正解の無いやりとりって、
すごく難しいんですよ
正解のあるやりとりなんて
もちろん自分の中だけの独り言の反響かもしれないんだけど。
鳥かごの中に君を閉じ込めてしまえば、
君は羽ばたく事ができない。
だから僕が気をつける事は、
なるべく君を具体的な何かだと決めつけないで
その柔らかさを残したまま接するように、
既成概念の網で君をぐるぐる巻きにしないように、
そっと触れなくちゃいけない。
それって、僕の側にも言える事かもしれないけど、
たぶんそちら側にも言える事だと思うんですよ。
つまり、お互いが鏡の精度を高めようとしなければ、
心を映す鏡を、磨き続ける事はできない。
ほんの少しでもいいから、
自分を知って欲しいと思う事。
相手を知りたいと思う事、
そういうかすかな震えの連続で、
ぎりぎりなっているのが僕らの居る丸い地平でしょ?
一歩踏み出せば、
いつでも暗い影と自分が入れ替わって、
どっちが自分で、どっちが相手なのかわからなくなる。
どっちが本人で、どっちが虚像なのかわからなくなる。
だから僕らは、
少なからず、自分に対して正直であらねばならないでしょ?
いや、違うのかもしれないんだけど、
僕は、正直さを失くしたままで、
自分と向き合う事はできないと思うんですよ。
君がここに来てくれる事は嬉しいです。
真剣に僕の文章を読んでくれる人が居るなら、
僕は書く事にそれなりの自信が持てます。
だけど、ちょっとでも気を抜けば、
僕らの居るセカイは、あまりにも決まり切った日常に染まってしまう。
だからこそ、
僕はその存在が薄弱で、背景に近い方がいい。
僕が透明さを失って、
何かの色に染まってしまう事が、
恐ろしくてたまらないからです。
どうしたらいいんだろう?
いつも考えています。
だけど、どんなに自分が間違っていても、
僕の業が、僕の倫理を超えないように、
僕は自分の最大範囲を定めています。
長居しても、短い奇跡でも、
ささやかな安心の場だとしても、
僕にとって、ここは限界砂残り11ヶ月の土地です。
住むセカイが無くならないように、
君が僕を憶えていてくれたら、と望みます。
単なる弱音では終われないほど、
僕の重力は歪みきっています。
すごく難しいんですよ
正解のあるやりとりなんて
もちろん自分の中だけの独り言の反響かもしれないんだけど。
鳥かごの中に君を閉じ込めてしまえば、
君は羽ばたく事ができない。
だから僕が気をつける事は、
なるべく君を具体的な何かだと決めつけないで
その柔らかさを残したまま接するように、
既成概念の網で君をぐるぐる巻きにしないように、
そっと触れなくちゃいけない。
それって、僕の側にも言える事かもしれないけど、
たぶんそちら側にも言える事だと思うんですよ。
つまり、お互いが鏡の精度を高めようとしなければ、
心を映す鏡を、磨き続ける事はできない。
ほんの少しでもいいから、
自分を知って欲しいと思う事。
相手を知りたいと思う事、
そういうかすかな震えの連続で、
ぎりぎりなっているのが僕らの居る丸い地平でしょ?
一歩踏み出せば、
いつでも暗い影と自分が入れ替わって、
どっちが自分で、どっちが相手なのかわからなくなる。
どっちが本人で、どっちが虚像なのかわからなくなる。
だから僕らは、
少なからず、自分に対して正直であらねばならないでしょ?
いや、違うのかもしれないんだけど、
僕は、正直さを失くしたままで、
自分と向き合う事はできないと思うんですよ。
君がここに来てくれる事は嬉しいです。
真剣に僕の文章を読んでくれる人が居るなら、
僕は書く事にそれなりの自信が持てます。
だけど、ちょっとでも気を抜けば、
僕らの居るセカイは、あまりにも決まり切った日常に染まってしまう。
だからこそ、
僕はその存在が薄弱で、背景に近い方がいい。
僕が透明さを失って、
何かの色に染まってしまう事が、
恐ろしくてたまらないからです。
どうしたらいいんだろう?
いつも考えています。
だけど、どんなに自分が間違っていても、
僕の業が、僕の倫理を超えないように、
僕は自分の最大範囲を定めています。
長居しても、短い奇跡でも、
ささやかな安心の場だとしても、
僕にとって、ここは限界砂残り11ヶ月の土地です。
住むセカイが無くならないように、
君が僕を憶えていてくれたら、と望みます。
単なる弱音では終われないほど、
僕の重力は歪みきっています。