POG勝ち組への道!!

「楽燕カップ」というPOGをやっています。現在14年目に突入。

第8回楽燕カップ ドラフト回顧~マクベイン編~

2018年06月04日 12時00分00秒 | 第8回楽燕カップ ドラフト2018-2019

マクベインさんの指名馬はこちら

 

 

 

 


〇自己紹介

大分出身、福岡在住の独身です。

競馬は05年の有馬記念を見たのが初めてで、

本格的に見始めたのは07年ごろからでしょうか。

POGの方は楽燕カップオンリーの参加です。

 

 

〇指名コンセプト

とにかく牡馬クラシックを勝ちたいので、その夢をかなえてくれそうな

牡馬の大物を優先して指名しました。

上位候補は自分の趣味を捨ててとにかく評判の高い大物を

確実に数多く確保できるように知恵を絞りました。

・・・が。去年はしょっぱなからジャンケン連敗してしまい弱気になって、

外れ指名でも取れそうな無難な馬を選んだ所があったので、

今年は競合覚悟で強気に突っ込むことも忘れないようにしました。

 

 

〇各指名馬について

・1位

 サトノソロモン(ディープインパクト×イルーシヴウェーヴ)


今年は良血馬にやたらと早期デビューを目指している馬が多いことは

皆様も感じておられることと思います。

そこで私が考えたのは、早期デビューの強みの一つである、

「出走馬の層が薄いうちに楽に勝ち上がれる」点が生きづらい今年の速攻系よりは

8,9月ごろに満を持してデビューする大駒狙いがいいのでは、ということです。

実際の成績は走ってみなければ分かりませんが、各POG本の扱いから見て、

今年のノーザンファームの「一番馬」評価を受けている可能性が高く、

なおかつ池江厩舎の馬は同僚に評判馬が多すぎて、一頭の馬だけに人気が

集中しづらいので、「競合を避けつつ大物を釣る」にはもってこいです。

全姉が400キロあるかどうか(でも中央で勝ち上がっている)なのに、

こちらは500キロを軽く超えており、

母は牡馬の方がいい馬を出す繁殖なのではないかと思っています。

セールで里見オーナーがアイルランドのクールモアに競り勝ってよかったと

日本中のホースマンが心から思えるくらいの超大物を期待しています。

 

・2位

 セントレオナード(ディープインパクト×リリーオブザヴァレー)


初仔から青葉賞勝ちのヴァンキッシュランを出した母の仔です。

母父ガリレオということで、重厚さが強い血統ですが、

それゆえに大舞台向きの大物感が期待できる配合だと思います。

その父サドラーズウェルズも直仔は日本で大して活躍しませんでしたが、

母父としては多くのG1馬を出しているのと同じで、これから母父ガリレオも

一つのトレンドになってくる可能性が大きいのではないかと思います。

気性がちょっと強めのようですが、堀厩舎ならそういった馬も

上手く扱ってくれるはずで、期待しかありません。

…ところで馬名由来はスズランが誕生した伝説に登場する神から、だそうですが、

スズランの誕生伝説ってどんなもんなんでしょうか?

 

・3位

 サトノルークス(ディープインパクト×リッスン)


全姉にタッチングスピーチ。

母は世界レベルの良血ですが、(といってもノーザンファームには

世界的良血がゴロゴロいますが)晩成傾向もあり、

上よりは人気も落ち着いてきたところでまた狙ってみました。

前々回1位指名したムーヴザワールドは牝馬得意の石坂厩舎でしたが、

今回は牡馬得意の池江厩舎。兄は500キロを大きく越える馬体で体質が弱く、

間隔を置いてしか使えなかった傾向があったようです。

(古馬になって連勝を始めましたが、屈腱炎で休養)

本馬は450キロ台と兄とは全然違う体つきに出ましたが、逆に考えれば

それだけ「父親似」と言えるかもしれませんし、多分脚の不安もないのではと

思っています。

おそらく牧場サイドもこの血統にはもどかしい思いをしているのではないかと

思いますが、この馬こそが本物だと信じたいと思います。

 

・4位

 ラヴズオンリーユー(ディープインパクト×ラヴズオンリーミー)

リアルスティールを全姉に持つこちらも超良血と言っていい馬だと思います。

私はこれまでディープインパクト×母父ストームキャットは、確かにニックス

ではあるけども、それ故に人気が過剰になる傾向がある、という理由をつけて

指名したことがないのですが、この良血が4位まで残っているのならば、

やはり行かなければならないだろう、と想い指名しました。

全きょうだいの中で唯一不発だったカデナダムールのような体質の弱さもないと

のことで、馬体も牝馬としてはちょうどいい460キロ前後、

万全を期して9月頃のデビューを目指すとのことで、今から楽しみです。

 

・5位

 ジャミールフエルテ(オルフェーヴル×プリティカリーナ)


上に大物はいませんが、5頭中3頭が2勝以上を挙げている

アベレージの高いこの母に当たればデカそうな父のカップリングです。

今年の戦略として早期デビューにこだわらないというのは決めていたものの、

それではシーズン序盤が寂しいだろう、ということで、

このあたりで早めに行けそうな馬を一頭加えてみました。

ゲート試験は合格済み。坂路で好タイムを続けて出しており、

早いうちにクラシックに向けた賞金を積んでくれるのではないかと期待しています。

今年は夏の2歳戦のレベルがかなり高そうですが、

その中から抜け出すだけの大物であってもらいたいです。

 

・6位

 ランブリングアレー(ディープインパクト×ブルーミングアレー)


母はシンボリクリスエス牝馬には珍しい活躍馬ですが、

それ以上に日米に3頭のG1勝ちを果たした兄弟がいることが魅力でしょう。

繁殖成績は4頭の上が全てJRAで勝ち上がってはいるものの、

1勝まで、と少々もどかしい成績になってはいます。

ですが、全兄姉に比べて馬体に恵まれており、

社台ファーム一番馬と思われるスタセリタの仔と互角に調教で動いている、

という前評判に賭けてみる価値のある仔になったと思います。

前回指名馬のノーブルカリナンとは父、牧場、厩舎が同一ですが、

この馬も馬格の維持に苦労させられ力を発揮できませんでしたので、

そのリベンジも本馬に任せてしまいたいと思います。

 

・7位

 アテンポラル(ハーツクライ×タンタスエルテ)


タンタアレグリアやパララサルーを出した優秀な母の仔で、

今年のハーツクライ産駒の中では屈指の良血だと思います。

上はとにかく能力は高くても体質が弱く出ることが多く、

その為この順位まで温めていましたが、無事残ってくれたので指名しました。

現時点では育成状況に遅れはなく、順調に入厩に備えている状態だと思います。

池江厩舎はあまり数を使わない厩舎なので、体質の弱い血統を

上手くクラシックに乗せてもらうにはうってつけなのではないかと考えます。

 

・8位

 グルファクシー(ハービンジャー×レクレドール)

重賞勝ちのある全兄含め上4頭がJRAで3勝以上を挙げており、

多くの活躍馬を出したダイナサッシュの牝系の出身です。

指名理由としては、確実性と爆発力両方を秘めた母の繁殖牝馬としての

ポテンシャルの高さだけで十分なのではないかと考えます。

馬主であるG1レーシングも去年、今年とG1制覇し、

そちらの方の不安もなくなったと思います。

後は私が過去に指名した(同馬主・生産者の)ジュールポレールのように

体質の弱さに起因する晩成タイプに出ないことを祈るのみです。

 

・9位

 パラダイスリーフ(ディープインパクト×シルキーラグーン)


かつては嫌われていたものの、最近では当たればデカいと評判の

「ディープインパクト×ロベルト系」の配合でゼーヴィントの全弟です。

最近では関東屈指の厩舎になりつつある木村厩舎所属で、

夏にはゲート試験を受けるための入厩の話も上がっており、

意外に順調に使えそうなところも魅力だと思います。

5月生まれでまだ成長の余地も十分のはずであり、

秋に見違えるような姿でデビューしてくれることを心待ちにしています。

 

・10位

 ホウオウエックス(ダイワメジャー×スネガエクスプレス)


今年は人気を落としていますが、総合リーディングでも上位をキープしており、

速攻向け種牡馬でもあるダイワメジャーから一頭選んでみました。

入厩はまだですが、育成は至って順調のようで、いつでも入れる万全の体制のようです。

今年は早期入厩馬が多く、6,7月の新馬・未勝利戦はメンバーがかなり揃いそうなので、

むしろ楽に勝ち上がれるタイミングを計算してのことなのかも知れません。

数を使うことを得意とする矢作厩舎ですので、それでも2歳の内に、

4走くらいはできるのではないかと思っており、

それが大きなレースであれば言うことなしです。

 

・11位

 トーホウルス(ディープインパクト×トーホウガイア)


とにかく母がサンデーサイレンス系と相性がよく、父SS系の兄姉4頭の中には、

菊花賞馬トーホウジャッカル、重賞馬トーホウアマポーラがいます。

また、1つ上の姉トーホウアルテミスも2勝を挙げ今年のオークスに出走しているなど、

活力に衰えが見られないことも魅力だと思います。

好配合のおかげか、本馬も5月生まれの牝馬ながらすでに500キロを越えており、

上に負けないスケールを感じさせます。

オークス狙いの大砲候補を下位で狙うならこういう馬を取りたかったので、

期待は大きいです。

 

・12位

 ブリッツアウェイ(ディープインパクト×スウィフトテンパー)


母は米G1馬ながら、クラブ募集時はまだ体質が弱く、

オーナーズでの追加募集になった馬です。

日本で生まれた兄2頭は両方とも中央で勝ち上がっていますが、

その勝ち鞍はダートでのもの・・・となかなか評価に迷うところがあります。

ただ、有力厩舎に入る大手牧場生産で母がG1馬のディープインパクト産駒、

という点は事実であり、牧場の評価も今の所高いようですので、

これは完全なギャンブル指名でしたが、いい方に転んでほしいところです。

 

・13位

 エイシンノヴァ(ロードカナロア×エーシンヴァーゴウ)


母はスプリント重賞2勝を挙げており、非社台のロードカナロア産駒としては

競走成績面から見ればトップレベルの良質な母だと思います。

上二頭が未勝利なのが気になるところですが、ステルヴィオと同じ母父で

多数のクロスが発生するなど配合面ではかなり面白い存在だと思います。

母にスタミナがあれば父が短距離・マイル向けでもクラシックディスタンスを

こなす産駒にはなりますが、やはりこの父であればマイル路線に向かってくれた方が、

確実性は高まりますし、そちらの方が対戦相手も手薄になります。

「最初からNHKマイルカップを目指す」事を意識すれば、

こういう馬を指名する意義は大きいと思います。

 

・14位

 サトノナレッジ(Frankel×Lonely Ahead)


結構ネット上では去年から人気があった割に、特に大きなマイナス情報もないままでも

ここまで残っていたフランケル産駒です。

始動はゆっくりと言っても何か頓挫があったわけではなさそうで、

そこまでデビューが遅くなるというわけでもないと思います。

牝馬より牡馬の池江厩舎でミスエルテが重賞をかったのですから、

今年3頭いるフランケル牡馬の中にはそれ以上の活躍を見せる馬も

出るかもしれない、その可能性にちょっとだけ期待です。

 

・15位

 カリボール(ジャスタウェイ×レイズアンドコール)


ここでまたノーザンファーム生産馬をもう一頭欲しくなり、

新種牡馬の産駒を指名することになりました。

上は6頭中4頭が中央で勝ち上がっており、そのうち一頭が重賞勝ちと

平均点の高い母ですから、未知数な面の多い新種牡馬の相手に適していると思います。

入厩ももうすぐとのことです。

ジャスタウェイ産駒の距離適性は想像するしかありませんが、

母を考えるとやはりマイル目標になるのでしょうか。

実は私はPOG期間中に15位指名馬が勝ったことすらないという惨状なのですが、

それを一気に払拭するだけにとどまらない活躍を期待したいです。

 

・16位

 馬名未定(ネオユニヴァース×ブリーボーンズ)


北海道トレーニングセールでノーザンファーム2600万円と

中々のお値段で落札された馬です。

言ってしまえばモーリスの二番煎じ以外の何物でもない指名ですが、

何だかんだでネオユニヴァースは現時点で実績のある種牡馬ですし、

そこまで無茶をやっているつもりはありません。

2歳トレーニングセールに上場されたということで、ある程度

仕上がっているでしょうし、デビューも遅くはならないはずです。

今回の条件ではダート馬だと、重賞出走のボーナスを狙いにくくなるので、

芝の化ければデカそうな馬を狙っていたので満足です。

 

 

〇終わりに

昨シーズンは正直競合を避けた弱気な指名をしたなという自覚があり、

更に体質や気象に問題がある馬が多すぎて、成績以上にダメージの大きい

結果になってしまいました。

今年は原点に戻り、母の繁殖能力の高さをシビアに見て、競合覚悟の馬にもアタックし、

現時点では昨年よりは計算できる馬を揃えたかな…と思っています。

ここの所年間成績が右肩下がりなので、今年こそは逆襲したい、という想いを

16頭の指名馬が叶えてくれると信じて応援していきたいです。

コメント (12)
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