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ヒクソングレイシー式排便促進理論

お食事中の方がもしいましたら、すいません。

便秘で悩む人は、多いと思います。
常日頃から健康に留意し、運動習慣を実践し、食事にも気を使っている、
それなのに便秘になることがある、という人もいるかもしれません。
便秘はある意味、現代人の宿命なのかもしれません。

わたしも若い頃は、それなりの運動習慣があり、
便秘で悩んでいた記憶は、特になかったのですが、
歳をとった最近は、ちょっと油断するとすぐ、便秘の症状がやってきます。

例えば、菓子類を食べ過ぎてしまったとき。
若い頃からのストレス解消法として、プロレス雑誌を見ながらお菓子を食べるのが好きでした。
歳を取った最近は、そういうのは控えるようにしているのですが、
仕事で残業が重なり、ストレスが高まると、スナック菓子に走ってしまうことがあり、
そうすると覿面、便秘に見舞われます。



便秘にならないためには、どうすれば良いのか。
規則正しい生活、野菜類や繊維質を摂取する、適度な運動、などがよく言われますが、
「毎日必ずトイレに入って排便をする」これも割と大切かと思います。

自然な便意がなくとも、毎日必ずトイレに入り、
少量であっても、大きい方の便を必ず出すよう習慣付ける。
要は、体内に便を溜めない、ということです。

しかし、それをやろうと思ってトイレに入っても、
既に重度の便秘状態になっていて、どうしようもない場合もあります。
便秘にならないための対策だけでなく、便秘になったときどうするかの対策も必要です。



どんなに頑張っても、ウンともスンとも全く出る気配がない。
そのような重度の便秘状態に陥った場合、まず1つ言えることは、
無闇にキバっても事態の打開にはならない、ということです。

もうかれこれ●日も便が出ていない ・・・・、と思って、
焦りのあまり、ついつい必死にキバってしまいがちになりますが、
それでは肛門を傷める危険性が高まり、頭の血管にも良くないです。

そういうときは、まず、キバるのをやめてリラックスし、
いくつかの対処法を実践して、物理的または精神的な刺激を発生させることで、
体内からの排便作用を誘発させる、これが基本方針です。



以下は、わたしが実際に便秘になったときに実践しているか、または、
机上の理論として思い描いている対処法です。

●便器にしゃがむのをやめて、立ち上がり、排便作用の隆盛を待つ

和式の場合も洋式の場合も、便器にしゃがんでいる体勢は、腰が「く」の字に折れた状態です。
しゃがむのをやめ、便器をまたいで立ち上がり、折れた腰を伸ばしてやることで、大腸から直腸へ繋がる便の通り道が真っ直ぐになり、排便作用の促進が期待出来ます
立った体勢でしばらく待ち、便意がやってきたタイミングで、サッとしゃがんで用を足す。
わたしはこれを便秘になったとき必ず実践し、成果をあげることが多いです。

●過去の思い出を回想する

「物理的または精神的な刺激」と書いたうちの、「精神的な刺激」に相当する対処法です。
便秘でトイレに入っているときは、早く出して楽になりたいと気が焦るあまり、トイレで便器にしゃがんでいる自分自身の状況しか考えることができない、一種の視野狭窄に陥っています
狭いトイレの一室の空間内に、意識の全てが閉じ込められている、そんな状態です。

そこでふと、違うことを考えて、意識を解き放ちリラックスさせる
わたしの場合は、過去の出来事や思い出を頭の中で回想する、ということをよくやります。
例えば、「俺は今、この家(賃貸)のトイレで便秘に苦しんでいるけれど、●年前はあの懐かしいアパートに住んでたんだよなぁ」と思って、その頃の思い出を回想する。
トイレを出たら、昔住んでいたアパートの懐かしい光景が広がっている、と想像してみる。

そういうことを考えると、深層心理の何かが刺激されるからなのでしょうか、なぜだかよく分かりませんが、体内から排便作用が キューーーー と盛り上がってくる効果が、実際にあるんです。
一度、知り合いの人にこれを話したことがあるのですが、全く理解されませんでした(笑)
中には共感いただける方もいるのではと思うのですが、わたしだけなのでしょうか。

●「絶対に笑ってはいけない」の理論の応用

これも「精神的刺激」に属する対処法で、まだ実際にやったことはない机上の空論ですが、要するに「絶対に笑ってはいけない」のあの理論を応用しようという考え方です。
絶対に笑ってはいけない極限状況(例:お葬式など)に置かれると、逆に笑いが込み上げる。
それと同じで、絶対に漏らしてはいけない極限状況に自分を追い込み、排便作用を誘発する
具体的には、スッポンポンになってトイレから出て、その状態のまま排便作用が来るのを待つ(笑)
家の中にぶちまけてしまったら大変ですから(笑)、その危機感によって逆に キューーー と排便作用が盛り上がってくるのではないか、そういう考え方です。



わたしが便秘になったときに実践している対処法は、上記の3つ(2つ)なのですが、
それをやったとしても、どうしても出てくれない場合があります。
それでも何とか突破口を開きたい、どうしたらいいか?

ヒクソングレイシーは一体いつ出てくるのだ?
と思いながら、ここまで読んできてくださった方、お待たせしました。
ここからが「ヒクソングレイシー式排便促進理論」となります。

無闇にキバらず、リラックスして、排便作用が訪れるのを待つのは同じです。
そのときに、口は閉じて、鼻で呼吸をする。
絶対に口を開けない、これが「ヒクソングレイシー式排便促進理論」の特徴です。

400戦無敗の地上最強とも言われた、ヒクソングレイシー。
試合映像をよく見ると、ヒクソンは試合中、努めて口を閉じ、
鼻で息をしようとしていることが分かります。
1998年10月11日、PRIDE-4 の髙田延彦戦、レバー付近の膝蹴りでダウンしたとき。
あのときも、普通だったら苦しそうに口が開いてしまうところですが、
ヒクソンは口を閉じて鼻で呼吸をし、冷静に回復を図っていました。

絶対に口を閉じて、鼻で呼吸する、これが便秘にどのように効くのか。
口を閉じて塞ぐことで、身体に空いた穴は、鼻と肛門の2つだけになります。
その状態で、鼻から空気を スースースースー・・・・ と出し入れすることによって、
肛門の側に ヒクヒクヒク・・・ と刺激が伝わり、排便作用の促進に繋がることが期待できます。

便秘のとき我々はつい、「ウーーーーン」と一生懸命にキバって、駄目だったら「ハァーー」と一息ついて、とやってしまいがちですが、それだと口から息が抜けるので駄目です。

あくまでもリラックスして、口を閉じ、鼻で息をする。
何があっても平常心を失わない、ヒクソングレイシーのあの顔つきになって、
便器にしゃがみ、便秘に立ち向かえば、突破口は必ず開けます。


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