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韓国サムスン、「まさか」の事実上トップの逮捕にパニック状態=「天が崩れるとはこのこと」と語る関係者も

2017-02-17 16:48:20 | 日記
韓国サムスン、「まさか」の事実上トップの逮捕にパニック状態=「天が崩れるとはこのこと」と語る関係者も



2017年2月17日、韓国サムスングループの事実上のトップ、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者が、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告などをめぐる事件に絡みついに逮捕された。

韓国最大の財閥トップの逮捕は韓国はもちろん日本でもトップニュースとして報じられているが、

総帥逮捕という創業以来79年の歴史で初の事態に揺れる「サムスンマン」たちの姿を、韓国の各メディアが伝えた。

聯合ニュースが追ったのは、ソウル拘置所前で裁判所による逮捕状発付の決定を聞いたサムスン関係者らの姿だ。

関係者10人余りは、

前日の16日午後8時ごろにソウル中央地裁での令状発付の審査を終え拘置所に移された李副会長の「釈放」を出迎えるため拘置所前で夜通し待ったが、

結局、待ちわびた請求棄却の吉報は届かず、容疑者となった李副会長と会うことはかなわなかった。

沈痛な面持ちでうなだれ、小声で言葉を交わしていた彼らに記者が心境を尋ねたが、皆頭を横に振るだけで何も答えなかったという。

ニュース1もやはり「ショックに見舞われ、空を見上げため息をつくばかり」と拘置所前の関係者の様子を伝え、「サムスン『衝撃』に何も言えず」との見出しを打った。

それでもある関係者は「1度目の逮捕状請求の時と容疑が大きく変わらないのに、(1度目は棄却された)逮捕状が発付され面食らっている。

今後の裁判で容疑を晴らすためベストを尽くす」と前向きな発言をしたが、

また別の関係者は「天が崩れるというのは恐らくこういう感じを言うのだろう。どうしたらいいのか分からない」と話したという。

またニューシスは、事実上のトップ逮捕という「まさかの事態」が現実になり、サムスンはパニック状態に陥ったと伝えた。

匿名を求めた関係者の一人は「崔順実事件で国全体が騒がしかったが、正直なところ、財界を代表するサムスンの総帥が逮捕されるとは思ってもみなかった。

まさかと思っていたことが実際に起こり、周囲からは心配の声が上がっている」と明かしたという。

また同報道によれば、グループの役員らは、李副会長の立場が今後どのようになるのか、

またグループ全体の経営をどう進められるのかなどについて、慌ただしく議論を始めているそうだ。

サムスン1社の混乱が韓国の経済全体に大きな悪影響を及ぼすとの懸念は財界などからも上がっているが、

この問題が他企業に波及する恐れを指摘する声もある。

ある財界関係者はニューシスの取材に対し「懸念していたことが実際に起こった。

これからはサムスンだけでなく、崔順実事件に関わった他の企業も最悪の局面を逃れられない状況になった。

これらの企業のリスク懸念による投資の委縮や経営のつまずきは避けられないとみられる」と述べた。

(翻訳・編集/吉金)

サムスントップ逮捕 「経済に大きな負担」=韓国財界

2017-02-17 16:32:11 | 日記
サムスントップ逮捕 「経済に大きな負担」=韓国財界


【ソウル聯合ニュース】

韓国政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を捜査している特別検察官チームは17日、贈賄などの容疑でサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者を逮捕した。


韓国財界は李容疑者の逮捕に動揺を隠せない様子だ。国内最大財閥の事実上のトップが逮捕され経営に空白が生じるのは避けられそうになく、韓国経済への影響を懸念する声が出ている。

 韓国経営者総協会は「経営界は衝撃と懸念を禁じえない」との反応を示した。

 同協会関係者は「韓国を代表するグローバル企業のサムスンの経営空白による不確実性の拡大、国際的な信頼度の低下は厳しい状況にある韓国経済にとって大きな負担となるだろう」との見方を示した。

その上で、サムスングループに関する疑惑や誤解が今後の裁判で迅速に解消されることを望むと述べた。

 韓国貿易協会も、李容疑者の逮捕に懸念を示した。

同協会の関係者は「今、韓国経済は輸出と内需の低迷に加え、保護貿易主義の拡大や高まる安全保障の危機など国内外の大きな悪材料に妨げられている」と指摘。

その上で、「こうした状況の中、李副会長の逮捕が韓国経済に与える悪影響が懸念される」と述べた。