ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

2012年5月の鹿児島旅行 3日目

2012年06月09日 | 旅行記
2日目は温泉に入り食事をして終わりました


2日目は、薩摩富士という別名のある開聞岳という山を登ったのですが、
予想以上に時間がかかりました。
また、下山途中で貧血を起こして倒れてしまったったということがあって、
かなり予定が狂ってしまいました。

でも、この日はもうホテルでゆっくり休むしかなく、お風呂に入り食事をして終
わりました。
指宿も温泉の町で、普通の温泉のほか砂蒸し風呂が有名です。両方の温泉
に入り、ゆっくり疲れを取りました。
夕食は黒豚カツ定食を食べました。お店の料理人の方とも楽しくお話をしま
した。

登山は大変で一時はどうなるかと思いましたが、このようにして良い形で2日
目を終えることができて良かったです。



ホテルの庭園ガイドがとても楽しかったです


3日目の朝を迎え早朝6時半。楽しみにしていたことがありました。
それは地元のボランティアガイドさんと一緒にホテルの庭園を歩きなが
ら、庭園で見られる植物や風景の解説を聞くという催しです。

このホテルにはホテル建物の回りを一周できる庭園があり、色々なヤシ
の木や熱帯植物が植えられています。
そういった植物の中で特に印象に残ったのは現地でサネンと呼ばれて
いる植物です。

ガイドさんのお話によると昔はこの葉でおにぎりを包んでいたそうなの
です。というのはサネンはショウガ科の植物で抗菌作用があるからだ
そうです。
私はこの話に人と身近な緑との密接な関係、人と自然との共存の象徴的
なものを感じました。

このボランティアガイドさんとは庭園ガイドの後も、2人で長話をし、
ガイド本には載っていないような指宿の魅力を色々聞きました。
そして、また指宿に必ず来ようと思ったのです。



ホテル庭園からの朝日(5時56分)


ホテル庭園のサネン(標準和名をゲットウといいます)



2日目の遅れを一気に取り戻せました


いつもだったら2~3㎞くらい平気で歩くのですが、2日目が2日目だった
ので、ホテルからタクシーで駅に向かうことにしました。

タクシーに乗ると運転手さんが、「指宿に来て、●●は行った?▲▲
は行った?」と聞いてくるのです。「せっかく指宿に来たんだから、どう?」
と・・・。
そこで2日目の遅れを取り戻すために、この話に乗ることにしました。
貧血で倒れてしまったりしたため、下山してからやろうと思っていたこと
ができなかったからです。

長崎鼻という岬は開聞岳の眺めが良くて最高でした。現地で言葉を交わ
した地元指宿の方も言っていましたが、ここは本当に眺めがすばらしい
ので、観光客ばかりでなく地元の人もよく訪れるということでした。

日本最南端にあるという西大山駅も造られた風景ではありましたが、
素晴らしいものでした。
駅前には「幸せの黄色いポスト」と呼ばれるポストがあり、開聞岳と合わ
せていい写真が撮れました。



長崎鼻からの薩摩富士


西大山駅駅前にある幸せの黄色いポストと薩摩富士



こうして今回の旅行が終わりました


貧血で倒れたというハプニングがあったり、予定を変えてタクシーを
利用したりということがありましたが、また会いたい人、また行きたい
ところ、新たに行ってみたいところが増えました。

旅行は素晴らしいです。
いつも自分が住んでいる町や会社、学校、人間関係、環境など、
それが当たり前だと思っているものが、当たり前とは限りません。
この世にはまだまだ色々な素晴らしい世界があるのです。

また、もしかしたら、あなたの住んでいる町はあなたが憧れている
町よりも本当は素晴らしいかもしれません。

ただ、はっきり言えるのは、戦争とか侵略とかいうものはご免だと
いうこと。
それから平和が大切だということ。
あともう一つは、人と人とがそのように平和を保つだけでなく、
人は自然とも共存することが、平和のためには大事だということです。

今回の旅で得られたものは大きく、私の心の中で何かが変化した
ような、変化をし始めているような、そんな感じがしています。

なので帰ってきてからも、まだ旅が続いているような感じでいるのです。
その中で思ったことも、書きつづっていきたいと思います。