嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

呼びかけてるのか呟いてるのか。

2004年09月04日 20時20分07秒 | 駄文(詩とは呼べない)
みんな、騙されてはいないだろうか?
自分の身体という境界距離内にあるものは
いつも自分の意志通りに動くと、思ってはいないだろうか?

友達という境界距離は
居心地の良さを作り出すと共に
小さな世界枠として
大きな世界枠に対しての新陳代謝を繰り返す

だが僕の身体という境界距離では
僕の意志とはほぼ無関係にシステムが動いている
心臓の鼓動を止められないのはもちろんだが
呼吸器系も意志に逆らうし
手や足だって自由に動いてはくれない
それどころかもっと恐ろしい事に
自分の脳内においてさえ
様々な自分が僕を苦しめるのである

こんな自分戦争を繰り返していては
いつまでたっても心の平和なんてこない
僕の中ではいつも大量虐殺と政権交代が行われている
そしてその政治に参加しようとしない僕と
僕を無理矢理あちこちに連れ回す
司令塔としての俺が居る

僕は世に言う多重人格者ではない
不完全だけどハッキリした記憶
一言では言い表せないいい加減な性格
人格がまだ出来上がってないのかもしれない
惰性で生きている自分は居るが
何かを成すための自分は一人も居ないのだから

僕はもう人生を悲観する事にも疲れたのだろうか
最近感情がより一層鈍くなったような気がする
他人の痛みにも自分の痛みにも鈍感になってきた気がする
良くない傾向だ。

ただただぼけた頭で眠そうに世界を眺めるだけの
世界の観客としての僕がいるだけだ
有料映画館世界劇場
いつのまにか公開中
いつのまにか終了中

残り時間は確実に減っているはずなのに
焦る気も起きない
どうだっていいのかもしれない
僕はただこれを見ていたいだけなのかもしれない
見れなくなったら、何か困るかな?

自由を求めてズンタッタ

2004年09月04日 15時42分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
この世界において
現実世界は不自由であり
脳内世界は自由であると
僕はかなり長い時間誤解していたようだ

僕は無責任で自分勝手な人間なので
完全な自由を求める為に
宇由という言葉を使わせてもらう。

現実世界では権利としての自由が保障されていて
脳内世界ではあらゆる宇由が許される
そのような誤解があった。

僕は現実で深刻な問題に直面している時
宇由な発想ができなくなるようだ。
思考や思索は言語的になんらかの形を取る限りに置いて
一定の範囲内に拘束される。

例をあげれば恋愛問題で死にたいと悩んでる最中に
心晴れ晴れとした気分で料理など作っていられない
ということである。
これは意識のシグナルがある隣接する言語空間から
抜け出せない事を示している。
飛躍的思考はできても、瞬間移動する思考は無く、
ある連続的思考はソフトウェア的にもハードウェア的にも
なんらかの形状記憶であるということ。

暴力的な話をすれば引きこもりを言語的に説得するよりも
記憶喪失にするか、あるいは脳外科手術でもした方が
手っ取り早いということである。
薬飲ませて洗脳するとか、そもそも殺してしまえという
発想もあるのだがいずれにせよ解決にはならない。

話を戻そう。
僕は僕の心が宇由を求める時
全体の圧力に反発して過剰な自由を求める事を自覚している
そして現実に自由がないと思い込み、疲れ果て、
脳内世界で宇由を求め始める。
宇由を求める思考は虚数空間内で
コンプレックスの形状記憶内に拘束される
迷宮をピンボールが迷い続ける。

幻想世界の物語を書き続ける行為は
虚数空間内の迷宮の形を脳内世界で終わらせず
現実世界へ地図として書き記す行為である。
書き記した迷路に惹かれる人が居るのは
自分も迷っているから
ヒントが知りたいということなのだろうか?

もし、死への恐怖に怯える人が居るなら
自分の命日を強い意志で決めるといい。
「いつ死ぬかわからない」という状態よりは幾分かマシになる。
必ず死ぬと自分が決めているのだから。

自分の悩みをぶちまけ
妄想内で恐怖にかられ怯えている自分の弱さ
現実が理想に近づかない自分の無力さ
そういったものを散々書き殴ってきた
だがこれだけでは全然事態は解決しないようだ
それどころか悪くなる一方かも知れない

ある種の諦めと共に
僕はより一層孤独を意識するようになった
当たらない賭場でコインをかける数字がわからなくなった
そろそろ心の砂が無くなる。
僕は賭に負けている自分を見つめねばならないだろう

明日死ぬ事は怖くないが
今日も何も出来なかったと嘆いている自分は
じつに最悪だ。

世界を手に入れたい
世界を壊したい
どちらでもいい。
結局は世界を変えたいのだから。

音楽がノイズにしか聞こえない耳をアンテナに
笑顔が輪郭線にしか見えない目をセンサーに
何も語る事ができない口を充電器にして

機械の俺はロボットロボットと自己暗示しながら歩こう
砂上の楼閣を次々とドミノ倒しにしていこう

遊ぶロボットはにゃ1号
ズンタカタッタ ズンタッタ
ズタズタ ズンタ ズンタッタ