ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

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2013年5月、ロマンを求めて・・・。指宿への旅をふりかえってみました。

2013年05月15日 | 2.南、鹿児島方面への旅
先日5月10日(金)から5月12日(日)の2泊3日で、鹿児島県指宿市への3度目の旅
をしてきました。
この3度目の旅についてレポートする前に、鹿児島指宿への旅についてふりかえってみ
たいと思います。


私が初めて鹿児島を旅したのは2009年の1月で、冬鳥のツルを見に出水市にいきました。
その後、このときにできた知人からお誘いがあり、同年の7月に皆既日食を見に屋久島
へと渡ったのが、鹿児島への2度目の旅となりました。
屋久島には、その後2回訪れています。


屋久島へ渡島するとき、開聞岳という富士山によく似た美しい姿の山を目にする機会が
あります。
ところが天候に恵まれず、3回とも開聞岳を見ることができずにいたのです。



富士山によく似た山姿をした開聞岳。別名、薩摩富士といいます。
(2012年10月、2度目の旅にて。)


「開聞岳を見たい!」という開聞岳への憧れは次第に強くなり、「開聞岳を登りたい!」
という気持ちへと変わっていきました。
開聞岳が位置するのは指宿市。
そこで昨年2012年の6月に、開聞岳登山のために1度目の指宿への旅をしたのです。



開聞岳山頂付近より枕崎方面を臨む。(2012年6月、1度目の指宿へのたびにて。)


このとき私は、指宿を開門岳と温泉しかない所という程度にしか思っていませんでした。
ところがそれは宿泊したホテルのおかげで、全くの誤りだということがわかりました。
このホテルでは早朝散歩と題して、ホテル敷地内の庭園をゆっくり歩きながら庭園の植物
や、庭園から見える風景についてガイドさんが説明してくれるといった催しが行なわれて
いて、そこで指宿のいろいろな見所、魅力についてお話を聞くことができたからです。



これは夜にホテルのホールで行なわれる「語りべ」。指宿の歴史・自然についてのお話を
聞くことができます。
このほかに、朝の「早朝散歩」なども行なわれます。(2012年10月、指宿2度目の旅にて。)


指宿には他にもホテルが何件もありますが、こうした催しはこちらのホテルでしか行なわ
れていないということでしたから、これは幸運だったと今でも思っています。
このとき聞いた話のため、私はまた指宿に来たくなりました。
次の目標は、幻の貝殻をこの手で拾うことと、無人島に渡ることでした。

こうして2012年の10月に2度目の指宿への旅をしました。
しかし、幻の貝殻を拾うという目標の一つは達成できましたが、夏の終わりの台風の影響で、
無人島に渡るというもう一つの目標は達成されませんでした。



幻の貝殻を拾うことはできました。(2012年10月、指宿2度目の旅にて。)


・・・しかし夏に発生した台風の影響で砂の架け橋が途切れてしまっていて、
無人島知林ヶ島に渡ることができませんでした。(2012年10月、指宿2度目の旅にて)


私はどうしても無人島を渡ってみたくて、3度目の指宿への旅を計画しました。
なぜなら、この無人島に渡るための道があるのですが、この道は海の砂で自然にできた道で、
引き潮のときにしか姿を現さないという神秘的な現象だからです。
そんな砂の道を通って無人島まで渡っていくなんて、ロマンがあるじゃぁありませんか!