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クチャラーはなぜ嫌われるのか?

「クチャラー」という言葉があります。
「食事の際や、物を食べるときに、クチャクチャ音を立てて噛んで食べる人」
という意味の言葉で、ここ10年くらいの比較的最近に出来た言葉ではないかと思います。

食事のときにクチャクチャ音を立てるのは、一般的に言って嫌われると思いますが、
文化や考え方の違いもあって、例えば中国では、クチャクチャと音を立てて食べることが
食事のもてなしを受ける側のマナーであるとされていると、聞いたことがあります。
あと、YouTube で流行っている「ASMR」の動画、あれが結構な再生回数を叩き出しています。
お国柄や、人によって、いろんな嗜好や考え方があります。

しかし日本では、「クチャラー」という言葉があることからも分かるように、
好ましくない存在として悪い意味の市民権を得ている、と言えると思います。



ある日、わたしはふと思いました。
クチャラーさんが嫌われる理由は、何なのだろうと。

「気持ち悪いから」という理由をあげる人が、最も多そうな気はします。
でも、考えてみてください。
ペットの犬や猫に餌を与えると、クチャクチャ音を立てて食べますよね。
それを、気持ち悪いと言って怒る飼い主はいないと思います。

餌をもらった犬や猫は、おいしさに夢中になり、一生懸命に食べる。
そのときにクチャクチャと音がする。
それは人間だって同じだと思います。
犬や猫なら「可愛い」と言って褒められるのに、
人間が同じことをしたら、なぜ怒られるのでしょうか?



真夏に生ビールを飲んだ時も、「アーーーー!」とか「クゥーーー!」とか、
飲んだ後にみんな言うじゃないですか。
あれと何が違うんでしょうか?

ビールの美味さを貪る、快感と欲望の雄叫びですよね、あれは言わば。
クチャクチャ音を立てて食べるのも、おいしさを貪っているのであって、
生ビールの「アーーーー!」と、本質は違わないと思うわけですよ。

他には、「下品だから」というのも、理由として考えられるでしょうか。
ものを食べるときにクチャクチャ音を立てるなど、マナーがなっとらんじゃないかと。
だから眉をひそめられる、いかにも日本人らしい考え方ですが、
それほどお作法に気をつかう必要のない、居酒屋や大衆食堂のような場においても、
クチャラーさんはやっぱり敬遠されると思います。



ちなみに、わたし自身はどうなのかと言うと、クチャラーさんは好きくないです。
それはなぜかと考えてみると、確かに、理由が曖昧な部分はあります。

クチャラーさんが近くにいても、気持ち悪いとは別に思わないですが、
何でしょう、単純にムカついてくるんです(笑)
「お前、もうちょっと上品に食べたらどうなんだよ」
という、「下品だから」という理由が最も近い気はします。

その心理を、深堀りしますと ・・・・
わたしは幼少の頃、食事の際は口を閉めて食べるように、厳しく躾けられました。
ちょっと口が開いて「クチャ」とでも音がしようものなら、容赦なく張り手を食らい、
それはもう、深層心理に叩き込まれるレベルで、徹底的に躾けられました。

わたし自身、そういう風に育ってきた過去がありまして ・・・・
なので、クチャクチャと音を立てて食べる人を見ると、
「お前、何だそれ、どういう教育を受けてきたんだよ」
「俺なんか、あんなに厳しく躾けられて、音なんて全く立てずに食べれるぜ」
という気持ちになるのが、実際のところの正味の話(横山やすし)なのではないか。
自分自身そんな気がしています。

ついでに言うと、わたしは生ビールの「アーーーー!」も好きじゃありません。
何を快感にうち震えてんだよ、お漏らししてんじゃねえよ。
見ていてそう思います(笑)



クチャラーさんがなぜ嫌なのか、わたしの場合は以上のような自己分析となります。
他の人がどうなのかは、人それぞれ考え方が違うのだろうと想像するしかないですが、

匂いが臭かったり、唾が飛んでくるなどの、それほどの実害があるわけでもないのに、
クチャクチャと音がするだけであれほどの毛嫌いのされ方をするのは、
差別意識に類する忌避の感情が根底にあるのではないか、そんな気がします。
(全く何の根拠もないですが 笑)

そうなると、最近はもう、人権尊重の一辺倒、且つ SNS という厄介なツールがあります。
「汗臭い人は嫌いだ」「おっさんがパーカーを着たらダサい」と、自分の考えを言ったらすぐ炎上してしまう時代ですから、「クチャラー」呼ばわりして嫌う風潮についても、SNS で差別だと目を付けられ、避難(攻撃)の対象になるかもしれません。

クチャラーさんがいても、博愛の精神を発揮して毛嫌いせず、
やり過ごせるようになるのが、一番無難な道なのだろうとは思います。
でも、嫌なものは嫌なんですよね ・・・・・・・・(笑)
ほんとに、何でなのかよく分からないですが。
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4代目フィット e:HEV 彷徨日記(2024/12/14)

新型 CIVIC e:HEV から中古の4代目フィット e:HEV に乗り換えて、約1ヵ月が過ぎました。
発売から既に4年半以上が経過した4代目フィットの、しかも中古の話ということで、
需要はないかもしれませんが、また思うところが出てきましたので、書いてみたいと思います。

最初は「えー--w」と思った、プレミアムクリスタルレッドのカラーは、
もう慣れました、というか、すっかり愛着心が湧きました。

前に乗っていたときも、わたしはエアーライトブルーをチョイスしました。
良くも悪くもデザインが特徴的な 4代目フィットには、ボディカラーのインパクト(補助)が必要な気がしていて、その意味でも、プレミアムクリスタルレッドはなかなか良いと思います。



それでですね、別に事を荒立てるつもりはなく、過去記事「ドアバイザーいるいらない論争」で書いたことの繰り返しにはなるのですが、ドアバイザーはいらないです。
残念ながら、わたしの中古の 4代目フィット e:HEV にもドアバイザーがついていましてですね、実際問題として、洗車するときの邪魔にしかならないです。

車体がコンパクトな4代目フィットは、新型 CIVIC よりも洗車が楽になるメリットがある筈で、
その利を生かして、チャッチャと素早く動いて短時間で終わらせようと思ったときに、
ドアバイザーがあることで全てが台無しになります。
窓の拭きあげがクソ面倒になって時間がかかり、内部に水シミができる可能性が高まって
精神衛生上もよろしくないです。

ドアを開け閉めするとき、ドアバイザーが「ミリ」とか変な音をたてるのも、微妙に嫌です。
おまけに、カッコ悪い、ダサい、あれのどこがいいんですか?(あ、言っちゃった)
何度でも言います。
ドアバイザーなんかいらないです。
何とかして取り外すことができないか、それが無理なら、別の中古のタマを探すか、
訳ありの半分新車を狙って乗り換えることも、本気で検討中です。
正直ムカついています(笑)



その他に気になることとしては、後部座席のドアを閉めるとき、滑らかに閉まりません。
なぜか後部座席のドアだけ、閉めるときにヒンジの軸がズレているような感触があります。
それほど酷い症状ではないですが、若干気になります。

おそらく、この中古の車は、ファミリーカーとして活躍していたのかなと。
それで、後部座席から子供が乗り降りしてこうなったのかなと、思っていたのですが、
ディーラーで聞いたところでは、試乗車落ちの中古だとのことでした。
試乗車の後部座席ドアが何でこんなことになるのか、不思議ではありますが。

ドアに関しては、もう1つ。
運転席から降りてドアを閉めようとして触ったとき、ビリッと電気が来たことが3回あります。
以来、運転席のドアを閉めるときは、アックスボンバーの要領で肘で押して閉めています。
わたし自身、電気が来易い体質なのではないかなと、自分では思っているのと、
今の冬の時期なのもあるのではないかということで、しばらく様子見です。



悪いところばかり書くのも何なので、良いことも書きますと、
わたしの中古の 4代目フィット e:HEV には、HONDA CONNECT ナビではなくギャザズナビがついているのですが、わたしはやっぱりギャザズナビの方が好みです。

見た目は HONDA CONNECT ナビの方が綺麗で、サクサク軽快に動きます。
しかし、過去記事「新型 CIVIC e:HEV 一ヵ月インプレッション」でも書きましたように、
走行中の現在地住所を画面に常時表示できることと、
交差点の車線情報(右左折専用車線など)を常時表示できること。

この2つの機能があることで、わたしはギャザズナビに軍配を上げたいです。

HONDA CONNECT ナビでは、交差点の車線情報はルート案内中のみ表示可能です。
現在地住所の表示は HONDA CONNECT ナビでは出来ないと思います。
先日代車で借りた最新型 N-BOX の HONDA CONNECT ナビにも、ついてなさげでした。
今後の改良でこの機能が追加されるのかどうか。
SDカードの音源と、CD/DVD を聞ける/見れるのも、ギャザズナビのメリットかと思います。



そして、最も一番良いことは、ブレーキのフィールです。
元試乗車であるにも関わらず、意外にもブレーキのフィールは今のところ絶好調です。
新型 CIVIC e:HEV であれほど悩まされたブレーキ問題から、解放されています。

ブレーキペダルもほとんど傷んでおらず、踏んでも「カチ」と音が鳴りません。
絹のような滑らかさで停止し、ABH 解除時は無音で発進してくれます。
乗っていて、今はこれが一番気分を上げてくれる要因になっています。

試乗車だからもっと傷んでいても、おかしくないのではないかと思うのですが。
逆に言えば、試乗した人の数がそれほど多くはなかった、つまり、
4代目フィットの人気のなさの裏返しなのかも、しれません ・・・・

でも、そんなことは関係ありません。
実際に乗った人にしか分からない、この車の良さを堪能して、
残りの人生を少しでも楽しくやっていけたらと思っています。


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