Kasuga Taisha Shrine, Nara City, Nara Pref.
さてさて、ワタクシは大仏殿を参拝した後は、東大寺を南に向かって歩いていきました。
これが東大寺のランドマークの一つである南大門ですが、天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊しました。
現在の門は鎌倉時代に再建されたもので、今はない鎌倉再建の大仏殿の威容を偲ばせる貴重な遺構と言われています。
屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもあるんです。
しかし、そんな南大門もこの日は観光客、参拝客がほとんどいない有様でした。
人間って勝手なもので、自撮り棒で傍若無人に撮影を延々と繰り返す中国人観光客の姿が無いのは、
ほんのほんのほんの少しですが寂しい気もしたのでした。
東大寺を訪れた人はご存知のように、東大寺の境内やその周辺には「鹿せんべい」を売るお店がたくさんあります。
米ぬかと小麦粉で作った鹿せんべいですが、鹿たちは鹿せんべいを買う観光客に群がるようにやって来るんですよ。
しかし、この日は観光客、とりわけ外国人観光客がおらず、鹿せんべいを買って鹿に与えてくれる観光客がいないので、
鹿たちも店の周りを所在無さげにウロウロしているのでした。
この頃、外国人観光客が激減し、鹿せんべいを与えてくれる観光客がいなくなったので、
奈良の鹿たちが腹を空かせて困っているというようなニュースが報道されていました。
しかし、どうやらそれは必ずしも正しくないようなんですよ。
鹿の保護活動などをしている奈良の鹿愛護会の話では、鹿が餌を求めて市街地を歩くのは今に始まったことではなく、
その数が今年、新型コロナウイルスの影響で増えているという統計はないといいます。
鹿は日々、大量の野生植物を食べていて、鹿せんべいで賄われているカロリーはごくごくわずか。心配は無用だそうです。
何かと不安な状況が続く人間の目には、鹿も困っているように見えるのかもしれませんね。
ワタクシは東大寺を後にして、次は春日大社へと向かいました。
春日大社も東大寺と同じく「古都奈良の文化財」のひとつとして、世界遺産に登録されている神社です。
ワタクシは広大な敷地を持つ境内へ入って行きました。
こちらも東大寺同様、コロナウイルスの影響で人の数が少なく、特に外国人参拝客の姿をほとんど見かけませんでした。
政府はやっと3月13日からマスクの着用は個人の自由に委ねることを決めましたが、たったこれだけのことを決定するのに
3年もの歳月がかかるってどういうことなのかと思いますわ。
春日大社は全国の春日神社の総本社です。その歴史は飛鳥から平城京へと都が移された奈良時代から始まります。
境内は古代から神域とされていた御蓋山一帯に広がり、原始林に守られるかのように鮮やかな朱塗りの社殿が鎮座しています。
春日大社はこれまで何度も訪ねていますが、いつ訪れてもこの鮮やかな朱塗りの社殿が見えてくると、
その美しさにため息が出そうな気がします。
使用したカメラ:1、2、6、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
今は外国人観光客にとって、日本は大変人気のある国になっています。もちろん「美しい風景が見られる」「豊かな文化に恵まれている」
「治安が良くて人々が親切だ」「食事が美味しい」などの理由もあるのですが、
「円安が進んだので割安感がある」というのも大きな理由なんですよね。
かつて1ドル=80円などというのを経験したことがある私などは、今の為替相場だと外国旅行に行くのに二の足を踏んでしまいますわ。
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さてさて、ワタクシは大仏殿を参拝した後は、東大寺を南に向かって歩いていきました。
これが東大寺のランドマークの一つである南大門ですが、天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊しました。
現在の門は鎌倉時代に再建されたもので、今はない鎌倉再建の大仏殿の威容を偲ばせる貴重な遺構と言われています。
屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもあるんです。
しかし、そんな南大門もこの日は観光客、参拝客がほとんどいない有様でした。
人間って勝手なもので、自撮り棒で傍若無人に撮影を延々と繰り返す中国人観光客の姿が無いのは、
ほんのほんのほんの少しですが寂しい気もしたのでした。
東大寺を訪れた人はご存知のように、東大寺の境内やその周辺には「鹿せんべい」を売るお店がたくさんあります。
米ぬかと小麦粉で作った鹿せんべいですが、鹿たちは鹿せんべいを買う観光客に群がるようにやって来るんですよ。
しかし、この日は観光客、とりわけ外国人観光客がおらず、鹿せんべいを買って鹿に与えてくれる観光客がいないので、
鹿たちも店の周りを所在無さげにウロウロしているのでした。
この頃、外国人観光客が激減し、鹿せんべいを与えてくれる観光客がいなくなったので、
奈良の鹿たちが腹を空かせて困っているというようなニュースが報道されていました。
しかし、どうやらそれは必ずしも正しくないようなんですよ。
鹿の保護活動などをしている奈良の鹿愛護会の話では、鹿が餌を求めて市街地を歩くのは今に始まったことではなく、
その数が今年、新型コロナウイルスの影響で増えているという統計はないといいます。
鹿は日々、大量の野生植物を食べていて、鹿せんべいで賄われているカロリーはごくごくわずか。心配は無用だそうです。
何かと不安な状況が続く人間の目には、鹿も困っているように見えるのかもしれませんね。
ワタクシは東大寺を後にして、次は春日大社へと向かいました。
春日大社も東大寺と同じく「古都奈良の文化財」のひとつとして、世界遺産に登録されている神社です。
ワタクシは広大な敷地を持つ境内へ入って行きました。
こちらも東大寺同様、コロナウイルスの影響で人の数が少なく、特に外国人参拝客の姿をほとんど見かけませんでした。
政府はやっと3月13日からマスクの着用は個人の自由に委ねることを決めましたが、たったこれだけのことを決定するのに
3年もの歳月がかかるってどういうことなのかと思いますわ。
春日大社は全国の春日神社の総本社です。その歴史は飛鳥から平城京へと都が移された奈良時代から始まります。
境内は古代から神域とされていた御蓋山一帯に広がり、原始林に守られるかのように鮮やかな朱塗りの社殿が鎮座しています。
春日大社はこれまで何度も訪ねていますが、いつ訪れてもこの鮮やかな朱塗りの社殿が見えてくると、
その美しさにため息が出そうな気がします。
使用したカメラ:1、2、6、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
今は外国人観光客にとって、日本は大変人気のある国になっています。もちろん「美しい風景が見られる」「豊かな文化に恵まれている」
「治安が良くて人々が親切だ」「食事が美味しい」などの理由もあるのですが、
「円安が進んだので割安感がある」というのも大きな理由なんですよね。
かつて1ドル=80円などというのを経験したことがある私などは、今の為替相場だと外国旅行に行くのに二の足を踏んでしまいますわ。
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報道の仕方がいい加減だな~(^0^;)
見せていただき、とてもsiawase気分です。
ブログ交流で、ちょっと得した気分、いいものですね。
応援ポチ(全)。
南大門付近では鹿が沢山いますね。
このあたりが一番賑わうところですね。
南大門の敷居は大きいですよね。
敷居は踏むものでないと言っても、
これだけの高さがあればまたがれません。
それに敷居の上に立つと前後がよく見えます。
そして美しい春日大社
昨年秋、ノースキャロライナ出身のアメリカの男性と国際結婚をした職場の看護師が春日大社で結婚式を挙げました。
明日は、友人の娘が春日大社で結婚式を挙げます。
結婚式の写真を見せて頂きましたが、朱色が美しい春日大社での結婚式本当に素晴らしいとつくづく思いました。
外国人も好きな春日大社です。
私達は大阪の神津宮(神津神社)で挙げました。
白無垢で角隠しです。
最近の結婚式では角隠じゃなく、華やかな髪結いが多いようですね
世界遺産春日大社。
すべてが絵になるところですから。
何度訪れてもいいところ。
こうしてきめ細かく絵にされて、
見せていただけるとうれしくなります。
いつもありがとうございます。
ぽち
昔の技術で、どういう風に作ったのかな。
興味深いです。
鹿せんべい屋さんも、開店休業状態ね。
この頃は、多くの人が不安に陥り、目に見えない
恐怖と戦ってたような気がします。
春日大社の灯篭の苔に、歴史を感じます。
凸
見事としかいいようがないですね〜
鹿ちゃんにおせんべいも一理ありますね。観光客が少ないと私は嬉しい
ですが..。凸
数十年前に行った時のまま
古いものこうして残していくのは大変ですね
それから色が綺麗な春日神なんですね
あの賑やかな方達はあちこちであんなふうなんでしょうね
今日はいいお天気になりそうです