北海道紋別郡遠軽町にあったJR北海道の上白滝駅は、新旭川駅と網走駅とを結ぶ全長234.0kmの石北本線の一般駅として、1932(昭和7)年10月1日に開業しました(開業時は石北線に所属)。
しかし、利用者減少のため、2016(平成28)年3月26日に廃駅となりました。
かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、廃止時は単式ホーム1面1線のみを有する無人駅でした。
開業時の1932(昭和7)年に建てられた木造駅舎が最後まで健在でした。
1992(平成4)年3月14日のダイヤ改正から、上白滝駅に停車する普通列車は1日に下り1本・上り1本だけとなり、この運行形態は2016年3月26日に廃駅となるまで続きました。
<上白滝駅の年表>
・1932(昭和7)年10月1日:石北線の一般駅として開業
・1961(昭和36)年4月1日:石北線が石北本線に改称され、同線の駅となる
・1978(昭和53)年3月1日:貨物取扱い廃止
・1983(昭和58)年1月10日:駅の無人化、荷物取扱い廃止
・1986(昭和61)年11月1日:この日のダイヤ改正から、土曜の登校日以外は1日に下り1本・上り1本の普通列車しか停車しなくなる
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
・1992(平成4)年3月14日:この日のダイヤ改正から、すべての日で1日に下り1本・上り1本の普通列車しか停車しなくなる
・2016(平成28)年3月26日:利用者減少のため、廃駅となる
(駅 名 標)
(新旭川方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(上白滝駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2004(平成16)年6月15日