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釜山少女像の周囲で「LOVE JAPAN」1人デモ…少女像保護団体人と葛藤

2017-02-03 16:01:18 | 日記


釜山少女像の周囲で「LOVE JAPAN」1人デモ…少女像保護団体人と葛藤

2017年02月03日07時34分

[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

釜山(プサン)日本領事館前に設置された少女像の周囲で

ある男性が少女像の撤去を要求する1人デモを3週間ほど続けていて、少女像を守っている団体と葛藤が生じている。

少女像保護運動をする「釜山ギョレハナ」によると、

先月中旬からある男性が少女像の近くで毎日2、3時間ほど「LOVE JAPAN」と書いたカードを持って少女像の撤去を要求するデモを行っているという。

当初は1人デモだけをしていたが、

最近は少女像周辺の電信柱などに

「日本人を愛そう」

「反日感情の扇動はやめよう」

「韓日米同盟強化」

「区長は辞任しろ」と書いた紙を貼っている。「

この付着物を除去すれば警察に申告する」という趣旨の案内文もある。

市民団体は釜山東区に対してこの男性が貼った付着物を不法だと主張し、除去するよう要請した状態だ。

しかし東区は市民団体が少女像の周囲に設置した横断幕などもあり、男性の付着物だけを除去するのは難しいという立場だ。

ユン・ヨンジョ釜山ギョレハナ政策局長は

「東区が少女像を保護して管理するという立場を決めただけに、

市民団体が設置した横断幕を男性が付着した宣伝物と同一に見るべきではない」とし

「東区が責任を持って不法付着物を除去しなければいけない」と要求した。

この男性は日本メディアを同行して現場に現れたりもした。

日本メディアはこの男性の1人デモを報道し、韓国人が少女像撤去と保護をめぐり内部で葛藤していると伝えた。


韓国経済、日本型でなくギリシャ・南米型不況に直行?

2017-02-03 15:46:51 | 日記
韓経:【社説】

韓国経済、日本型でなくギリシャ・南米型不況に直行?

2017年01月31日

[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]

韓国が「日本の失われた20年」の前轍を踏まないためには企業の構造改革とデフレ管理に拍車を加えるべきだと、国際通貨基金(IMF)が指摘した。

IMFは「韓国が直面した挑戦-日本の経験からの教訓」という最近の調査報告書で、

韓国も日本のように株式・不動産バブルが発生し、長期間の景気低迷を迎えないか注目されると明らかにした。

急激な高齢化、潜在成長率の低下、物価上昇率の鈍化など、韓国は20年前の日本とかなり似ているという。

韓国が日本の「失われた20年」をたどっているという指摘は今回が初めてではない。

高齢化で韓国の生産可能人口が今年をピーク(66.5%)に下降するというのは、1995年に日本がピーク(63%)を迎えたのと似ている。

韓国の潜在成長率は1991年の8%から2015年には2.9%に低下した。

日本の潜在成長率は1980年代の4%台から2000年代に1%以下に落ちた。

労組の既得権死守とこれによる非正規職の急増で生産性が大きく低下したことも似ている。

こうした点で日本式の長期不況に対する懸念は一理ある。

問題は日本式の長期沈滞にとどまればまだ幸いという点だ。

今の韓国は、極端な政治混乱とそれによる社会分裂と反目、対立が国家の存立自体を脅かすレベルだ。

日本も首相在任期間が平均30カ月にすぎないほど政治の混乱を経験してきた。

しかし韓国のような極端な混乱ではなかった。

日本よりはるかに深刻な政治・社会葛藤が続く渦中に日本と似た長期低迷まで重れば、

その結果はデフォルト(債務不履行)したギリシャや南米のレベルになるかもしれない。


ギリシャと南米の没落はポピュリズムによる財政破綻が決定的だった。

今の大統領候補には成長と経済活性化を話す人がほとんどいない。

票を狙って「左」クリック競争ばかりしていている。

企業規制と福祉、分配に血眼になっている。


このため誰が執権しようと、社会分裂はさらに深刻になり、財政問題が膨らむのは明らかだ。

その結果、日本ではなくギリシャ・南米行きの急行列車が待っているかもしれない。
※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。