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新型 CIVIC e:HEV 綺麗に乗りたい(内装ピアノブラック保護編)

先日の記事「ステアリング編」の中で、米国におけるリコール騒ぎの話を書きましたが、
それよりももっと大騒動になりそうなリコールが、12/8 にホンダから発表されました。
デンソー製燃料ポンプの不具合によるものだそうで、タカタのエアバッグ騒動の再来か?
とも言われるほど、リコールの台数も多く、そこそこ大変な状況になりそうです。

新型 CIVIC は非該当のようですが、一人のユーザーとして、ホンダが心配ではあります。
先日お願いした助手席側ドア下の擦り傷の修理など、後回しでよいので(笑)、
リコール対策に全力で取り組んで、難局を乗り切ってほしいと思います。

今日は、綺麗に乗りたいの「内装ピアノブラック保護編」ということで、お話していきます。
前回の「ワイパー編」は、薄い内容になってしまいましたが(笑)、今回はどうでしょうか。



(目次)
・納車前夜の楽しかった時期に
・「内装のピアノブラック塗装保護」というトレンド
・そして、スマホまもる君を購入
・使用感


納車前夜の楽しかった時期に

わたしの新型 CIVIC e:HEV は、今年の3月末に納車しました。
契約(商談成立)したのが、旧愛車の4代目フィット e:HEV の車検でディーラーを訪ねた2月半ばだったので、約1ヵ月半の納車待ちの期間がありました。

新車に限らず、何か良い買い物をしたときは、それが届くのを待っている間が、ある意味では最も幸せな時期かもしれないですよね。
取説やカタログ、YouTube のレビュー動画、商品の解説本(攻略本)などを、見て眺めて、
「俺はこんないいモノを買ったのだ」と満悦に浸って過ごすのは、悪くないものだと思います。



新型 CIVIC e:HEV の納車を待っていた約1ヵ月半も、全く同じでした。
今思えば、あれはあれでとても楽しい時期でした。

・ドアストライカーカバー、ドアロックカバー
・ドアキックガード
・ドアハンドルプロテクター
・ハンドルカバー
・サンシェード
・ナビの液晶保護シート
・インナーアームレスト化粧パネル
・ドアステップガード
・アームレストカバー
・フットサイドキックガード

等々 ・・・・
要するに、車をいかに汚さず傷付けず丁寧に乗るかのアイテムを、YouTube で研究し、
目星がついたら amazon で発注をかける、その作業が楽しくて仕方ありませんでした(笑)。

そういったことを、新型 CIVIC e:HEV の納車を待ちながら、日夜行なっていました。
その期間中、車系の YouTube 動画をひたすら見まくっていたわけですが、
そのときに気付いたのが、「内装のピアノブラック保護」という1つのトレンドでした。


「内装のピアノブラック保護」というトレンド

車系の YouTube 動画を見ていると、内装のピアノブラック塗装箇所を傷付きから保護する、
という触れ込みの動画がたくさんあることに、気付かされました。

内装のピアノブラック塗装は、新型 CIVIC e:HEV でも使われています。
運転席助手席のフロントの広範囲を占める、エアコン送風口のハニカムメッシュグリルの周囲を囲むように、ピアノブラック塗装が施されているのが、最も目に付く箇所です。
あとは、運転席助手席のドア内側の、赤い LED アンビエントランプが付いている箇所もそうですし、ハンドルのステアリングスイッチの周囲にもピアノブラック塗装が施されています。



ピアノブラック塗装は、表面がツルピカで、見た目の高級感を出せる利点があります。
反面、指紋などの汚れが目立ちやすい、という欠点がある他に、
もう1つ最大の弱点として、傷が付きやすいということがあります。

例えば、ピアノブラック塗装された箇所を、マイクロファイバーの布とかで拭く場合、
注意してそーっと表面を撫でるようにしてやらないと、割と簡単に傷が付きます。
指紋などがついて汚れているからといって、何も考えずにゴシゴシ擦って拭こうものなら、
はい、アウトー、となってしまいます。

傷といっても、非常に微細な、斜め光にかざしてやっと見える程度の細かな傷ではあるのですが、注意していないと、いつの間にか傷だらけになっていた、ということになりがちです。

・・・・ という、そんなピアノブラック塗装の箇所を傷付きから防止する、という内容の YouTube 動画を、新型 CIVIC e:HEV の納車待ち期間中に、数多く目にしたというわけです。

「塗るだけで汚れや傷から半永久的に守る」
「永久に傷から守る」
「納車後すぐに行なうべき」

動画のサムネイルで、↑こんな風にブチ上げられているものですから、嫌でも目に付きます。
車をいかに汚さず綺麗に乗るかに血道をあげている(笑)わたしですが、
内装のピアノブラック塗装の保護に関しては、その発想自体がありませんでした。
一つの気付きを与えられた、目を覚まさせられた部分は、ありました。




そして、スマホまもる君を購入

車の内装のピアノブラック塗装を傷付きから保護する、ということですが、
それをどうやって実現するのかといえば、要は、コーティングしてやるということです。
車のボディをコーティングするのと同じです。

ピアノブラック塗装部分のコーティングに使用する液剤として、
わたしが見た YouTube 動画の中で紹介されていたのは、主に次の2つです。

①ペルシード(Pellucid)
②スマホまもる君

① は、さまざまなバリエーション、類似商品があるようですが、① に集約して記載します。
因みにどちらの商品も、「車の内装のピアノブラック保護」は本来の用途として明記されているものではなく、使ってみたら効果があったので動画にしてみた、という流れのようです。

どの動画/チャンネルだったかは忘れましたが、内装のコーティングが最近話題になっているのは自分が出した動画が走りのように思う、と言っている YouTuber さんを見かけました。
別の YouTuber さんも、内装のコーティングの動画は再生回数が伸びる、と言っていました。
この1~2年くらいで起きているブームであるように、見受けられます。



わたしが面白いなと思ったのは、② のスマホまもる君です。
その名の通り、元々はスマホの画面をコーティングして傷付きやヒビ割れから保護する商品なのですが、車の内装のコーティングに使えると YouTube で紹介されたことで、売り上げが何倍にも伸びたのだそうです(と、どこかで見ました)。
「スマホまもる君を車の内装コーティングに使ってみた」の動画を一番最初に出した YouTuber さんは、スマホまもる君の販売元に表彰されていいと思います(笑)

・・・・ といったように、① または ② のような液剤をピアノブラックの表面に塗布して、
ミクロン単位(?) のコーティング皮膜層を形成してやることによって、

・傷が付きにくくなる(例えば ② の場合、硬度 9H と謳われている)
・汚れも付きにくくなる
・帯電防止効果でホコリも付きにくくなる

・・・・ という、効果が得られるとのことです。

それを見て「これ、めっちゃええやん」と、わたしは思いまして、
② のスマホまもる君を amazon で注文し、納車の約2週間前に手元に届きました。
① ではなく ② にした理由は、① よりも ② の方が、本来用途とのギャップがより少なそうに思えたからでした。


使用感

届いたスマホまもる君を、実際に使ってみた感想ですが、
もちろん、いきなり新型 CIVIC e:HEV の内装に塗ることはしませんでした。
家(賃貸)で Wi-Fi 専用端末となっている古いスマホの画面で、事前に試し塗りをしました。

(※下記は 2023年2月時点の使用感(個人の感想)であり、その後商品が改良されて、記載した問題(個人の感想)は解消されている可能性があります

●噴射量の調整が非常にやり辛い

まず最初に思ったことは、容器が小型で、且つ、プッシュノズルの押し感がとても固いです。
その結果として、噴射量の調整が非常にやり辛いです。

最初は噴射の加減が分からないので、指でちょっとだけノズルを押してみます。
それでは噴射されないので、ノズルを押す指の力を徐々に強めていきます。
それでもなかなか噴射されず、そこそこの力でノズルを押して初めて、噴射されます。
そのときの噴射の量が、意図していたよりも全然多い量なわけです。

要するに、プッシュノズルが固くて、噴射の量を微細に調整できません(やり辛いです)。
なので、実際に車の内装に施工する際、直接向けて噴射するのは危険(=関係ない箇所に液剤が飛んでしまう可能性大)ということを、まず最初に思いました。

パッケージの蓋を見ると、「強く押し込みスプレーして下さい!」という注意書きが後付けのシールで貼られており、そのことからも推測されるように、固くて押し辛いというクレームは少なくないのではないかと思われます。



●均一に塗るのが簡単ではなさそう

施工したい個所に直接噴射するのではなく、付属のコーティング用クロスに噴射しておいてから、それを塗るようにして施工してやれば問題ない、確かにその通りです。
噴射量の調整がし辛いことが分かって、わたしももちろんそうしてみました。

ところが、付属のコーティング用クロスがですね、吹き付けた液剤をよく吸収するんです。
わたしが見た YouTube のレビュー動画では、指先大サイズの小さいクロスでしたが、その後商品の改良が行なわれて、サイズがより大きいコーティング用クロスに変更されたようです。
それは良いことだと思うのですが、そのコーティング用クロスが、吹き付けた液剤をよく吸収してくれるものですから、施工したい個所に塗っても、塗った感があまり感じられなくてですね。

何度もクロスに吹き付けて、何度も塗る、ということを繰り返せば良いのでしょうけど、そうなると今度は、ムラなく均一に塗れるのかどうかの不安が芽生えてきます。
それだったら、施工したい個所に適量を直接吹き付けて、クロスで塗り広げる方が良さそうに思えるのですが、それは↑前述のリスクがあるので出来ない、というジレンマに直面します。

要するに、コーティングの皮膜が均一に形成されるように塗るのが、難しそうということなのですが、これは商品がどうこうではなく、単にわたしが不器用なだけかもしれないです(笑)





そんなことで、結論としましては、
わたしの新型 CIVIC e:HEV の内装のピアノブラック塗装箇所は、
納車して以来、コーティング等の対策は何も行なっていません。
なので、多少のホコリの付着は、あるかもしれません。

ですが、納車してから付いた指紋および傷は、一切ありません。
それは 100% 断言できます。
だって、このわたしが乗っているんですよ(笑)
そもそもの話、ピアノブラック塗装の個所を、手で触る必要ありますか?
触らないですよね、普通。

新型 CIVIC のレビュー動画で、ピアノブラック塗装の表面が指紋で汚れているのを見かけた記憶がありますが、一体誰がどうやったからあそこが指紋で汚れたりするのか。
わたしは本当に不思議で仕方ありません(笑)
「おー、黒く光ってて、カッコいいですねー」とか言って、手でペタペタ触るんですかね。
カンガエラレヘン です、わたしの感覚からすれば(笑)

というわけで、事前に2パッケージも買って準備しておいたスマホまもる君でしたが、
それを新型 CIVIC e:HEV の内装のピアノブラック部分に施工することは、断念しました。
下手に施工して失敗するリスクへの不安が、拭えなかったからです。
最後は何だか、エライ終わり方になってしまいましたが、
もし何らかの参考になりましたなら嬉しいです。
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