嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

お前が死んでもいい、俺の声を聞け。

2005年02月19日 20時53分23秒 | 駄文(詩とは呼べない)
欲しかったんだ、どうしても。
生きてる間に、自分を納得させられるだけの、意味ってものを。

もちろん今もわからないよ
誰も教えてくれないとか、そんな事じゃなくて
もう僕には自分を説得するような動機が無くなりつつあるんだ

もう誰かに期待するのも
誰かにコインを賭けるのも
疲れてきたんだ

命がけの言い訳なんかしなくたって
どうせ僕は死ぬ時には死ぬんだし
運が良ければ生き残るだろって
そんな諦めに似た病なんだけどね

悩みは今でも尽きないよ
もちろん今でも考えてる
あるいはまた、何も考えてないし
何もわからないままだし
ほとんど考えてないとも言える

けどさ、
たぶんそんなこと、どうでもいいだろ?

もう、俺の話なんか
誰も真面目に聞く気は無いだろうと、
そう感じ始めてるんだよ

いい加減、同じ事を言い続ける事に疲れてきたんだ
どうせもう通じないんじゃないかと、
そう思い始めてるんだよ

宇宙の外からの声が、だんだんかすれていくんだ
なんども聞こえてた
私を見てって声が
聞こえなくなっていくんだ

心はいつも
僕を裏切る為にあって
誰かを見失うためにあって
もはやそんなものを見ている時間は
僕から奪われ続けていくんだ

他者の暴力によってね

今でも僕は
自分の生を
自分のようななにかの生を
何かのせいにしているよ

君と話がしたい
眠るように
歌声を聞くように
やがて薄れていく存在感のように

例え僕の耳が聞こえなくなっても
君の声が聞きたいよ

「誰かの心臓を掴んで、何かの音を確かめたいと思った。」

ひとつだけしかない、たったのたくさんある方法

2005年02月19日 20時35分25秒 | 駄文(詩とは呼べない)
かまわないさ、意味が無くなったって。
だけどね、遠くに響く音がやむ事がないように
盲目の人にも光が見えるように
嘘だけで自分を正当化できるとしたら
とっくにこの世界は終わってるんだよ

こんなところでジッと息を潜めていてもだめなんだ
もう何もかもが終わりの予兆を示し始めているんだ

君が外部に何かを任せるって決めたのは
自分を生かしてくれる意志を
内部から外部に移して諦めたからだろ?

人は一人で生きられないって言うけれど
人の中に、二人以上が生きている事なんて本当にあるのかい?

精神分裂病?
いや、そうじゃなくてさ

一人じゃ生きられないということを
どうやって自分に証明したのか
それが知りたいと思ってね

俺は生まれた時から一人だったから
今だって、誰一人として信じるに足るような人は見つけていないから
悪いけど、犬になるつもりは無いよ

無くなってもいいから
今の内に意味を閉じ込めておこうかと
そう思っただけだよ

今が怖いんじゃない
明日が怖いんだ
明日が来たら、今日は終わってしまうから。

短くてもいいよ
今の一瞬を
光の中で永遠に
真っ暗闇で永遠に