昨日は海事代理士について説明しましたが、今日は海事代理士の業務内容について詳しく書きたいと思います。
海事代理士は以下のような業務を行います。
〇船舶に関する業務
船舶の登記・登録、検査、トン数測度などの申請手続き及びその書類の作成
〇船員及び船員の資格、船員の派遣事業に関する業務
海技免許、小型船舶操縦免許の取得・更新・再交付、就業規則の届出、船員手帳の交付や届出、乗組員の雇入届出、船員派遣事業の手続きなど
〇海上運送、内航運送に関する業務
航路許可・内航海運業の登録・運賃・料金、運航管理規定の届出など
〇港湾運送事業に関する業務
事業許可・運賃・料金の届出、運送約款の認可など
〇造船に関する業務
建造許可・登録など
〇海洋汚染等及び海上災害の防止に関する業務
危険物船・廃棄物船の検査など
〇その他の海上交通に関する業務
入出港届出、工事・作業等の許可申請、国債保安管理者の届出、船舶保安規定の承認申請など
〇上記業務に関連する業務
小型船舶に関する検査・登録、漁船に関する建造許可・登録・漁業許可、小型漁船に関する検査・建造許可、遊漁船業に関する登録・届 出、貨物利用運送事業の登録・届出
※海事代理士は、委託を受けた業務を誠実・敏速に処理することが義務付けられています(海事代理士法第18条)
(海事代理士パンフレット) (海事代理士倫理要綱)