ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

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2013年5月、指宿への旅1日目:山川町の温泉

2013年05月16日 | 2.南、鹿児島方面への旅
鹿児島への旅の場合、たいてい私は前日の夜に飛行機で鹿児島入りします。
それは翌日の1日目を朝早くから行動できるようにしておくためです。
今回は前日に鹿児島中央のホテルに宿泊し、早朝に指宿へと向かいました。

今回の一番の目的は無人島の知林ヶ島に渡ること。
この日は知林ヶ島と砂の架け橋をはなれたところから見渡せる魚見岳という丘
に行き、潮が引いて砂の架け橋が現れる様子を見ようと計画を立てていました。

しかし雨に降られてしまい、予定を変更。
指宿市の西隣にある山川町で、温泉めぐりをすることにしました。

砂湯里(さゆり)は砂蒸し温泉という、指宿地方特有の温泉施設です。
砂蒸し温泉は、砂浜に温泉が湧き出し海へと流れ込んでいるのを利用したもの
で、温泉で温まった砂をかけてくれるスタッフがいて、浴衣に着替えて砂浜に
仰向けになり砂かけてもらって入浴します。



砂湯里のある付近一帯は伏目温泉という名があります。
巨岩があり、これがランドマークとなっています。


温泉水は昔からいろいろなことに活用されてきました。
温泉水は現在でも温泉保養施設のほかにも、農作物や観葉植物のハウス栽培に使われ
ているそうです。
これは温泉水の熱を利用した昔の製塩所跡。温泉水の成分が波のように固まっています。


砂湯里は崖下の砂浜で、開聞岳の見える景観のとても良いところにありました。
砂蒸し風呂に入りながらの開聞岳眺望ができればなおよかったのですが、施設
建物がさえぎった位置にあり、見えなかったのがちょっと残念。
それでもの音を聞きながらの入浴は、たいへんリラックスできました。



砂湯里は海岸線と開聞岳を臨む、とても眺望の良いところにありました。
緑のシートが砂蒸し温泉の屋根の部分にあたります。


ここが砂湯里。砂蒸し風呂が主体なので施設そのものは質素な感じがします。
砂・湯・里と書いて「さゆり」と読ませるネーミングがなかなか良いと思います。


施設建物の外では温泉卵も販売されており、おいしくいただきました。


砂湯里の近辺にも、たまてばこ温泉、ヘルシーランドといった温泉施設があり、
小雨の中を散策しつつ、いろいろな温泉を楽しめました。