ハタハタの1歩~側わん症とともに~

ハタハタのきまぐれな日記です!
側わん症とともにに生きてます!

生きるってすばらしい!

2007-03-28 21:46:56 | 側わん症関連
今たまたま世界仰天ニュースを見ていた。
そこで白血病と戦う少女が放送されていた。
これを見て思ったことをどうしても書きたかったのでここで書こうと思う!

これを見て
生きるってすごいことだって思った
なんなのかな。
手術してから生きることについて考え直したというか
生命力がすごいと思ったというか。
とにかくさぁ、簡単に命は無駄にできない
いや、無駄にしてはいけないと思った
8歳という若さで命を絶たなければいけなかった少女。
でも決して白血病から現実逃避しようとはしていない。
生きようとしている

生きているって幸せ
そう思ってこれから先生活していかないといけないなって感じた。
これからいろいろな困難に立ち向かわなければいけない。
でも、それで苦しんでいるとき
この少女のこと、自分の手術のことを
思い出そうと思う

こういうの見るとほんまに考えさせられるわ。
でも、これも手術しないとこんな思いまでは到達していないと思う。
生きるってすばらしい
本当にそう思えたのも、手術したからだと思う。
この経験を大事にしたいな

少しずつ・・・part8手術当日

2007-03-28 10:16:02 | 側わん症関連
昨日はけっこう歩いたせいかしらないけど
起床が8時半(汗
睡眠時間9時間だし。
それでも眠いっていう・・・そろそろやばいな。


で、今回は手術当日。
この日は起床6時すぎ。
前の夜はいびきのオンパレードで眠れない・・・
確かに次の日手術っていうこともあったかもしれないが
それでもやっぱりいびきが眠れない一番の理由だったと思うけど。
睡眠薬ももらわなかったし。
そして前の日飲んだ下剤は効果あり。
朝すっきりだった。
そして、いつもどおりラジオ体操。
休憩室から見る景色もラジオ体操も最後かななんて思うと
寂しくなってくる。
まだ、どこかで手術=死 と考えていたんだろう。
動かせる体を存分に動かして部屋に戻る。
点滴が始まるから。

点滴をしていると親が来た。
親と話しながら、親はおれの気持ちを落ち着かせるために
たわいのない話をしてくれているんだなと思った。
ありがたいなって思った。

そして、いよいよ手術の時間がせまってくる。
覚悟は決めてある。
先生たちに任せるしかない。
おれは生きるっていう意志を持ち続けるだけだ。
主治医の先生が来て、
ベッドに横になったまま手術室へと向かう。
親も手術室の手前まで付き添ってくれた。
心配しなくていいから数独でもしておいてと伝えた。
手術室に入る前に親に力をもらった。
手を握ってもらった。
おれは絶対成功させて帰ってくるから!!そう誓った。

そして手術室に入る。
もう嫌な気持ちもふっとんだ。
おれは生きる!!そう思っていた。
手術室に入って思ったこと。
うぁ~本物やん(笑)
あのでかでかとしたライト。
手術担当の看護師さんにそういうと笑っていた。
とりあえずよろしくお願いしますといい、
看護師さんと談笑。
で、おれの担当の看護研修生の子もいた。
握手かなんかした覚えがあるけど、
そっからはすっと眠ってしまって記憶がない・・・

実は、その間父の姉とその夫が心配して祈ってくれていたらしい。
おれって幸せ者やな。
後で思った。

で、10時間近くの手術が終わって戻ってきた。
しかし、おれの記憶にあるのはだいぶ後から。
麻酔が切れて酸素マスクがあるし、管ばっかりやし・・・
体が熱いし、少しでも動かそうとすると痛い・・・
母が心配して一泊してくれるらしくて母がいた。
でも、おれって生きてる
やったーって感じやった。
なんかそれだけで幸せやった。
これから苦労が待っていることも知らずに
ただ、”生きている”それだけでほんま幸せやった。

そんな手術当日だった。