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オムロンの体重計

わたしは自宅に、ホームセンターで買った安物の体重計がありました。
乗ると一応、体脂肪率などが測れることになっているやつなのですが、そこは中華製の宿命で、電源オフにしていても乾電池がすぐ切れてしまい、使い物になりませんでした。

定年間近のこの年齢なので、会社の健康診断の結果について、いろいろ言われるわけです。
会社が差し向けた保険指導員の人とリモートで面談をして、「●月までに体重を〇kg 減らす」「毎日体重測定をする」という2つの目標を立てました。



そのときの指導員さんがなかなかの美魔女で、何とかして目標をクリアーして「凄いですねー」と褒められたいという下心が湧き(笑)、その流れで、前述の中華製体重計を買ったのですが、安物買いの銭失いに終わったので、高くても日本メーカー製のいいのを買うことにして、

オムロンの体重体組成計 KRD-603T2(約 \17,000)を、amazon で注文し、使っています。
「乗るだけで "ピピッ" と測定完了、Bluetooth でスマホに自動転送」が、なかなかに便利で、
これなら、毎日体重測定の目標クリアーは確実、次の面談で指導員の美魔女さんに良い報告ができて、仲良くなれるかもしれません(笑)



体重体組成計ということで、体重の他にも、体脂肪率/内臓脂肪レベル/骨格筋率/基礎代謝/体年齢/BMI を測定可能で、取説を見ると、各指標値の意味と、なぜ体重計に乗っただけで測定できるかの測定原理が、詳細に説明されています。

電源は単4アルカリ乾電池4本で、約6ヵ月もつとのことです。
電池を入れて電源オンしたときの初期セットアップ時に、住んでいる地域がどこかを示す番号の入力を求められ、わたしは群馬県なので3番を入力。
それに何の意味があるのかというと、重力加速度の影響を補正して正確に体重測定するために、地域を指定するのだそうです、凄いですね。

"ピピッ" と測定完了したデータは、あらかじめ Bluetooth のペアリング設定をしておいたスマホに自動転送され、スマホ側に「OMRON connect」アプリを入れておくことで、測定データが蓄積されていき、月や週単位の傾向をグラフで見ることが出来るのも、なかなかに便利です。



たかがグラフで表示するだけじゃんと言うなかれ。
所謂「見える化」というやつですが、これでわたしは重要なことに気付かされました。

仕事がある月曜~金曜の間は、骨格筋率と基礎代謝は緩やかに上昇し、体脂肪率が緩やかな減少傾向を示すのに対して、基本的にゴロゴロ寝て怠惰に過ごす週末の土日にかけて、骨格筋率と基礎代謝が下がり、体脂肪率が上昇していることに、ある日グラフを見ていて気付きました。
週末になったら、ストンと下がって落ちているんです。

この年齢なので、息吹が確実に低下しているんだなと。
これでもっと歳を取って、働かなくなったら、俺、週末に死んでしまうんじゃないの(笑)
ということに、気付いてしまいました。



もちろん、その数値の振れ幅はそんなに大きくはないので、今のところは(笑)大丈夫です。
保険指導員の美魔女さんと仲良くなりたいという半分下心で始めた、毎日の体重測定によって、
思わぬ「気付き」が得られた、そんなお話でした。
プレミアムクリスタルレッドの 4代目フィット e:HEV を、まだまだ乗り回したいですから、
残りの人生は健康第一、オムロンの体重計に毎日乗って、健康管理をしていこうと思います。
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