釜山少女像の周囲で「LOVE JAPAN」1人デモ…少女像保護団体人と葛藤
2017年02月03日07時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
釜山(プサン)日本領事館前に設置された少女像の周囲で
ある男性が少女像の撤去を要求する1人デモを3週間ほど続けていて、少女像を守っている団体と葛藤が生じている。
少女像保護運動をする「釜山ギョレハナ」によると、
先月中旬からある男性が少女像の近くで毎日2、3時間ほど「LOVE JAPAN」と書いたカードを持って少女像の撤去を要求するデモを行っているという。
当初は1人デモだけをしていたが、
最近は少女像周辺の電信柱などに
「日本人を愛そう」
「反日感情の扇動はやめよう」
「韓日米同盟強化」
「区長は辞任しろ」と書いた紙を貼っている。「
この付着物を除去すれば警察に申告する」という趣旨の案内文もある。
市民団体は釜山東区に対してこの男性が貼った付着物を不法だと主張し、除去するよう要請した状態だ。
しかし東区は市民団体が少女像の周囲に設置した横断幕などもあり、男性の付着物だけを除去するのは難しいという立場だ。
ユン・ヨンジョ釜山ギョレハナ政策局長は
「東区が少女像を保護して管理するという立場を決めただけに、
市民団体が設置した横断幕を男性が付着した宣伝物と同一に見るべきではない」とし
「東区が責任を持って不法付着物を除去しなければいけない」と要求した。
この男性は日本メディアを同行して現場に現れたりもした。
日本メディアはこの男性の1人デモを報道し、韓国人が少女像撤去と保護をめぐり内部で葛藤していると伝えた。