嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

不可逆的可能性

2007年07月18日 04時13分06秒 | 駄文(詩とは呼べない)
なにもしていないから、なにもできない。
なにかをするから、なにかができる。

すごく、絶望的な気分。
特別な失敗は無い
それでもいつも感じている行き詰まり。
いつも、何かが手遅れのような気がする
何かをしようと思うたび、自分の中で何かが終わっているような気がする。

開始する前の、どうしようもなく悲観的な思い込み。

チャンス-そういう名前のものは
たぶん、あやういほどに真っ逆さまに転げ落ちるための
最初の布石。

誰にも何も期待しない
ただ、ときおりどうしようもなく
自分の中で、なにかが終わって崩れていきそうになる。

僕の中に何も無い。
誰かと比べて、という相対性ではなく
絶対的に、僕の中に欠けているものがある。

この世界を照らすための、
重要な感覚が、一つ以上足りない気がする。

そういえば、目が見えなくなって、
ずいぶんと色んなものを諦めた気がする。

それと近いのかもしれない。

何かが足りなくて、
いつも何かを諦め続けてるような感じがする。

そういえば、強欲が足りない。
いつも、業が足りない。
生命力が、圧倒的に足りない。

欲していない。
なにも欲していない。
ただ、後悔ばかりが込み上げる。

どうして生まれてきてしまったんだろう。

それでも、親を殺すほどの勇気はない。

でも、もしも子供が生まれてしまったら、

たぶん僕は殺す側の人間なんだろう― ―そんな気がした。