたことがあるくらいだ。
エルトン・ジョンの有名なヒット曲に、"Goodbye, Norma Jeane" とマリリン・モンローの本名で歌い出すことで知られる、1974年の「Candle in the Wind」がある。
このリニューアル・バージョンの「Candle in the Wind 1997」が、1997年8月にダイアナ妃が亡くなった約2週間後に緊急リリースされ、9月6日の国葬で追悼歌として捧げられた。
その冒頭でエルトン・ジョンは、"Goodbye, England's Rose" とダイアナ妃に語り掛けた。
「Candle in the Wind 1997」が生演奏されたのは、あのときの一度きりとのことだ。
王室主催の国葬で、直々に追悼歌を捧げる。
自分はあのときに、エルトン・ジョンの存在の大きさを、知ったように思う。
世界的アーティストであると同時に、イギリスの国民的英雄、スターであることも伺えた。
日本でいえば、美空ひばり、北島三郎、加山雄三か。
ただ、エルトン・ジョンがそれほどの超偉大なミュージシャンであることは、今でこそ知っているが、アルバム「Ice on Fire」の CD を聞いていた大学時代の当時、自分は知る由もなかった。
「Ice on Fire」を聞こうと思ったのは、4曲目「Nikita(悲しみのニキタ)」の PV を MTV でたまたま見て気に入ったのが、たぶんきっかけだったように記憶している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/30/d7510bf6245057d713366840f095c376.jpg)
「Nikita」は、当時まだ続いていた米ソの対立、東西冷戦の時代背景をモチーフにした曲。
それをとことんパロった内容となっている PV は、見て非常に分かりやすい。
モスクワかどこかの、ソ連の軍事施設で働く美女がいる。
彼女の名は、ニキタ。
ニキタに一目惚れしたエルトン・ジョンは、彼女が働く軍事施設に足繁く通い詰める。
そして、遠くから Nikon のカメラで、ニキタの姿を隠し撮りする。
西側諸国の人間だと一目で分かる、派手な格好と真っ赤な車で彼女のもとに何度も通ううちに、次第に気持ちが通じ合い始めるが ・・・・
厳つい男兵士の目に留まり、検問で突き返され、あえなく永遠(とわ)の別れとなってしまう。
思いが叶わず、イギリスに帰国したエルトン・ジョンは、Nikon のカメラでさんざん隠し撮りしたニキタの写真を、スライドショーで再生して眺め、寂しい心をなぐさめる。
自分も一応、カメラが趣味の人間として、この PV の結末はとても親近感を覚えるw
全編お笑いチックな作りなのだが、どこか切ない味わいがある。
冷たい雪と氷に閉ざされた、別世界に生きるひと、ニキタよ。
西側諸国での自由な暮らしを、あなたは一生、知ることはないのか。
ニキタをイギリスに連れて帰り、楽しく過ごす日々。
そんなエルトン・ジョンの白昼夢がリプレイされる間奏シーン。
そのバックに流れる、痛切が相宿るメロディーが、この曲のハイライトだ。
この PV を MTV で一回見ただけで、自分は「Ice on Fire」の CD を買いに走った。
PV のストーリーが印象的だったのもあるが、間奏のメロディーの泣き落としにモロにやられてしまったのであろうことは、たぶん間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9f/c4b8a00a57c342ef57c5564946996df0.jpg)
Elton John - Nikita
https://www.youtube.com/watch?v=Tg-Q-Acv4qs
1985年のアルバム「Ice on Fire」の CD を、大学時代に買って聞いたことがあるくらいだ。
1985年 「Ice on Fire」
エルトン・ジョンの有名なヒット曲に、"Goodbye, Norma Jeane" とマリリン・モンローの本名で歌い出すことで知られる、1974年の「Candle in the Wind」がある。
このリニューアル・バージョンの「Candle in the Wind 1997」が、1997年8月にダイアナ妃が亡くなった約2週間後に緊急リリースされ、9月6日の国葬で追悼歌として捧げられた。
その冒頭でエルトン・ジョンは、"Goodbye, England's Rose" とダイアナ妃に語り掛けた。
「Candle in the Wind 1997」が生演奏されたのは、あのときの一度きりとのことだ。
1997年 「Candle in the Wind 1997」
王室主催の国葬で、直々に追悼歌を捧げる。
自分はあのときに、エルトン・ジョンの存在の大きさを、知ったように思う。
世界的アーティストであると同時に、イギリスの国民的英雄、スターであることも伺えた。
日本でいえば、美空ひばり、北島三郎、加山雄三か。
ただ、エルトン・ジョンがそれほどの超偉大なミュージシャンであることは、今でこそ知っているが、アルバム「Ice on Fire」の CD を聞いていた大学時代の当時、自分は知る由もなかった。
「Ice on Fire」を聞こうと思ったのは、4曲目「Nikita(悲しみのニキタ)」の PV を MTV でたまたま見て気に入ったのが、たぶんきっかけだったように記憶している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/30/d7510bf6245057d713366840f095c376.jpg)
「Nikita」は、当時まだ続いていた米ソの対立、東西冷戦の時代背景をモチーフにした曲。
それをとことんパロった内容となっている PV は、見て非常に分かりやすい。
モスクワかどこかの、ソ連の軍事施設で働く美女がいる。
彼女の名は、ニキタ。
ニキタに一目惚れしたエルトン・ジョンは、彼女が働く軍事施設に足繁く通い詰める。
そして、遠くから Nikon のカメラで、ニキタの姿を隠し撮りする。
西側諸国の人間だと一目で分かる、派手な格好と真っ赤な車で彼女のもとに何度も通ううちに、次第に気持ちが通じ合い始めるが ・・・・
厳つい男兵士の目に留まり、検問で突き返され、あえなく永遠(とわ)の別れとなってしまう。
思いが叶わず、イギリスに帰国したエルトン・ジョンは、Nikon のカメラでさんざん隠し撮りしたニキタの写真を、スライドショーで再生して眺め、寂しい心をなぐさめる。
自分も一応、カメラが趣味の人間として、この PV の結末はとても親近感を覚えるw
全編お笑いチックな作りなのだが、どこか切ない味わいがある。
do you ever dream of me
do you ever see the letters that i write
when you look up through the wire
Nikita do you count the stars at night
僕の夢を 見たことはあるのかな
僕の手紙を 読んでくれたのかな
鉄条網の 彼方の 夜空を見上げて
ニキタよ きみは 星を数えているのか
and if there comes a time
guns and gates no longer hold you in
and if you're free to make a choice
just look towards the west and find a friend
もし いつの日か
銃と囚われの 抑圧から 解放されるときがきて
きみが 自由になったら
西側の国に 目を向けて 友達を見つけてほしい
oh Nikita you will never know
anything about my home
i'll never know how good
it feels to hold you
Nikita i need you so
ニキタよ きみは 僕の暮らしを
決して 知ることはない
きみの温もりが どんなに素敵か
僕も 決して 知ることはない
ニキタ きみが愛しい
oh Nikita is the other side of
any given line in time
counting ten tin soldiers in a row
oh no, Nikita you'll never know
ニキタよ きみは今日も
時の流れの 向こう側にいて
整列した兵士を 点呼するだけ
ああ、ニキタ きみがそれを 知るときは来るのか
do you ever see the letters that i write
when you look up through the wire
Nikita do you count the stars at night
僕の夢を 見たことはあるのかな
僕の手紙を 読んでくれたのかな
鉄条網の 彼方の 夜空を見上げて
ニキタよ きみは 星を数えているのか
and if there comes a time
guns and gates no longer hold you in
and if you're free to make a choice
just look towards the west and find a friend
もし いつの日か
銃と囚われの 抑圧から 解放されるときがきて
きみが 自由になったら
西側の国に 目を向けて 友達を見つけてほしい
oh Nikita you will never know
anything about my home
i'll never know how good
it feels to hold you
Nikita i need you so
ニキタよ きみは 僕の暮らしを
決して 知ることはない
きみの温もりが どんなに素敵か
僕も 決して 知ることはない
ニキタ きみが愛しい
oh Nikita is the other side of
any given line in time
counting ten tin soldiers in a row
oh no, Nikita you'll never know
ニキタよ きみは今日も
時の流れの 向こう側にいて
整列した兵士を 点呼するだけ
ああ、ニキタ きみがそれを 知るときは来るのか
冷たい雪と氷に閉ざされた、別世界に生きるひと、ニキタよ。
西側諸国での自由な暮らしを、あなたは一生、知ることはないのか。
ニキタをイギリスに連れて帰り、楽しく過ごす日々。
そんなエルトン・ジョンの白昼夢がリプレイされる間奏シーン。
そのバックに流れる、痛切が相宿るメロディーが、この曲のハイライトだ。
この PV を MTV で一回見ただけで、自分は「Ice on Fire」の CD を買いに走った。
PV のストーリーが印象的だったのもあるが、間奏のメロディーの泣き落としにモロにやられてしまったのであろうことは、たぶん間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9f/c4b8a00a57c342ef57c5564946996df0.jpg)
Elton John - Nikita
https://www.youtube.com/watch?v=Tg-Q-Acv4qs
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