大阪の台所-大阪市中央区：黒門市場

Kuromon Ichiba Shopping Street, Chuo Ward, Osaka City

さてさて、大阪市中央区を南に向かって歩くワタクシは、テレビでもおなじみの場所の前にやってまいりました。


吉本興業のなんばグランド花月は、この日も漫才や新喜劇を見に来る人たちで賑わっておりました。
着ぐるみは笑福亭仁鶴と坂田利夫ですね。ワタクシが小学校の時、クラスに坂田クンという男の子がいたのですが、
彼はアホではないのに苗字が坂田というだけで「アホの坂田」と呼ばれていた不憫な少年でありました。


なんばグランド花月を南に行くと、すぐに千日前道具屋筋商店街という商店街があるんですよ。
ここは普通の商店街ではありませんでして、飲食店で使う調理器具や食器などを扱うお店が集まっているんですよ。
お客さんには飲食店のプロの人が多いのはもちろんですが、ワタクシ達のような一般人も購入することは可能です。
そして、目につくのがお好み焼きやたこ焼きに関係する調理器具なんですよねぇ。


「大阪の人は一家に一台たこ焼き器を持っている」とよく言われますが、ワタクシの印象では8割ほどの家庭にはたこ焼き器がありますよ。
もちろん我が家にもたこ焼き器があり、少なくても月に一度は夕食にたこ焼きを食します。

そして、今度は東へ東へ歩いて行きますと…黒門市場という大きな市場があるんですよ。


黒門市場は「大阪の台所」ともいうべき市場でありまして、約180の店舗からなり、鮮魚店がすごく多いんですよ。


最近は商店街というと店舗が次々閉店していき、シャッター通りと化してしまった商店街が多いのですが
ここ黒門市場はこの日も多くの人が訪れ、大いに賑わっておりました。


地元の方はもちろんですが、大阪中の飲食店の方も一級品の食材が集まる黒門市場にやって来ます。
最近では国内の、さらには海外からの観光客も数多く訪れるようですね。


年末などになると歩くのに難儀するくらいに、この商店街は賑わうんですよねぇ。


やはり外国人の観光客が多いのですね。こんなお店がありました。
「Made In Japan」書かれた文字は安心、安全の証明なのでしょうな。「Made In China」なんて絶対に買いたくないですからねぇ。


まだ時間があるので、もう少し歩くとしましょうか。まだまだ足は元気です。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


黒門市場を歩いていると、お店の人の威勢のいいかけ声があちらこちらか聞こえてきます。
大型店舗が次々と出来、多くの商店街が衰退していく中で、久々に見る活気ある商店街の姿でした。
大型店舗には無い人と人の触れ合いが、私にはとても懐かしくもあり新鮮にも思えたのです。


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