嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

夢だけを見て生きたっていいと思うよ

2004年09月17日 02時20分51秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ありもしない将来性と等価交換の夢たち
作られすぎた衝動と名脇役達の演技
腐敗する自分と新しさを手にする口
無頓着に整理された歯車の手が
今、僕の中から伸びてくる

自由に舞うゴミを吸って
灰色の呼吸で
今、僕は吐き溜めに向かって転がってゆく

古新聞だけが優しい睡眠を妨害しながら
逃げていく色を捕まえる

ガードレールの曲がり具合が
染みついた歴史の哲学を刻んだとしても
もう二度と同じ明日は来ないのだと思うと
僕は体が痒くなった

ここはどこなんだろう

狼は吼える
高らかに誇りを求めて

臆病者の街を
怒りの炎で燃やすため

僕は自分の服に火をつけて笑った