嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ピエロは雰囲気を見ずに笑う

2005年10月24日 09時43分31秒 | 駄文(詩とは呼べない)
人が人として踊り狂うその様を
澱みから取り出すように
ピリピリとした甘い空気のわき水から
にぎり、とりかこみ、こするように
あの、ほんのりといらだつような、つめたくほほえむような
こまいぬがはなしかけるような
えんたんつるりとした
もじゃもじゃとしたざわつきのしずかさのなかから
ぷわっと、ひとこきゅうすれば
それはちょっとした、
ささいな、でたらめな、あたらしさの模様を描いて
あちら側へと こちら側へと
熱を揺さぶるから

僕は人に、ドームに、見えるようで見えない明日に
まったく意味のない、何も考えていない、
期待の水滴のようなものを
じんわりとにじませてしまう

それは、
僕の罪でしょうか?

それは、人の罪でしょうか?

罪は、罪でしょうか?

生きられないよ。
ひとりじゃ。
孤独が発明されるのを忘れていたとしても
やっぱり、僕だけは忘れられないよ
寂しさを、発見して驚けたらいいのに。

ただ、人が寂しがる為に。