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長女10年監禁死、懲役13年確定へ=両親の上告棄却―最高裁

2021-10-14 19:06:50 | 日記

長女10年監禁死、懲役13年確定へ=両親の上告棄却―最高裁

 
2021/10/14 18:05


© 時事通信 提供 最高裁判所=東京都千代田区
 
大阪府寝屋川市で長女の柿元愛里さん=当時(33)=を10年以上監禁し、凍死させたとして保護責任者遺棄致死と監禁の罪に問われた父泰孝(59)、母由加里(56)両被告について、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は14日までに、両親側の上告を棄却する決定をした。12日付。いずれも懲役13年とした一、二審判決が確定する。
 一審大阪地裁は昨年3月、両被告が統合失調症だった愛里さんを自宅敷地内のプレハブ小屋に監禁し、同じ場所で生活することを避けたと認定。愛里さんはあばら骨が浮き出るほどやせており、「健康上、必要最小限の配慮もしていない」として弁護側の無罪主張を退けた。
 二審大阪高裁も今年4月、「10年間一切外に出さないという行為は常軌を逸している」と非難し、両親側の控訴を棄却した。
 一、二審判決によると、両被告は2007年3月ごろから、約1畳のプレハブ小屋に愛里さんを監禁。17年12月18日ごろ、低栄養などが原因で凍死させた。 



韓国 こんな映画を観た~南営洞1985  国家暴力22日間の記録

2021-10-14 18:36:21 | 日記
こんな映画を観た~南営洞1985  国家暴力22日間の記録

カテゴリ:映画

韓国映画界屈指の社会派映画監督チョン・ジョンの新作(2012年)という。2011年に死去した国会議員キム・グンテの著書を映画化したもの。

クーデターと内戦によって独裁者となった全斗煥の在任中(1980~88年)に韓国民主化運動の活動家が「北のスパイ・挑発者」としてでっちあげられ、拷問された事件の当事者(被害者)の証言に基づく一本。

ほぼ事実に忠実に作られたと思われる。

この映画を観て、あらためて存命している全斗煥(チョン・ドゥファン)の自然死をゆるしてはいけないと思った。

寛容、敵に対する温情は時に死活的に重要だが、韓国民主化運動を弾圧した連中は、イスラム原理主義者のような方法と執念と原則によって報復・処刑が行われるべきだとの念を強くした。

拷問の描写が続き正視にたえないシーンも多い。が、これは映画なのだ。

血しぶきの材料は何かとか、苦悶の際のメーキャップ術は成功しているかといった視点で見ることが大事。

こういう映画の見方ができない人(女性に多い)は映画史的に重要な作品の多くを忌避してしまう。

拷問もしくは拷問的取り調べによって虚偽の「自供」調書を作り上げ、ときには証拠まででっちあげて「犯人」を捏造する・・・これは洋の東西を問わず、政治警察(ときには一般刑事警察)が日常的に行っている。

このことの善悪を論じてもしかたがない。政治警察とはもともとそういう性格のものであり、国家から完全に独立しないかぎり(たとえば民営化などで)政権の「犬」である宿命を負っているからだ。

大事なのは、でっち上げや冤罪が明らかになった場合、可及的速やかに被疑者の名誉回復と賠償がなされることであり、同じようなことが起きないように組織の可視化を進めることである。

関係者の処罰(法的な処罰にとどまらない、階級による処罰)は当然だ。

この点では日本は韓国より遅れた国であることがこの映画を観るとわかる。

民主化学生運動の指導者だった元活動家キム・グンテは、プロの拷問師イ・グナンによる虚偽の自白に追い込まれていく。

映画ではこの過程が延々と描かれる。興味深いのは、拷問する側の人間性、ひとりひとりの個性も描き出していること。

仕事としてしかたなくやっている人間、出世のためと割り切る人間・・・権力側も決して一枚岩ではないということがわかる。

民主化革命が起きかれは釈放され国会議員になる。しかし拷問が原因でパーキンソン病になり、64歳で没してしまう。

映画ではキム・グンテはイ・グナンを赦したように描かれている。

自分ならどうするかをかんがえるなら、仮に心の底から悔い改めたことがわかったとしても、決して赦すことはない。

国家の手先となって人の命を奪い精神を破壊するような行為に手を染めた輩をゆるすなら、同じようなことをしでかす連中がまた現れるにちがいないからだ。

未来の人民に対する責任として、こうした輩に対しては断固たる処置がとられなければならない。

キム・グンテに取材した小説家がいる。その小説家によれば彼は他の民主化運動の犠牲者に対する責任と、本心から悔い改めたわけではないイ・グナンを決してゆるさなかったそうだ。

しかしキム・グンテは死に、イ・グナンは自分の過去を美化する本を出版したという。

このように政治警察の中枢に近い人物ほど狡猾に立ち回るのは歴史を見ても明らかだ。こうした輩に必要なのは温情ではなく、地獄の劫火に焼かれるような苦しみを与え続けることである。



[朴露子の韓国・内と外]韓国、幸せでない先進国

2021-10-14 18:00:06 | 日記
[朴露子の韓国・内と外]韓国、幸せでない先進国

登録:2021-09-16 21:29 修正:2021-09-20 05:45

韓国の自殺現象の背景には、両極化の中の貧困、深刻な高齢者貧困、労働市場の二元化と不安労働の増加、そして労働市場への進入失敗者の増加があるが、普通一人ひとりの場合に重要な原因として浮上するのは、何よりも他者、社会との「関係」だ。

イラストレーション=キム・デジュン//ハンギョレ新聞社

 韓国とロシアの「あいだ」で生きながら、いつも感じるのは、この二つの国は思ったよりも似た弱点が多いということだ。

両国とも20世紀中盤になって本格的に産業社会の段階に入り込んだ後発開発国家で、両国とも国家主導の工業化と権威主義を嫌というほど経験した。

ロシアでも韓国でも、依然として相当数の都市民は農村にルーツを置く1~2世の住民たちだ。

そのためか、両国とも「男どうし」で酒を飲み、風呂で大事な話を交わすという「男性文化」をたびたび目撃する。

 軍事的総動員の経験を持つ社会であるだけに、両国は徴兵体制や軍生活の抑圧性も半端でない。

徴兵を負担に感じ、できることなら回避したいと思う両国の若者たちの心情も十分に比較できる。

また、教育を通じて最近まで「自手成家」、つまり自力で身分上昇が可能だった後発開発社会であるだけに、両者の教育熱もとても高い。

韓国でもロシアでも、例えばノルウェーのような国よりは子どもたちがはるかに多くの宿題をしなければならず、はるかに難しい数学を解かなければならず、はるかに多くの読書をする。

どの側面を見ても似た部分が非常に多いが、それが例えば韓国映画がロシアで最近ブームを起こした理由の一つだろう。

その映画の中には、ロシアの歴史や現実が鏡のようにそっくり含まれている。

例えば『南営洞1985~国家暴力、22日間の記録~』のような映画を観るロシアの観客は、こんにちのロシアの在野の人物らが体験したことを思い浮かべることだろう。

 両者が共有しているもう一つの問題は、不幸にもまさに「世界最悪」に近い自殺率だ。

毎日平均38人が自ら命を絶つ韓国の自殺率は、人口10万人当たり26人程度だ。

富裕国クラブと言われる経済協力開発機構(OECD)では断然最悪だ。

韓国と違いロシアはOECDに加入してもいないし、加入する見込みもない。

ところが、信頼しにくいロシア国内の統計ではなく世界保健機関の統計を見ると、ロシアの自殺率もやはり25人程度で、韓国と似た水準だ。

両者の自殺率は世界平均の9人に比べて2.5倍ほど高い。

すなわち、両者は「自殺共和国」の汚名から決して免れることはできない。

 ところが両国の自殺率推移の曲線を見ると、有意な差がすぐに目につく。

ロシアの自殺率は1990年代初中盤に最悪(40人以上)になり、その後は着実に減少している。

韓国の場合、2011年に最悪(31人)に到達した後、最近5~6年間は25~26人水準で固着している。

 この差を理解するには、両国が「自殺共和国」になった原因を細密に見なければならない。

ロシアでは、ソ連邦の没落(1991年)当時10万人当たり20人前後だった自殺率が、その3~4年後にはほとんど2倍にぐんと跳ね上がった。

共同理念の喪失、脱産業化と貧困化の中でアルコール中毒率がどこまでも急増し、自殺が過去よりはるかに頻繁に起きた。

 一方で、2000年代初期から経済事情が良くなり社会が安定すると、アルコール中毒率が減少し、自殺率も概して下降曲線を描いた。

ロシアにおける自殺率は正確に貧困率、そしてアルコール中毒率と正比例する。

最も貧困で最もアルコール消費が多い一部の辺境地の農耕地域の自殺率は40~50人に達するが、相対的に裕福で健全なライフスタイルが好まれるモスクワでは4人程度で、世界的に見ても低い方だ。

 もちろん生活苦や就職の失敗に苦しみ、もはや耐えられずに命を絶つケースは、韓国でも容易に見つかる。

自殺衝動を感じたと自ら明らかにする人の約3分の1はその理由として経済的困難を挙げるので、韓国でも明らかに貧困と自殺は直結している。

しかし、ソ連の没落以後、突然生活水準が平均半分以下に下がり、貧困率が35%に達して絶望のるつぼとなった1990年代のロシアとは違い、韓国は概して着実に経済成長してきた。

韓国の貧困層や中下層であっても、小幅ではあるが絶対消費額は長期的に少しずつ増えた。

あえて言うならば、1980年代にも貧困層の経済的苦痛は非常に深刻だったが、その時の自殺率は10万人当たり7~8人に過ぎなかった。

裕福になり、さらに「先進国」のタイトルまで獲得した大韓民国で、最近20年余りの間に自殺が流行病のように広がることになった原因は何だろうか。

 韓国の自殺現象の背景には、両極化の中の貧困、深刻な高齢者貧困、労働市場の二元化と不安労働の増加、そして労働市場への進入失敗者の増加があるが、普通一人ひとりの場合に重要な原因として浮上するのは、何よりも他者、社会との「関係」だ。

 あらゆる苦痛にもかかわらず、概して人間が生き続ける力を集中する心的要素は、まさに他者の関心と尊重、そして所属感だ。

どんなに貧しくとも、「私」を心配してくれ、自分の尊厳を認めてくれる家族や友人、自分に存在感を付与する何らかの集団に対する所属感さえあるならば、それだけでも自殺を避け、持ちこたえられる人がほとんどだ。

しかし、この三つの要素の欠乏は、裕福で「先進的」な今日の大韓民国を心理的な「砂漠」とし、一人ひとりが概して不幸で憂鬱な社会にした。

 他人に関心を示し、誰かのケアをするためには、まず余裕が必要だ。

物理的な時間的余裕と心的余裕だ。

しかし「先進国」である大韓民国には、お金に余裕がある人々であっても時間的余裕や心的余裕はない。

「速く速く」がこの社会で空気のようになったために、忙しくなければ直ちに不安を感じるほどだ。

非正規労働者であれば雇用不安のために常に心理的につらいだが、公務員や大企業の正社員でも高い実績要求に苦しんでいて、概して余裕がない。

すべての社会組織が序列化されていて、下級者や社会的「クラス」がない無職者を冷遇せずに、その尊厳性を傷つけない人はむしろ少い。

そして、かつてのような「家族」は瓦解し、独居世帯の比率が40%に肉迫し、平均勤続期間が6年にしかならず「職場共同体」がすでに崩れた社会では、所属感を感じることも決して容易ではない。

このようにして今日の、裕福だがとても不幸な自殺共和国である大韓民国は作られたのだ。

 私たちは今後、お互いを大切にして尊重し、各自が所属感を持ちうる「暖かい社会」に戻ることができるだろうか。

そのためには、まず新自由主義的な過労強要と不安労働の量産をやめるべきであり、職場が民主化されなければならない。

そうでなければ私たちは「不幸な先進国」という絶望から永遠に抜け出すことはできないだろう。
//ハンギョレ新聞社

朴露子(パク・ノジャ、Vladimir Tikhonov) ノルウェー、オスロ国立大学教授・韓国学 (お問い合わせ)




自民大物議員が不出馬へ 背景に二階氏の影響力低下 衆院解散 事実上の選挙戦へ

2021-10-14 17:21:06 | 日記
自民大物議員が不出馬へ 背景に二階氏の影響力低下 衆院解散 事実上の選挙戦へ

FNNプライムオンライン
 2021/10/14
14日午後1時ごろから開かれた、衆議院本会議。
衆議院が解散され、事実上の選挙戦に突入した。
14日、本会議場に姿を見せなかった自民党現職の大物議員。
公認争いにやぶれ、引退の意向を固めたことがわかった。
当選10回を数える、河村建夫元官房長官(78)。
原則、現職優先のはずの公認争いで、なぜ、河村氏がやぶれたのか。
それは、5年にわたって“陰の総理”として、党内で絶大な力をふるったあの剛腕幹事長の事実上の失脚だった。
次の選挙に出馬せず、引退の意向を固めたことが明らかになった二階派の幹部・河村建夫元官房長官。
河村氏の選挙区、山口3区をめぐっては2021年7月、当時、参議院議員だった岸田派の幹部・林芳正元文科相が、“くら替え出馬”を表明。
これに対し、河村氏は「どなたがお出になろうと議席を死守する」と述べた。
その河村氏が所属する派閥の会長が、当時の二階幹事長。
二階氏は2020年10月、自ら河村氏の地元に乗り込み、「“売られたれんか”という言葉があるが、挑戦に受けて立つと」と述べていた。
ところが、9月の総裁選で、事実上の“二階氏切り”を宣言した岸田氏が勝利したことで、立場が一転。
選挙を仕切る幹事長は、二階氏に代わり、麻生派の甘利氏に。
現職優先の原則に従わず、総裁派閥・岸田派で座長を務めている林氏を公認する考えを示した。
関係者によると、党本部は河村氏の後継として、秘書で長男の建一氏を比例代表で擁立することを提案。
河村氏もこれを受け入れ、政界を引退する意向を固めたという。
14日、河村氏の地元山口・萩市では...。
地元住民「さみしいと思う。残念です」、「世代交代も考えると、やむを得ない」
林氏が、自民党の公認候補となる山口3区には、立憲民主党の坂本史子氏も立候補を予定している。


韓国、「一大チャンス喪失」クアッド問題、米国はコリアを加盟させる意志なし「状況一変」

2021-10-14 15:07:06 | 日記
勝又壽良のワールドビュー
@oGxbAl74XtEQ0Fw
好評を頂いている「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。勝又壽良が日々の世界経済ニュースをより平易に、かつ鋭くタイムリーに解説します。中国、韓国、日本、米国など世界の経済時評を、時宜に合わせ取り上げます。

韓国、「一大チャンス喪失」クアッド問題、米国はコリアを加盟させる意志なし「状況一変」

2021年10月14日

米国はバイデン政権発足直後に、韓国をクアッド対話(日米豪印)へ参加するよう熱心に説得した。韓国は、中国に対する「畏怖」から参加を拒んだが、9月の「AUKUS」(米英豪)による軍事同盟発足で状況は一変。米国はもはや、韓国のクアッド加盟を必要ないという姿勢に変わったという。駐米韓国大使が、明らかにした。

韓国は、米中間で「バランス外交」を行うという夢のような話に執着してきた。こういう柄にもない外交感覚が破綻したと言うべきだろう。米中対決は深刻度を加えており、米同盟国は結束する必要性に迫られている。韓国は、この状況を知りつつ「洞が峠」を決め込むという、米国の同盟国にあるまじき姿勢を見せた。これは、一種の利敵行為でもある。米国は、こうした韓国と距離を置く姿勢に変わってきた。

『朝鮮日報』(10月14日付)は、「駐米韓国大使『クアッド4か国は加盟国拡大の考えない』」と題する記事を掲載した。

イ・スヒョク駐米韓国大使は13日(現地時間)、米ワシントンの韓国大使館で開催された国会外交統一委員会の国政監査で「クアッドは当分の間は参加国を増やす考えがないことを確認した」と答弁した。これは保守系野党・国民の力の朴振(パク・チン)議員が「韓国政府は米国から、米国・日本・オーストラリア・インドの4カ国連合体『クアッド(Quad)』への参加について公式・非公式に提案を受けたことはあるのか」との質問に答えたもの。イ大使は「韓国がクアッドに参加するかどうかという問題は『餅を与える側の人間は与えるつもりなどないのに(捕らぬたぬきの皮算用に相当)』ということわざが当てはまりそうだ」との見方も示した。

(1)「クアッドはインド・太平洋地域で高まる中国の影響力に対抗する安全保障協力体だ。「中国との競争に集中」をアフガニスタン撤収の大義名分としているバイデン大統領が特に強硬な姿勢を示している。韓国は現時点でクアッドには参加していない。イ大使は「米国政府高官からクアッドに関する説明を随時受けている」としながらも、「ただし、クアッドに入る問題はわが国が希望したから実現するわけではなく、クアッド側との合意が必要な問題だ」と説明した。イ大使は先月、ワシントンで開催されたクアッド首脳会議について「米国から会議の内容について説明を受けた」とした上で、「クアッドは(会議で)当分の間、規模を拡大しない方向(で意見交換したこと)を確認した」と述べた」

下線部は、重要な指摘である。米国の国務長官と国防長官が3月、わざわざ訪韓してクアッド参加を呼びかけた経緯がある。そのとき、韓国は曖昧な姿勢を取り「参加する」ポーズだけで確証を与えなかった。こういう狡猾外交が、米国を半ば怒らせて「AUKUS」というより強力な軍事同盟を結成し、韓国へ「三行半」を突付けたようなものだ。

米国はその後、韓国の提案する南北問題について否定的姿勢を見せている。韓国は、日本の対しても身勝手な姿勢だが、米国にも同様な態度を取っている。韓国は、日米から信頼を失った形だ。韓国をクアッドへ加盟させないという決定の裏には、日本の意思が反映していると見る。日本は、韓国軍の中朝接近姿勢を熟知しているので、情報漏洩面で危険視しされているのであろう。

(2)「朴議員が、「韓国は(将来的に)クアッドに参加すべきと考えるか」と質問すると、イ大使は「現時点では技術、気候、公共保健の三つの分野で個別に(クアッドに)参加する必要性があれば参加できると考えている」と答弁した。これは「クアッドそれ自体に参加するよりも、クアッドの外から個別の分野ごとに協力する」という意味で、「中国けん制」というクアッドの性格から「参加問題については中国を意識している」との見方が大勢を占めている」

韓国は、ここまで中国を過大視しているが、経済的には不動産バブル崩壊で行き詰まり濃厚である。中国の実態を全く分析しようとせず、「戦狼外交」で圧迫されている。朝鮮李朝と全く同じで、外交感覚がゼロである。
3)「イ大使はさらに、「韓国のクアッド参加に関する問題は『餅を与える側の人間(クアッド側)はそんなこと考えてもいないのに』ということわざが当てはまりそうだ」「クアッドに参加しようと積極的に関心を示す他の国があることも知っている。しかし、クアッドは範囲を広げる考えはないようだ。そのため参加を巡る議論は時期尚早ではないか」との考えも示した」

このパラグラフは、米国の韓国に対する姿勢が明らかに変わったことを示している。米国は、韓国をクアッドに迎える気持ちがないのに、韓国が加わりたいと言っても無駄と指摘しているのだ。情勢は100%変わってしまった。

(4)「これに対して朴議員は、「韓国の外交は消極的な考え方から脱皮すべきだ」と指摘し、「インド・太平洋時代が本格的に始まろうとしているのに、韓国は今も東北アジア地域から抜け出せない。『餅を与える側の人間はそんなことを考えてもいない』という消極的な考え方から抜け出すべきではないのか」と反論した。朴議員は、「もし今後も消極的な姿勢を変えないのであれば、最大の国益を手にするチャンスを逃してしまうだろう」とも指摘した」

韓国は、地理的に「半島」であるので国際情勢の激変が読めないのだろう。中国大陸に付属したような立地だけに、海洋国家の日米英豪のような先を見抜く力に欠けている。李朝末期と全く同じであることに驚くほかない。外交的に進歩のない国である。

3)「イ大使はさらに、「韓国のクアッド参加に関する問題は『餅を与える側の人間(クアッド側)はそんなこと考えてもいないのに』ということわざが当てはまりそうだ」「クアッドに参加しようと積極的に関心を示す他の国があることも知っている。しかし、クアッドは範囲を広げる考えはないようだ。そのため参加を巡る議論は時期尚早ではないか」との考えも示した」

このパラグラフは、米国の韓国に対する姿勢が明らかに変わったことを示している。米国は、韓国をクアッドに迎える気持ちがないのに、韓国が加わりたいと言っても無駄と指摘しているのだ。情勢は100%変わってしまった。

(4)「これに対して朴議員は、「韓国の外交は消極的な考え方から脱皮すべきだ」と指摘し、「インド・太平洋時代が本格的に始まろうとしているのに、韓国は今も東北アジア地域から抜け出せない。『餅を与える側の人間はそんなことを考えてもいない』という消極的な考え方から抜け出すべきではないのか」と反論した。朴議員は、「もし今後も消極的な姿勢を変えないのであれば、最大の国益を手にするチャンスを逃してしまうだろう」とも指摘した」

韓国は、地理的に「半島」であるので国際情勢の激変が読めないのだろう。中国大陸に付属したような立地だけに、海洋国家の日米英豪のような先を見抜く力に欠けている。李朝末期と全く同じであることに驚くほかない。外交的に進歩のない国である。