大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

車内販売の減少!

2015年01月19日 | 鉄道

3月14日のダイヤ改正から、JR東日本の東北や関東、信越地方を走る新幹線や特急電車の一部で、車内販売や新幹線グリーン車での特別サービスを終了するそうです。

車内販売が終了するのは、東北新幹線「なすの」(東京~郡山)、上越新幹線「たにがわ」(東京~越後湯沢)、山形新幹線「つばさ」の山形~新庄間で、在来線では「フレッシュひたち」(上野~いわき)と「成田エクスプレス」です。

また、飛行機との顧客獲得競争を意識して行われていたグリーン車でのグリーンアテンダントによる乗客へのおしぼりやコーヒーの提供が終了するのは、東北新幹線「はやぶさ」「はやて」(東京~新青森)、秋田新幹線「こまち」(東京~秋田)です。

その理由は、最近は駅構内の店舗が充実し、それらのお店で飲食物を購入してから乗車するため、車内販売は全体的に売上げが低下しており、今回、車内販売の打ち切り対象になる路線は乗車時間が約1~2時間と比較的短く、特に車内販売の売上減が目立っていたからだという。

車内販売がなくなっていくのは寂しいですが、他の鉄道会社でも車内販売が行われているのはごく一部です。

JR東海では、すでに2013(平成25)年3月15日で在来線の全てで車内販売が終了し、東海道新幹線の「のぞみ」と「ひかり」だけ車内販売が行われています。

JR西日本では、在来線特急の車内販売は2009年の「やくも」を皮切りに順次廃止されていき、2014(平成26)年9月15日で在来線の特急電車「サンダーバード」「しらさぎ」の車内販売も終了しており、さらにこの3月14日のダイヤ改正で京都・大阪と紀伊半島を結ぶ特急「くろしお」の車内販売もなくなります。
山陽新幹線も「こだま」では車内販売は行われていません。

JR四国では、2003(平成15)年10月に全廃した車内販売が2009年から一部で再開するようになりましたが、車内販売の営業は特急「しおかぜ」の丸亀~観音寺間と特急「南風」の丸亀~琴平間という香川県内の合計約40km程度の短区間でしか行われていません。

JR九州でも、2014年9月30日限りで、大分・宮崎方面を走る特急「にちりん」「きりしま」の車内販売が終了しました。

今から30年位前までの特急電車には、車内販売が行われていたのはもちろんのこと、食堂車も連結されていたんですけど、これも時代の流れなんでしょうね。