表紙の赤と真矢さんの笑顔が、とても素敵で、思わず手にとって熟読。
真矢さんといえば、いわずと知れた、宝塚の元トップスターですが、この名言集を拝見すると、トップになるまで、また退団後、女優として一人の女性として、想像以上の努力や葛藤があったのだということが、とてもよくわかり共感できますし、それを楽しみながらサラリとこなしてしまうしなやかさに憧れもします。
本当にすべての言葉が素晴らしいのですが、中でも心に響いたのが、
「私がタカラヅカのトップスターになれたのは、努力勝ちでもなく、運勝ちでもなく、“願い勝ち”」
と
「人は逆境というか苦しい時期のほうが幸せを見つけようとするし、幸せだと感じようとする。そういう敏感さが本当的にあるから苦しさも大切」
です。
最初の「願い勝ち」に関しては、決して努力を怠っていたのではなく、そう願うからこそ、努力し、あきらめなかったご褒美として、願いを叶えられたのだ・・・ということだと思います。
真矢さんは、「あきらめないことは、人生で最も大切な才能である」ともおっしゃっています。
「あきらめない」ということは、自分を信じて努力を続けることですね、きっと♪
次の言葉も、本当に挫折や苦しみ・辛さを味わった方の言葉だなと思いました。
例えば、色で黒が苦しみ、白が幸せだとすると、白っぽいグレー程度の中に白い模様があっても、何となくボヤけてしか見えませんが、真っ黒の中だと、かなり小さな白い模様でもハッキリわかります。
小さな幸せを見つけるアンテナを磨いていくと、どんどん大きな幸せにつながっていきます。
それに、小さくても、日々感じられる方が楽しそう♪
苦しい時期も、小さな幸せを見つけるチャンスでありレッスンなのですね。
今日は、どんな幸せを見つけましたか?☆